まみぃ's Blog

器と料理が大好きなまみぃの日記

有田焼卸団地

2009-05-31 23:02:56 | Weblog
三つ子の魂は何とやらで、以前書いたとおり、いまでも気をつけないと、有田焼卸団地のことを、「有田・焼きおろし団地」又は、「焼きおろし団地」と言ってしまう私。 上有田の蒲仙堂さんでお買い物した後、バスで有田まで戻り、更にそこでバスを乗り換えて大渋滞の中更に40分近くかかって、有田焼・卸団地までたどりつくことが出来ました。 この日から高速道路の料金が全国一律千円になったせいか、それとも初日は毎回こんな感じなんでしょうか、陶器市会場のシャトルバスが大渋滞にあって移動に時間がかかります。 

これから有田陶器市に行きたいなあという方へ。
他の陶器市と有田が大きく違うのは、有田の陶器市は、上有田~有田間にあるお店巡りだけに終わらない点です。それだけにとどまらず、有田に点在しているその他の陶器市会場まで無料シャトルバスが6ルート出ています。だから一日かかっても全部回りきれないんですね。ちにみに、無料シャトルバスの乗り降り場はJR有田駅近く、佐賀銀行駅前支店にあります。最初はわからなくて、有田駅から卸団地までタクシーで行ってしまった私ですが、まず、有田についたら陶器市マップをゲットして、無料シャトルバスの時刻を頭に入れながら行動計画を微修正して、有田陶器市を満喫しましょう!

しかし、この人出と大渋滞は計算外でした。へろへろしながら何とか卸団地に到着。 お昼を食べていなかったので、ここに来ると必ず行くカフェレストランで昼食。 店内に今年発表された『匠の蔵』シリーズの器が展示されていたので、楽しい休憩になりました。究極のラーメン鉢とかこれまでに作られていましたが、今年は何と、カレー皿。 見ていてあるカレー皿に釘付け。 それは、『タージマハール』と名付けられた、砂漠か夕日をイメージしたような薄いオレンジ色のカレー皿。 どうも私はシルクロードにある国々のものに強く魅かれるようです。

団地内にある、賞美堂さんで以前から欲しかった基泉窯のお皿がゲットできました。 他の賞美堂さんの会場にはなかったものだったので、来てよかった~、と思わずガッツポーズ。 これが陶器市初日にお買い物した最後の戦利品です。 もっといろいろ見たかったけど、とても疲れてしまい、卸団地から有田まで戻って、宿泊先まで直行しました。 


蒲仙堂さん

2009-05-28 01:35:15 | Weblog

通勤の満員電車の中でマスクをしている人が日に日に減って来ています。 しかし、新型インフルエンザの影響で、いくつも会議が中止や延期になり、ばたばたしています。 

ああ忙しい。夜遅くにサンドイッチをほおばりながら残業した帰り路、ふと有田の楽しかった陶器市のことが思い出されます。と同時に、ああそういえば、旅行で散財した分のカード請求が来ていたっけ、という現実も。 お仕事頑張ろう(笑)

さて、そうた窯さんですてきな桜の柄のマグカップをゲットしたあとは、鷹巣瑞光堂さんへ。大好きな鷹巣瑞光堂さんの逸山窯の器。何か買いたい。でも、買いたいものがもうなーい! この三年間に自分好みの器を買い尽くしてしまった感が。 

鷹巣瑞光堂さんまで歩くと、もうほとんど上有田。よく歩いたなあ、有田からの道。3キロ近く歩いているのではと思うのです。 目指すは最終ゴールとしている、『蒲仙堂』さん。 昨年の5月のブログの戦利品として紹介させて頂きましたが、ここに来ると大好きな一夢窯さんや正邦窯さんの器に出会えるので、とてもとても楽しみにしていました。

 『蒲仙堂』さんのお店の中は、まるで、ギャラリーのよう。美しい焼きものがさりげなく陳列されています。お店の中でじーーっと座って、いつまでも、いつまでも、ゆっくりと焼き物を眺めて、たたずんでいたい、そんな気持ちにさせてくれる、器好きにはたまらなく居心地の良いお店です。焼きものとゆっくり対話ができるお店。 そんな蒲仙堂さんには、陶器市の喧騒がちょっと似合わない感じがします。しかし! すっごく素敵な有田焼がびっくりするお値段になっているっ!  

