![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/9a/6a841ee679107a185fba1afc64e70262.jpg)
1人目、ロシアのアンドレイ・ヤロシンスキ。
彼の演奏ときは、1階の、2階席が被った後ろの方、左側の脇で、立ち見してました!蒸し暑かったデス・・・!
チケットの指定席はあったのだけど、右寄りだったから座る気なくて。
いつもは、1階席のチケットでも、2階へ入って聴けていたのに、今日は、「1階のチケットなら1階へ行って!」って!!
やだ~~立つから2階に行かせて~~~、と懇願してもだめで。
やっぱり今日は混み混みなの・・・?
ということで、最初の演奏の時はそんなとこへ。案の定、ここには音いっぱい響いてこない。。。
彼は、ミスが結構目立ったけれど、軽やかで綺麗な音を出したり、スマートな音楽で進んだり、とてもいいところもあった。ちょっとまとまりきってない、みたいな印象もありつつも、いい感じなところもありでした。
2人目、ドンミン。
ここから、2階へ入ることに成功☆
また好きな階段に座る。
コンツェルト、すごく良かった!
予選のときよりも、さらに豊かだと思った!
フレーズがとても大きくて、人間味のある演奏。
エネルギッシュで熱いけど、ショパンから外れていておかしい、って、そんなに気になる感じじゃなかった。音楽が大きかったから、バランスが良かったのかも。
和音もしっかりきれいに掴むし、技巧も安定しているし、音もよく調整されていて豊かで。
それから、弟ドンヒョクもそうだったけど、お兄さんも、オケと合わせる技術が、全体と比べてとても秀でている。
そこが目立った。
いよいよ最後、ラファウ・ブレハッチ
やっぱり彼は別格!全然違う世界。次元が別ランク。はっきりそう思った。
以前、今年3月に彼のコンツェルトを聴いたけれど、その時よりもさらに良かった!
あまり大きい音をバリっと出すタイプではない、ということだけ、聴くまで、ほんのちょっとだけひっかかっていたけれど、今日の響きの豊かさは、包容力があって、充実、ますます素敵だった。
しかも、構造がまたしっかりしている。もう書ききれないです。。
バスのバランス、高音の繊細さ、レガートの美しさ、リズム感、抑揚。
いろんな色があって、色んな密度があって、ぬくもりがあって、つやもあって。
もう、途中で、絶対一番だ!!と嬉しくなっちゃったくらい!
上質なものは、その存在自体に意味がある。そんな感じ。
自分がいいたいことを歌うんじゃない。
自分が作る歌じゃない。
そういうものを超越した、もっと大きいもの、自然の存在、意思。
それをそのまま表現しているような、普遍性を感じられるようなところがある。
奇跡みたい。
そして、美しい情景が、自然と思い浮かんでくるときがある。
ポーランド人って、自然が大好き。
物件を案内するとき、便利なショッピングセンター、と同じように、「近くに森がある!」とウリにするくらい。
ワルシャワも、東京とは比べ物にならないくらい、緑がたくさん。
郊外へ行けば、とてものどかな平原の景色が見られる。
ショパンが生まれたジェラゾヴァ・ヴォラもそう。
ポーランドの平らで広い広い地平線、素朴で、温かくて、穏やかなもの。
自由な風の表情や、穏やかな光の移ろい。
そういう中で育まれたもの、培われてきたもの。
真髄っていう言葉と結びつく。
ずっと聴いていたい。
私、全楽章終わらないうちに、自分が思わず拍手しちゃったらどうしよう・・って内心思ってた 笑。
心の中で感激しまくりだったから。
みんなもそうだったのね・・彼が弾き終えた途端、オケの後奏は完全無視して拍手!
もう嬉しくて笑ってしまった!
![](http://porannapieknosc.hp.infoseek.co.jp/s-0817 105.jpg)
私が好きな光景のひとつ
彼の演奏ときは、1階の、2階席が被った後ろの方、左側の脇で、立ち見してました!蒸し暑かったデス・・・!
