愛しの蓋物

ながらくブログが更新できなくて大変申し訳ありません。　

芸能ニュースから目が離せなかったこの数週間でした。　薬物はこわい。私はあの女優さんの出ていたファミリー・バンのCMシリーズが大好きだったのでとても残念。　タレントとしての輝かしいキャリア、社会的地位、子供から得る尊敬や愛情。すべてを失ってでも欲しい、という気持ちにさせてしまうのでしょうか、本当に薬物依存は恐ろしいと実感。

何より一番気の毒なのが、彼女の子供さん。　今とてもとても傷ついているのでは、と胸が痛みます。

さて、夏休みももうすぐおしまい。けに坊はほとんど毎日弁当持参で学童保育に通っていたので、規則正しい夏休みでした。　で、学童保育から帰ってくるのが夕方。ママが帰ってくるまで、しばし一人でお留守番です。　

彼の帰宅後一番のお楽しみが、『本日のおやつ』。玄関上がって、まず食卓に直行。おやつを確認するようです。食卓にはママのメモと一緒におやつがおいてあります。　ママがおやつを用意する上でとても悩ましいことがありました。　それは、クッキーやビスケット。　おやつをあげすぎると、ごはんが入らなくなるから、一枚か二枚程度お出ししたい。でも、朝お皿に出して出かけると、けに坊の口に入る頃には湿気(しけ)ってしまうのでお皿の上にラップをかけたりしていました。　うーん、何か「おもむき」が足りん。　悩んでたところに出会ったのが、写真の蓋物。　

春に有田に行った折、蒲仙堂さんので見つけたものです。　大きさといい、けに坊のおやつ入れにぴったり。

なんて愛らしいんでしょう! 一目惚れしました。　　

けに坊の、「きょうのおやつ、なにかな～??」とちょっぴりわくわくしながら、このかわいいふたを開ける様子が目に浮かびます。　ふたを開けるまでおやつの中身はお楽しみ。　「どんな顔して開けてるかなあ」、と、この蓋ものにおやつを仕込んだ日は、いつもよりそわそわしながら家路を急ぐ私です。