 「うそっ!」 「すっげー」 「はぁー、いい仕事~」などなど、唸ったりつぶやいたり。 お店の方隅で、はいつくばったりしながら棚の下段も探索する私。 むふふ、いいもの見つけたんですけど、まだ手元にございません。

今回蒲仙堂さんでの一番の大掘り出し物は、一夢さんの片口の小皿。いやー、ありますなぁ。私の大好きな山水の色絵! 手描きの勢いも感じる。 片口で使い勝手もいいし、最高です。 えー、うそぉ、こんなにお安くなってしまって、と小躍りしながらあるだけ4枚買い求めましたが、先日、だんなさんに一枚割られてしまいました(泣~) 

 

先日、しみじみとこのお皿をながめていて、気付いたことが。 昨年5月27日で紹介した一夢さんのマグカップにとてもよく馴染む。並べてみるとこんな感じ。

 

で、重ねてみると、こんな感じ。 

 

 

カップとソーサーみたいです。 

このマグは一個しかありません。どこかにもう一個ないかなぁ。 


そうた窯さんに出会う

2009-05-24 03:34:11 | Weblog
この一週間は新型インフルエンザで学校が休校になり大変でした。何が困ったかというと、学童保育もお休みになったこと。 けに坊は一週間近くじいちゃん宅で預かって頂きました。 じいちゃん、ばあちゃん、大変お世話になりました。 

さて、まだまだ続きます。有田陶器市のレポート。

辻与製陶所さんを過ぎると、トンバイベイ通りに入ります。この裏の散歩路はとても風情がある場所です。通り一本裏に入ると表の喧騒がうそのよう。しばし景観を楽しみながら休憩です。

次に鷹巣瑞光堂さんをのぞきに行こう、と目指して歩いていると、右手のテントに人だかりが。 
窯元さんのご出店のようです。 『そうた窯』とあります。 「なんか、聞いたことあるなあ。」と思い、のぞいてみることに。 すると、結構すてきな器がいっぱい。 中でも、桜の柄が気に入りました。 お皿を探してみたのですが、意外と自分が欲しい形やサイズのお皿が見当たらず、皿は諦めてこのマグカップを一つ、ゲットしました。 『菖蒲の隠者さん』のお店でさっき買った桜の碗といい、なんだか桜づいています。また一つ、自分好みの窯元さんと出会いました。後で調べるてみると、有田焼の窯元の中でも人気の窯元さんのようです。

辻与製陶所さん

2009-05-17 01:14:48 | Weblog
次に目指すは、辻与製陶所さん。有田陶器市に来るときは必ずチェックしています。ここに来ると買い足すことにしている『与山窯』さんの色絵の器。今回はお目当てのものがなくて残念でした。 

我が家の12月に一番活躍するのが、与山さんのこの柄↓



大好きです。初めてこのお皿を見つけたときはとても感動しました。

うっとりするお茶碗

2009-05-13 01:58:51 | カップ
皿山通りに構えている老舗のお店を探索し、札の辻交差点まで来ました。 深川製磁の本店があることもあり大変な賑わい。 目指すはネットショップ『菖蒲の隠者』さんのアンテナショップ。 隠者さまのサイトでは、商品や窯元さんについての背景説明が大変豊富なので、楽しく学んで楽しくお買い物ができます。

昨年同様一夢窯さんの掘り出しものをあてにしていたのですが、残念ながら今回ご縁がありませんでした。

しかし、以前から隠者さまのウェブサイトで販売されていて気になっていた、大拓窯さんの桜の『美形朴仙茶碗』をゲットしました!  商品紹介のネット画像上でも、ツルピカで上品なフォルムにうっとりしていましたが、実物はもっとすごい。 
ぷっくり、つるんつるん。ゆで玉子のようだけど持ちやすい。高台がとても良いアクセント。帰って来てさっそく小鉢にお茶用にと使っています。6客購入しました。 パーティーや食事会の最後に、ちょこっと甘味の白玉しるこや抹茶アイスを酔い覚ましに出したりするのですが、このような、和のデザートに合う、『ちょこっと器』を永らく探しておりました。桜の花の絵がとても素敵です。

