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翌月の1日を表示させるのに便利なEOMONTH関数

2016年12月03日 | ExcelなどのPC...

EOMONTH関数は過去に1回、登場させて紹介させていますが、便利な関数なので、改めて別の有効的な使い方を紹介します。

今週は11月末締めの書類をエクセルデーターで作成された方も多かったと思います。

冒頭のサンプル画像のように、A列に年、B列に月を入力するエクセルファイルを思い浮かべて下さい。

この年と月の情報で、様々なことが出来ます。

そのような年と月の情報を活用して、次月の初日を自動的に計算させる関数が

=EOMONTH(VALUE(TEXT($A$3,0)&"/"&TEXT($B$3,0)),0)+1

です。

数値情報のA3セルの年とB3セルの月を TEXT関数 を使い、両者の間に / を入れて、2016/11 を作ります。

敢えて、一度、数値情報を文字情報に変えて、/ を挟んで、年月情報を作る ことが、一つのポイントです。

この文字情報を再び 数値情報 に戻します。

文字を数値に変換させる関数が VALUE関数 なので、これを使い、VALUE(TEXT($A$3,0)&"/"&TEXT($B$3,0)) を用いて、再び、数値情報に戻します。

EOMONTH(**,0) は、**が示す日付の情報の月末日を計算する関数なので、これに +1 (プラス1)することで、翌月の1日を計算させることが出来るので、最終的な関数式(関数式の最終形)が

=EOMONTH(VALUE(TEXT($A$3,0)&"/"&TEXT($B$3,0)),0)+1

となるのです。



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エクセル関数式003
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シリーズ
「エクセルの便利メモ」 Excelを極めるにはVLOOKUP関数を使ってはいけない
の他の記事(目次)は下記のURLとなります。

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