粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

暴風雪のコブ入門

2010年02月09日 | 09~10シーズン

2月6日の万座は、暴風雪でした。

朝8時30分頃に万座に到着するも、ハウスユキまで数百メートルのところで雪が深く
て車が登れなくなってしまい、スキー場の駐車場まで戻って、そこに駐車。
車の中でスキーウエアに着替え、梶伸之先生の『コブに入門』の受付をするためス
キーセンタへ行くと、なじみのHさんから「新雪入門ですね。」と言われ、私は「?」。
どうやら、前日に折角作ったコブが、雪ですっかり埋もれたようです。


ゲレンデは暴風、雪はガンガン、気温はギンギンの極寒。そんな中でレッスンを開始。

リフトに乗るも、途中で何回も止まります。リフトに一本乗っただけで、風が比較的弱
いところへ移動して、滑っては自分の足で登りを繰り返し。そのうちにリフトが完全に
止まり、スキー場はクローズ。レッスンも午前中だけで中止に。


スキー場の駐車場からハウスユキに車で向かうも、途中で前が全く見えなくなるほどの
雪が降り、レッスンを一緒に受けたI様に車の前を歩いて先導していただき、やっとの思
いでハウスユキに到着。

午後のレッスンは、ハウスユキでリッチー・ベルガーなどのDVDを見ながら座学。
当日の朝3時に起きて車を運転して来たため、残念ながらビデオの半分は記憶がなく、
眠りこけていたようです。

ミーティングが終わり、温泉に行こうと出かけましたが、少し歩いたところで暴風雪で前が
見えなくなり、ハウスユキに引き返して温泉は断念。こんな経験は初めてです。
これまでの万座で味わう最高レベルの暴風雪ですが、事務長が言うには「昔はこんな
の、当たり前だったのよ。」と、平気な様子。肝っ玉事務長でした。

この日はハウスユキの玄関の扉を開くと、雪の回廊になっていました。
 

7日の朝、部屋の中まで聞こえる風の音は、前日と同じ。でも、心なしか降雪は弱まって
いるよう。


ゲレンデに出ると、驚くほど雪にも風にも負けないスキーヤーがたくさんいました。
梶先生は勿論のこと、我われ生徒も寒さに負けていません。
 


寒さ対策として、この方と私はスキーウエアの下にダウンウエアを着こんででいます。
6日、7日の寒さにも、身体は平気でした。


午前中は基本的な滑りを中心に、午後はコブ斜面でレッスン。

レッスンが終わる頃には、日が射すようになってきました。


余談です。
今、ブレーキ問題で話題のT社のハイブリッドに乗っています。万座に行く途中、長野原
付近でブレーキが一瞬効かなくなる体験をしました。「これかあー」という感じでした。ブレ
ーキペダルを踏んで、初めはブレーキが効いていましたが、途中で「すうー」という感じで
時間にして0.5秒もなかったでしょうか、ブレーキが効かなくなり、また、ブレーキが効き
始めるといった具合でした。
帰りは、アイスバーンの下りで数回も経験しました。分かっていても、カーブの手前では
ちょっとドキドキものでした。

コメント (2)
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