好天が続いています。野山に咲く花々からも、夏の閉幕と初秋の開幕の雰囲気が漂い始めて来
ました。家から近い野山をぶらっと散策、目に止まった野花や木の実などです。
道沿いの草むらで、ツリフネソウ(釣船草)がユニークな形をした花を咲かせています。やや
湿り気があるところを好む植物です。細い茎を伸ばした先端に 花を付けた様子が、帆掛船を吊り
下げたように見える事が草名の由来。
初夏の頃に清楚な花を咲かせていた朴の木が、一見、フルーツを彷彿させる独創的な種を実ら
せました。
今年は山葡萄の生り年、どの蔓も実をたわわに付けています。つい先日まで、薄緑色の実は
ブドウ色に・・・。
下の画像はコクワ。間もなくして実が熟すと梨のように色付きます。摘み取る時期は、季節
が進み霜が降りる頃が最適です。
ネバリギクが花を咲かせ始めました。花びらの枚数は多く、花色のバリエーションも豊富な
野菊です。当地では、ネバリギクの花が咲き始めますと秋はすぐそこまで・・・。