雪雲が帯状に発生して北陸地方に流れ込んでるようだ。
その雪も今日一杯だ。
今日持ってきた本
堀川恵子 著 「原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年」2015年5月25日 刊
その年の開高健賞を受賞した本です、ずっと気になっていて積読の一番下から引っ張り出して来ました。
やっと読めます。読める心持ちになったのでしょうか。読めるタイミングになったのでしょうか。
学生の時、クラブの後輩に広島県海田町出身者がいて市内観光に連れ行って貰った。
後輩に何気なく「広島は日本で1番暗い所だ」と言ってしまったのを未だにひかかっている。
本より
「似島だけじゃない、まだまだ遺骨は広島の町のあちこちに埋まっとるんよ。供養塔だって外から見たら何もわからんじゃろう、あれと同じよ。最近じゃ、(原爆死没者)が20万人と簡単にいうけれど、20万人もの死体を集めてみんさい。言葉は軽やかに20万人というけれど、どれだけの山ができるか、考えてみんさい。その山があれば、少しは死者の気持ちも伝わるのかもしれんけれど、誰も想像もせんでしょう。あそこにいるのはみんな、殺された人たちなんよ。死んだんじゃない、殺されたんよ。あの日、どうして自分が魚のように積み重ねられ、油をかけられ、焼かれんといけんかったのか、分からんまま眠っておられんじゃから。」
良い一日を
追伸
ママへ、積読タワーの高さは低くなっています。
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