マイミクの方で、中学生のお子さんが
「勉強をやる気にさせる方法はないでしょうか?」
っていう質問がありました。
「そんな方法があったら、教えてほしい」っていう人も多いだろうなーって思いますので、少し書いてみたいと思います。
まず、今まで日記で、いろいろと幼少時期のお子さんの育て方のヒントを述べてきました。
重要な点は、環境を整えること。親が努力をすること。親が手本を示すことができるようにすること、、、、、。
等々いろいろありましたが、それを実行して、お子さんがクラスでトップクラスになった場合は、「やる気の出る方法」などを実行しなくても自分から勉強するようになります。
周りの友達や先生から「○○君は勉強ができる」って思われてたら、そう思われていることで、いい気分となり、(成績が下がるとそう思ってもらえないので)自然と頑張るようになります。
(そうなると親は楽なので、みんなのお子さんが、そういう風になったらいいなーと思って、アドバイスをしてるつもりなんですが、、)
もう、お亡くなりになりましたが、100ます計算などで有名だった岸本裕史氏とお話しする機会がありました。
岸本さんは、その時、「自分の子どもがクラスで1番を取ってる人だけは子どもをけなしてもかまわない」
「その子は、自分ができることを知っているから、けなされてもそれを発憤材料として頑張ることができる」
「しかし、1番でない子に、同じようにすると、『どうせ俺はできないよ』って、ふてくされてしなくなる」
っていわれてましたね。
まあ、そのように、自然と成績が上がるように、幼い頃から育ててあげられればいいですが、、「いいことは分かるけど、昔はそんな話聞いてないから、うちの子はそこまでいってないのよ」っていわれる人もいると思います。
では、そんな子は、どういえばやる気を出してくれるのか。
ということですが、、、。
僕は、中学生くらいになっている子どもさんには、「どうして勉強しないといけないか」を納得させてあげることが大事だと思っています。
例えば、お子さんから、こんなこと言われたことはないでしょうか?
子:「お母さん。僕、今学校で√ を習っているんだけど、お母さん、大人になって使ったことある?」
母:「(ウッ、痛いところをついてくるわね)、、、、ないわ」
子:「じゃ、何で使わないのに勉強しなきゃならないの、、。何で?何で?」っていわれたときに、さあ、どう答えるか?
たいていのお母さんは
「高校入試で出るからしなきゃいけないのよ」って答えると思います。
しかし、「じゃ、中学卒業して、すぐ就職する人は、勉強しなくていいの?」と言ってくる子がいるんですね。
たいていのお母さんはここで、いう言葉がなくて「もー、うるさいわね。しなきゃいけないことになってるから、しなきゃいけないのよ!!」とか「うるさいわね。子どもは言われたとおりに勉強しておけばいいの」なんて言うと思います。
しかし、それでは子どもは何で勉強しないといけないか、納得できないので、やる気が起きないですね。
√だけではありません。連立方程式を使って、買い物や家計簿を計算する人はいませんね。
仕事で使っている人は別として、理科の化学式だって、使って生活してる人はほとんどいないでしょう。
「使わないなら、しなくてもいいじゃない」
「こんなの、むだじゃん」って言われたとき、さあ、どう説得的に話ができるか。
僕は、仕事柄、いろんないい方を子どもたちにします。
「使わないのになぜ勉強しないといけないのか?」
書こうと思ってましたが、長くなったので、その話は次回にまわします。
ごめんなさい。
また、2,3日後に書きますから。
さあ、じゅくちょうは、子どもたちにどういっているのか。
お楽しみに、、。