モダンの波が有田にも。。。

2009-05-12 01:03:47 | Weblog
五区楽商店街をひたすら歩いて行きます。 それにしても、すごい人、人、人。 賞美堂本店さんが見えてきました。 ここまでくれば一安心。私の有田陶器市のまわり方では、いつもここが折り返し地点です。店内は古伊万里調や染錦など、私好みの基泉窯さんの器が山積み。 

また、一階には基泉窯さんの美しいコーヒーカップを自分で選べてコーヒーが飲める喫茶コーナーがあります。
私の有田陶器市毎回の楽しみが、素敵なカップでここでコーヒー飲んで休憩することなんです。
また、ここの喫茶コーナーでは、地元の高校生の生徒さんがお手伝いしています。学生さんが一生懸命コーヒー入れたり接客している姿はなかなか微笑ましいです。 

わくわくしながら店内中に入ったのですが、ちょっとびっくりしたことが。 
モダニズム? あれぇ、基泉さん、ずいぶんモダンな器をプロデュースしておられます。 えー、カレーの器!? どれも素敵なんですが、ちょっと私の好みではないなあ。。 探していた春秋紋の銘々皿もなくて、何もお目当て品をゲットすることは出来ませんでした。 

さて、賞美堂さんの喫茶コーナーで休憩した後、五区楽商店街から赤絵町の皿山通りへ移動。赤絵町の地図は、やはりセラミックで出来ています。 素敵なので写真を撮ることに。



ここからは一層、老舗どころが軒を連ねています。 

香蘭社前は人だかりが出来ていました。
警備本部も近くにあるので、アナウンスもよく聞こえます。 「伊万里からお越しの○○さま、伊万里からお越しの○○さま、ご主人さまがXXの駐車場でお待ちです。」この種のアナウンスをよく耳にしました。そのたびに、
「あら~、いいだんなさんじゃないのぉ~。」 「だんなが待ってるわよぉ。~」とか、前を歩いている年配のご婦人方が「ツッコミ」を入れたりします。聞こえて爆笑しそうになりました。 



楽しいお祭りのひとときです。

有田陶器市での掘り出し物(2)

2009-05-10 21:35:56 | Weblog
JRの踏切を越えたあたりから、屋台からのおいしい食べ物のにおいがします。 うな重屋さんからかば焼きの香ばしいにおい。 もーたまりません。 五区楽商店街の通りをさらに進みます。
どこのお店で購入したか全く覚えていないのですが(テントで出店しているお店は本当に記憶が薄れがち。)五区楽商店街付近で、こんなかわいい掘り出しものを見つけました。
バナナの箸置きです。 「こんなの見たことないですね。」と言うと、「新作なんですよ」とお店の方。

陶器市の掘り出し物

2009-05-08 00:45:25 | 箸置き
さて、西肥堂本店さんを出たあと、上有田方面目指して歩いて行きます。 
楽しいなあ、右を向いても、左を向いても、焼きものだらけ~。

これまで、上有田から有田に下ってくるルートを取っていたため、有田に辿り着く頃には財布は軽いし疲れてへとへとなため、有田周辺のテントで臨時出店しているところは素通りしていました。
今回は有田から出発です。みなぎる体力と気力で有田駅付近の大小いかなるお店も丹念に回って順調に上ります。

JRの踏み切りを超えるまでの間に、超レアな箸置きを見つけました。
そう、かっぱの箸置きです! しかも山積みでバラ売りされている箸置きの中で、かっぱの箸置きといえば、この2個しか見当たりません。
かっぱ好きな私。一目見つけて、つかんで離しませんでした。

窯元等詳細一切不明、肥前の焼きものかどうかも不明ですが、
いやー、これを見つけただけでも初日に有田に来た甲斐がありました。

桜の絵柄に魅かれる

2009-05-05 20:09:59 | Weblog
今回は与山さんの器とご縁がありませんでしたが、西肥堂風花さんオリジナルの「しずく皿」を二枚、
ゲットしました。 ずーっと、西肥堂さんの通販サイトで気になっていたシリーズです。 インターネットでチェックしていたときは、他の絵柄を気に入っていましたが、実店舗におじゃまして器を実際に手にしてみると、また異なる印象を持ちました。 さんざん迷って選んだのが、この二色桜の絵柄です。 洋食器にないあたたかみあふれる形。 春用に。