自作5月カレンダーにも、ちょいと書いておきましたが、先週我が家の息子は高校入学から1ヵ月半という短い間にもかかわらず「3日間の自宅謹慎処分」となりました。
学校から帰ってきて「あのさぁ・・・テスト中には机の中に何も入れないことという注意を守らずに、机の中に教科書とか入れっぱなしにしていたらさぁ、大変なことになって・・・先生から電話が来るけど、ごめん、やっちゃった・・・」と言う。
カンニングをしたのか?と聞くと、していないという。
まあ、息子はテスト中に教科書を広げて見るほどの度胸がないというか、そんなことができるほどの図太い神経の持ち主ではないため、それはないだろうと思っていた。
しかし、担任の先生から電話が来て、もそもそと言われたことは、次の朝、親子そろって8時15分までに学校に来いとのことであった。そこで処分が言い渡されるという。
で、次の日息子と共に、会議室のような部屋に通され、副校長、生徒指導の先生、担任の三人と顔合わせし、私も「起立!礼!」をさせられた?後、息子に尋問が始まり、カンニングはしていないという息子の言葉にも未だ疑っている副校長には正直腹が立ったが、言いつけを守らない息子も悪い。そして処分が言い渡されたというわけだ。
しかし、尋問の内容如何にかかわらず、すでに処分は決まっていたようだ。
まぁ、こちらとしては教育ママ的な言い方をすれば、「カンニングもしていないのに、その処分は厳しすぎるのではございませんこと?」とか、「何のためにテスト中監督している先生がいらっしゃるの?カンニングしたかどうか疑っているなら、その監督していた先生にもお尋ねしたいですわ」とか言いたいことも山ほどあるけど、息子には人の話をちゃんと聞かないという短所や落ち度があったため仕方が無いし、義務教育という守られた世界から先に進んだ息子にとってある意味勉強になったとは思う。
でもなぁ・・・今回、つくづく思ったことは、あくまで高校の教師ってやる気があるのかないのか良くわからないなぁってこと。
自宅謹慎中に、担任の先生が家庭訪問に来たのだが、自宅謹慎中の課題提出を義務付けられているものをちゃんとやっているかどうかのチェックだけだった。
息子が今、何を考えているのかなんてまったく興味がないようだった。
それに比べ、今回のことで息子の中学3年のときの担任に相談したら、「話したいから学校に来させてよ!」って言ってくれ、「卒業生なのにごめんね先生!」と言うと、「なに言ってるの!いつまでも俺の教え子なんだから」とまで言ってくれた。
そして、息子と面と向き合っていろいろ話をしてくれたらしい。
これは、やはり義務教育の中の先生だからか?
いや、違うだろうって思うのだが・・・
息子の入学した高校がそういう風潮なのかどうなのか、な~んかいまいち暗い感じがする。生徒に一生懸命なのかも良くわからない。
古い話にはなってしまうのかもしれないが、私の高校時代は先生が本当に親身だったように思う。
親が先生より強くなってしまったと言われる昨今ではあるけれど、もっと個々に一生懸命になってくれる高校教師はいないのだろうか。
もっと腹を割って話をしてくれるとか、あればいいのになって思いました。
息子よ!もう、人の話を聞かないということだけで、損することはするんじゃねぇ!
そんな息子・・・自宅謹慎が解けて1日だけ学校に登校するも、昨日今日と発熱のためお休み~!
明日はなんとか行けそうですが、いま流行の麻疹だったらさらに二週間お休みです(笑)
ま、親としては高校生活をEnjoyしてほしいと切に願うばかりです。
人の話は良く聞くものですな!がっはっは!