新・カメの菊五郎の独り言

多摩市在住のカメ育てに苦労中の普通の会社員。×1です。

多摩市議会議員の数

2010-10-01 21:13:53 | 多摩市
今日から10月、神無月。

最近、現職市議2名のブログで同じ内容の記事があったのでそれを元に私も記事を書いてみようと思う。
その2名の市議の名前と記事は、
 ・岩永ひさか市議の「議会・議員自身が身を削る=議会定数の削減・・・なのかどうか?!
 ・遠藤めい子市議の「議員は多いか、少ないか?
です。

どちらの記事も、「議員定数を2名削減して、4年間で一千万円の経費削減を」という陳情から話が始まります。
因みに、多摩市の市議会議員の定員は、「多摩市議会議員定数条例(条例第41号)」で決められていて、現在の定数は26。

さて、私の個人的な考えは以下です。
 ・今後の地方分権時代に耐えうる議会ではなければならない
よって
 ・安易な定数削減には反対
 ・質が今まで以上に問われる(反問権に反対しているような議員で務まるか?)
この2つを踏まえ、
 ・面積(21.08km^2)
 ・人口(147,648人:2010年9月1日現在)
 ・予算規模(H22年度当初予算額:一般会計:467億1,000万、特別会計:257億6,569万)
等を考慮して決めるべきだと考えている。

じゃあ、何人だと言われるとこれが困る。
乱暴な話だが例えば、
 ・人口1万人に一人議員がいればいいのなら、15人。5千人なら30人。
 ・予算100億円に一人議員がいれば、8人。50億円なら16人。
 ・1平方キロメート毎に議員がいれば、21人
となるが、やはり地方自治体が行う仕事が多くなればそれだけ精査しなければいけない事が増えるので人口や面積だけで決まるものでのないだろう。
ただ、上にあげた数字だけで考えると26人というのはいい線のような気がする。

まぁ、陳情は議員定数の削減がメインなんだろうけど、歳費総額が減ればいいのであれば、岩永市議の記事にある「役職加算」の廃止だけでも実施されれば多少は、陳情に答える事になると思うが、出来なかったそうだ。

市の職員給与の問題もあるので、何らかの対策は必要なんだろうけどやっぱり単純な議員定数削減には反対である。

ただ、これからは「議会だけに任せているだけで駄目だろう」という事で一人ひとりが地方自治に関わっていかなければならないのだろうな、きっと。

支離滅裂な話になったが、多摩市議会基本条例が平成22年9月8日に施行された訳だから何かが変わるはずなので今は、議員報酬を期限付きで減額して様子見でいいのではと思っている。

カメの菊五郎でした。