集合時間になったので、俺は指定された観覧エリアへ向かった。
イベントの開始まではまだ45分もあるが、主催者が45分前に集まれというのだから仕方ない。
会場はこんな感じで人がぎっしりだった。会場に入れずに、離れたところからフェンス越しに観てた人もけっこういた。
それにしてもいい天気になった。
きれいな青空が広がっていた。
それは良いことなのだが、観覧エリアに日陰がまったくないのだ。
45分間も直射日光の下で待たなくちゃならない…。
トヨタさん、それはないっしょ…と言いたい気分だ。
俺は一人で来てたし、あいにく暇つぶしになるようなグッズを持ち合わせてなかったので、仕方がない、体育座りで顔を伏せて寝てることにした。
(と言っても暑くて寝られなかったけど)
待つこと45分。
スピーカーからイベントの開始を告げるアナウンスが流された。
ここでサプライズが。
なんと進行役がフジテレビの塩原恒夫アナウンサー、解説が森脇基恭氏だった!
さすがフジテレビ、演出がこってるなぁ。
二人のやりとりを聞いてると、まるで今からここでF1お台場グランプリが始まるかのようでワクワクしてしまった。
最初にFTが走行した。
FTは、たしか解説で「1.6リッターで180馬力」とか言ってたな。
エンジン音は、改造したスポーツカーくらいの大きさの音だったので納得した。
次にF3が走った。
おっ、今度はなかなかいい音が出てる。
グォーーンとエンジン音を響かせ、目の前を軽快に駆けていくF3マシン。
マシンスペックはわからないが、F1未満であるにせよ、FTよりははるかに高出力のエンジンを積んでそうだ。
そして、いよいよF1の番になった。
先にマシンをドライブするのは小林可夢偉。
小林は、まずは慣らし運転とばかりに、アクセルをふかし気味にしながらゆっくりと走りすぎていった。
ふかし気味だから、ムダに馬鹿でかい爆音が鳴り響く。
すかさず森脇さんが「可夢偉うるさいよ!」とつっこみを入れていた(笑)
ちなみに、俺がいた観覧エリアは直線コースの端の辺りだったので、マシンが加速し始めるところと、減速したところしか観られない。
スピードに乗ったマシンが観られないと思うとちょっと残念。
しかし、向こうから駆けてきた小林のマシンがこっちに近づき、俺がいる辺りでシフトダウンする音が聞こえたときはうれしかった。
そのときのドッパーーン!!という破裂音は、これぞまさしくF1の音だと思った。
まるで耳元でクラッカーを鳴らされたかのような凄まじい破裂音。
鼓膜がビリビリきた。
周りの人もたまらず顔をゆがませていた。
小林は、こんどは本気の加速で楽しませてくれた。
俺がいる30メートルくらい後ろから加速を始める小林のマシン。
その加速の速さが凄い!
グオーーン、ブオーーン、ブフォーーンと、あっという間にシフトアップし、甲高いエキゾーストノートになっていく。
さすがに、俺のいる辺りを通過していくときのスピードはあまり速くなかったけど、それでも加速していくマシンの迫力に圧倒されてしまった。
なにかマシン全体からメラメラとオーラがみなぎっているかのようだった。
マンガチックな例えだけど、ほんとに異次元の加速としか言いようがないのだ。
こっちに近づいてきたと思ったら…
加速して、爆音とともにあっという間に走り過ぎていく小林のマシン!
速すぎてピントが合わなかった。
走行後にマシンを降りた小林は、森脇さんから「何速までシフトアップしたの?」と聞かれ、「6速まで上げました」と答えていた。
絶句した。
長さ200メートル足らずの直線コースで6速まで上げてしまうとは…。
おそらく最速220km/h程度は出ていたんじゃないだろうか、6速であれば。
恐ろしいまでの加速の速さだな…。
小林の後はグロックが同じように走った。
グロックもサービス精神たっぷりに、急加速、急減速を楽しませてくれた。
減速するグロックのマシン
シャッターを切るのがわずかに遅かった。ピントも合ってない。俺のコンパクトデジカメでは速い被写体を撮るのが難しい…。
走行後に感想を聞かれたグロックは、「コースがバンピーで、先週のシンガポールに似た路面状態だったよ。でも問題なく走れたよ」と答え場内の笑いを誘っていた。
走り終えた後のグロックと小林を、人の頭越しに撮影。人が多すぎて前のほうに近づけなかった。
いやー、めちゃめちゃ楽しいイベントだった!
来る前は、「狭い敷地でやるイベントだし、たいしてスピード出してくれないだろうから、あまり迫力ないかもなぁ」と思っていたが、いやいやまったく見当違いだった。
これほどまでF1の迫力を体感できるとは予想外だった。
森脇さんも言ってたけど、目の前のわずか数メートル先をマシンが駆け抜けていくからこそ、F1の凄さをダイレクトに味わえるんだろうな。
サーキットで観戦するのとは違った魅力があったと思う。
来週の日本グランプリが楽しみになってきた!