チケットの指定席はあったのだけど、右寄りだったから座る気なくて。
いつもは、1階席のチケットでも、2階へ入って聴けていたのに、今日は、「1階のチケットなら1階へ行って!」って!!
やだ~~立つから2階に行かせて~~~、と懇願してもだめで。
やっぱり今日は混み混みなの・・・?
ということで、最初の演奏の時はそんなとこへ。案の定、ここには音いっぱい響いてこない。。。
彼は、ミスが結構目立ったけれど、軽やかで綺麗な音を出したり、スマートな音楽で進んだり、とてもいいところもあった。ちょっとまとまりきってない、みたいな印象もありつつも、いい感じなところもありでした。
2人目、ドンミン。
ここから、2階へ入ることに成功☆
また好きな階段に座る。
コンツェルト、すごく良かった!
予選のときよりも、さらに豊かだと思った!
フレーズがとても大きくて、人間味のある演奏。
エネルギッシュで熱いけど、ショパンから外れていておかしい、って、そんなに気になる感じじゃなかった。音楽が大きかったから、バランスが良かったのかも。
和音もしっかりきれいに掴むし、技巧も安定しているし、音もよく調整されていて豊かで。
それから、弟ドンヒョクもそうだったけど、お兄さんも、オケと合わせる技術が、全体と比べてとても秀でている。
そこが目立った。
いよいよ最後、ラファウ・ブレハッチ
やっぱり彼は別格!全然違う世界。次元が別ランク。はっきりそう思った。
以前、今年3月に彼のコンツェルトを聴いたけれど、その時よりもさらに良かった!
あまり大きい音をバリっと出すタイプではない、ということだけ、聴くまで、ほんのちょっとだけひっかかっていたけれど、今日の響きの豊かさは、包容力があって、充実、ますます素敵だった。
しかも、構造がまたしっかりしている。もう書ききれないです。。
バスのバランス、高音の繊細さ、レガートの美しさ、リズム感、抑揚。
いろんな色があって、色んな密度があって、ぬくもりがあって、つやもあって。
もう、途中で、絶対一番だ!!と嬉しくなっちゃったくらい!
上質なものは、その存在自体に意味がある。そんな感じ。
自分がいいたいことを歌うんじゃない。
自分が作る歌じゃない。
そういうものを超越した、もっと大きいもの、自然の存在、意思。
それをそのまま表現しているような、普遍性を感じられるようなところがある。
奇跡みたい。
そして、美しい情景が、自然と思い浮かんでくるときがある。
ポーランド人って、自然が大好き。
物件を案内するとき、便利なショッピングセンター、と同じように、「近くに森がある!」とウリにするくらい。
ワルシャワも、東京とは比べ物にならないくらい、緑がたくさん。
郊外へ行けば、とてものどかな平原の景色が見られる。
ショパンが生まれたジェラゾヴァ・ヴォラもそう。
ポーランドの平らで広い広い地平線、素朴で、温かくて、穏やかなもの。
自由な風の表情や、穏やかな光の移ろい。
そういう中で育まれたもの、培われてきたもの。
真髄っていう言葉と結びつく。
ずっと聴いていたい。
私、全楽章終わらないうちに、自分が思わず拍手しちゃったらどうしよう・・って内心思ってた 笑。
心の中で感激しまくりだったから。
みんなもそうだったのね・・彼が弾き終えた途端、オケの後奏は完全無視して拍手!
もう嬉しくて笑ってしまった!
![](http://porannapieknosc.hp.infoseek.co.jp/s-0817 105.jpg)
私が好きな光景のひとつ
日本人も2人入賞なんて大健闘ですね
そうだねー。5年に一度だから余計こんなにおっきんだね
いいコンクールであり続けてほしいね。
>ともみさん
是非いつか、ブレハッチの演奏聴いてみてくださいね☆
日本人2人にも、これから素敵な活動を続けてほしいね