・ぽっかぽか生活・別館

古都鎌倉在住。
母業とPTAと生涯学習。二児の母のつぶやき日記。
★(含)twitterつぶやき一覧+読書備忘録★

『オール1の落ちこぼれ、教師になる』

2012年03月25日 | 読書備忘録
宮本延春著

昨年秋の神奈川県PTA大会で講師に招かれた、宮本氏の本。
偶然図書館のYA(ヤングアダルト)棚で見つけて、借りた。
 
小中時代いじめられっ子だった氏は、学校という場所が苦痛だった。
なぜ学校へ行かなくてはならないのか、
なぜ勉強しなくてはいけないのか、
それがわからず、
中1最初の成績はオール1、卒業時の成績も美術と音楽が2であとは1。

ところが。
23歳の時アインシュタインに出会い、猛烈に物理学を学びたいと思った。
その時の氏は、九九は2の段まで、漢字は自分の名前が書けるだけ、英語はbookしかわからない。
国立大卒の彼女の助けも借り、小3のドリルからやり直し勉強は始まった。
 
寝る間も惜しんで勉強。
やがて夜間高校に入学。
高校の先生方をはじめまわりの多くの人たちに支えられて、27歳で難関の国立大物理学科に合格。
その後大学院にまで進み、物理学を学ぶが、
自分のような落ちこぼれの子どもたちに学ぶことの楽しさを教えたい…と、母校の教師になる。
 
こんな自伝と大学受験に向けてした勉強方法が書かれていた。
 
「スポーツをする時に準備運動が大切なように、
いつか何かを学びたいと思った時にすぐに手をつけられるよう基礎学力を積み上げておくことが大切」
これ、いただきです♪

学びたいと思った時がその人にとっての学びの旬。
自分に合った勉強方法を見つけた時に、伸びる。

何でもやらされるのではなく、やりたいと思った時とその気持ちを大切にしたいです。

『だいじょうぶ3組』

2012年01月26日 | 読書備忘録
乙武洋匡著

『五体不満足』の乙武さんが、ご自分の3年間の小学校教師経験を元に書き上げた小説。
今ご自身主演で映画を撮っていることをご自身のtwitterで知り、早速原作を借りました。
児童書なのであっという間に読了。
児童書は47にして読書人に戻れるチャンスかも。
うん、今年は児童書をたくさん読もう。
 
PTA役員や家庭教育専攻大学生をやっていると、気になるのはいつも子どもたちの心のこと。
ココロとカラダは結びついていて、それは何気ない行動にも表れる。
そのココロは周りの大人たち(特に親)に左右させられることも多い。

この本は親の知らない子どもたちの学校でのココロがよく描かれています。
断片を集めた感じで、少し物足りなさは感じましたが・・・。
 



『鎌倉謎とき散歩』

2011年11月28日 | 読書備忘録
古寺伝説編。史都のロマン編。湯元和夫著。
 
土曜日に大船駅ナカの書店店頭に平積みになっていた文庫本。
ついつい手が伸びて、買ってしまいました。

鎌倉に住んでいるのだから、鎌倉のことを知っておきたい。
とか、
来夏北米ホームスティに行く息子の知識のために。
とか、
とにかく知っておいて損することはない、と。
 
目次のみで、まだまったく読み進めてはおりませんが

『人生が輝く! 主婦のための手帳術』

2011年10月26日 | 読書備忘録
浅倉ユキ著

ホントに人生が輝いてきた!


手帳は、
・月間予定表と週間予定表の併用
・思いついたことは7.5×5.0の付箋に細分化して書き込む
・付箋は「いますぐやること」「やること」「やりたいこと」などに分類
・固定した予定のスキマ時間にこの付箋予定を組み込む
・終わったら付箋は捨てる → 達成感!

以上私がこの本から学んだこと。

私が月間予定表に週間予定表を併用することに気づいたのは、PTA役員になった平成21年春のこと。
週間予定表をバーチカルタイプにしたのは22年(昨年)のこと。
でも使い込めてなかった。済んだことを時間軸に書いたり・・・。


今日もドラマをだらだら観てて終わっちゃった。やること何もできてないうちに夕ごはんの仕度の時間だ。

・・・から

これもやった、あれもやれた、ドラマも観た・・・すごいよ、私

・・・に変わりつつある。
粗相をしてくれる息子や娘の言動に笑えたり、見て見ぬふりできたり。
人生、というか、まずは私のココロの健康がどんどん良くなってくる感じ。
 

ありがとうね、あな吉さん!


『緑の丘と羊のナラカン-わくわくオーストラリア滞在記-』

2011年05月23日 | 読書備忘録
○○○○著。
 
定年後に日本文化を豪の子どもたちに伝えるためにオーストラリアに渡った逗子の女性の滞在記。
タイトルの「羊」に反応して、借りた。
 
26歳で初めて海外旅行に出かけた私。
心騒いで翌年退社し、日本語教師になるために勉強を始め、
三度目の検定試験に合格した。

しかしその当時バブルが崩壊し、日本に来ていた外国人が皆帰国、
国内で日本語教師の需要がなくなってしまった。

残すは海外。
もし夫に出会うことなく31歳の春に結婚していなかったら、
今頃は海外で日本語教師をしていたかもしれない私。

この本を読んで、もう一度日本語教師にあこがれてしまった。
あれから15年、日本語教師の世界はどうなっているのだろうか?
下の娘が成人する10年後のことを考えて、
来年あたりからまたちょっとずつ勉強再開してみてもいいかも?


『西の魔女が死んだ』

2011年01月20日 | 読書備忘録
梨木香歩 新潮文庫

久しぶりに小説を読む。
お正月深夜枠でやってた映画を録り、見終わったので。
 
私は原作に忠実な映像化が好き。
この映画は、台詞までほんとに忠実に映画化されていて、大満足。
映画を観てから原作を読むと、
原作が薄っぺらく感じてしまい、失敗。
逆にすべきだった。
 
主人公・まいのその後の物語がついていたけど、
こちらは何が言いたかったのか、疑問。
でも、
『西の・・・』では不登校だったまいが、
転校先で友達と仲良く学校に通えているようで、安心した。