イベントの開始まではまだ45分もあるが、主催者が45分前に集まれというのだから仕方ない。
会場はこんな感じで人がぎっしりだった。会場に入れずに、離れたところからフェンス越しに観てた人もけっこういた。
それにしてもいい天気になった。
きれいな青空が広がっていた。
それは良いことなのだが、観覧エリアに日陰がまったくないのだ。
45分間も直射日光の下で待たなくちゃならない…。
トヨタさん、それはないっしょ…と言いたい気分だ。
俺は一人で来てたし、あいにく暇つぶしになるようなグッズを持ち合わせてなかったので、仕方がない、体育座りで顔を伏せて寝てることにした。
(と言っても暑くて寝られなかったけど)
待つこと45分。
スピーカーからイベントの開始を告げるアナウンスが流された。
ここでサプライズが。
なんと進行役がフジテレビの塩原恒夫アナウンサー、解説が森脇基恭氏だった!
さすがフジテレビ、演出がこってるなぁ。
二人のやりとりを聞いてると、まるで今からここでF1お台場グランプリが始まるかのようでワクワクしてしまった。
最初にFTが走行した。
FTは、たしか解説で「1.6リッターで180馬力」とか言ってたな。
エンジン音は、改造したスポーツカーくらいの大きさの音だったので納得した。
次にF3が走った。
おっ、今度はなかなかいい音が出てる。
グォーーンとエンジン音を響かせ、目の前を軽快に駆けていくF3マシン。
マシンスペックはわからないが、F1未満であるにせよ、FTよりははるかに高出力のエンジンを積んでそうだ。
そして、いよいよF1の番になった。
先にマシンをドライブするのは小林可夢偉。
小林は、まずは慣らし運転とばかりに、アクセルをふかし気味にしながらゆっくりと走りすぎていった。
ふかし気味だから、ムダに馬鹿でかい爆音が鳴り響く。
すかさず森脇さんが「可夢偉うるさいよ!」とつっこみを入れていた(笑)
ちなみに、俺がいた観覧エリアは直線コースの端の辺りだったので、マシンが加速し始めるところと、減速したところしか観られない。
スピードに乗ったマシンが観られないと思うとちょっと残念。
しかし、向こうから駆けてきた小林のマシンがこっちに近づき、俺がいる辺りでシフトダウンする音が聞こえたときはうれしかった。
そのときのドッパーーン!!という破裂音は、これぞまさしくF1の音だと思った。
まるで耳元でクラッカーを鳴らされたかのような凄まじい破裂音。
鼓膜がビリビリきた。
周りの人もたまらず顔をゆがませていた。
小林は、こんどは本気の加速で楽しませてくれた。
俺がいる30メートルくらい後ろから加速を始める小林のマシン。
その加速の速さが凄い!
グオーーン、ブオーーン、ブフォーーンと、あっという間にシフトアップし、甲高いエキゾーストノートになっていく。
さすがに、俺のいる辺りを通過していくときのスピードはあまり速くなかったけど、それでも加速していくマシンの迫力に圧倒されてしまった。
なにかマシン全体からメラメラとオーラがみなぎっているかのようだった。
マンガチックな例えだけど、ほんとに異次元の加速としか言いようがないのだ。
こっちに近づいてきたと思ったら…
加速して、爆音とともにあっという間に走り過ぎていく小林のマシン!
速すぎてピントが合わなかった。
走行後にマシンを降りた小林は、森脇さんから「何速までシフトアップしたの?」と聞かれ、「6速まで上げました」と答えていた。
絶句した。
長さ200メートル足らずの直線コースで6速まで上げてしまうとは…。
おそらく最速220km/h程度は出ていたんじゃないだろうか、6速であれば。
恐ろしいまでの加速の速さだな…。
小林の後はグロックが同じように走った。
グロックもサービス精神たっぷりに、急加速、急減速を楽しませてくれた。
減速するグロックのマシン
シャッターを切るのがわずかに遅かった。ピントも合ってない。俺のコンパクトデジカメでは速い被写体を撮るのが難しい…。
走行後に感想を聞かれたグロックは、「コースがバンピーで、先週のシンガポールに似た路面状態だったよ。でも問題なく走れたよ」と答え場内の笑いを誘っていた。
走り終えた後のグロックと小林を、人の頭越しに撮影。人が多すぎて前のほうに近づけなかった。
いやー、めちゃめちゃ楽しいイベントだった!
来る前は、「狭い敷地でやるイベントだし、たいしてスピード出してくれないだろうから、あまり迫力ないかもなぁ」と思っていたが、いやいやまったく見当違いだった。
これほどまでF1の迫力を体感できるとは予想外だった。
森脇さんも言ってたけど、目の前のわずか数メートル先をマシンが駆け抜けていくからこそ、F1の凄さをダイレクトに味わえるんだろうな。
サーキットで観戦するのとは違った魅力があったと思う。
来週の日本グランプリが楽しみになってきた!