ざわざわな時期

同世代の同僚と仕事の合間に話していた
暇なので待機中の方が仕事してる時間より長い
ゆっくり話せる(笑)


振り返ると、ふと何度か
いつもの冷静な自分ならあんな判断や選択はしなかっただろうにと
むしろ正反対をしまってたり
今となっては理解できない思いこみで
その時は信念めいたものさえ抱いて、勘違いして突っ走ったとか
そんな事例があったように思えると

きっと人生には、そんなざわざわする時期があるのだと思うと話してくれた


そして私が今そのように見えると
彼女には映るらしい
「ほえ～・・・(＠。＠)そなん？」って返事したけども



以前のように笑って無い、しんどそうだからだそうだ


私から言わせれば
変えようとしてるからしんどいのは当然…なんだけども
しんどいですオーラをそんなに出してしまっていたのかと反省しつつ
彼女の語りに耳を傾けた



彼女はなかなか過酷な恋愛をしているように
一般的には映るものなのだけど
私は、もし私だったらと考えると
そもそも結婚の形式にさほど囚われない考え方を持つ人だったので
あまりそう感じてない


結婚は出来ないと分かりきっていて
彼女とそれをするための努力を彼は全く放棄して
今の現状のメリットを、正当化して彼女に語り

どうしようもなくうな垂れるように、諦めたように
それに従わざるを得ないといった様子で
「そうやねんて…」ってせつなそうな表情

全然納得行って無いけど
むしろ、理不尽な扱いにさえ感じる自分を押し殺して
それでも彼と居たいという気持ちが変われない自分


あぁ…彼女は自分より彼の方が大事なのだ
彼女の愛情の大きさを思った


そんなに自分を押し殺せるほど
全身全霊で恋愛を出来る人に出会えた人
愛したい自分を裏切れない彼女がとても美しく映り

理不尽だけど、少しうらやましかったりした



問題は
彼女は結婚して家庭に入り、子供を産みたい人であるという点だ


「子供は生涯産まないって決めるまで、きちんと検査にいっときや！
　私も昨日行って来たしな」と
私によく忠告して心配してくれる姉さんだ


きっと今の私の現状と、彼女の状態を
もし交換できたならば
きっともっと、彼女はしっくりいくのではないか・・・なんて絵空事を考えた


こんな人が結婚できずに
こんな私が結婚しようとしているなんて

彼女の方がよっぽど
いい奥さんで、良いお母さんになると思うから尚更だ


彼女に申し訳ないような気持ちになった
世の中なんだか不公平だとか思った


彼女に幸せになって欲しい
そう願った夜でした