PIPELINE

コメントは全て非表示にさせていただいています。
お返事の必要な方は本文中にアドレスをお書きくださいませ。

東都1部2部入替戦・國學院大学vs日本大学 2回戦。

2008-11-11 00:47:30 | 野球観戦記
さよならゴルフ場。



秋季入替戦の2回戦です。
1回戦では、日大の守備の乱れに助けられた國學院が勝利をあげています。

日大の先発は、昨日も登板した十亀くん。

一方の國學院は、こちらも昨日リリーフで登板し
好投を見せてくれた、埜口くん。


3回表、國學院の攻撃。
この回の先頭打者、1番・伊藤くんが
フルカウントから四球で出塁。無死1塁。
2番・澤田くんがバントで送り、1死2塁。

3番・キミオくんが1-0からの2球目、
133㎞の変化球?に上手くバットを合わせ
右中間を大きく破る3塁打。

2塁走者の伊藤くんがホームを駆け抜け、國學院が1点先制

1死3塁。
続く4番・竹内くんも2-1と追い込まれながら
レフト横への大きな大きなタイムリー2塁打

3塁走者のキミオくんも生還し、國學院2点目。
スコアは2-0と、國學院が2点をリード

4回表、國學院の攻撃。
先頭打者の8番・辻くんにストレートの四球を出したところで、
日大先発の十亀くんは降板。
リリーフは、服部くん。

服部くんも昨日に続く連投なのですが、
疲れを感じさせない丁寧なピッチングで
無死1塁からの後続をピシャリと断ちます。

4回裏、2点を追う日大の攻撃。
ここまでの國學院先発P・埜口くんは、
ヒットや自身のエラーで毎回走者を許していたものの
バックの守備にも助けられ
走者を3塁まで進めることはありませんでした。
2番・縞田くんが初球をレフト前ヒット。無死1塁。
3番・赤嶺くんの打席の2-0から、1塁走者が2盗。無死2塁。
さらに打席の赤嶺くんは次の球をセンター前ヒット。
浅い当たりだったため2塁走者は3塁でストップ。無死1,3塁。
ここで國學院の竹田監督が一旦マウンドへ向かい、
少し間を取ります。

続く4番・村田くんは初球を叩き、センターフライ。

3塁走者がタッチアップし、ホームイン。

日大が1点返して、スコアは2-1。

5回裏、日大の攻撃。
2死後、9番・関口くんが2-0からセンター前ヒット。2死1塁。
ここで竹田監督は再びマウンドへ。
キャッチャー・清水くんを呼びしばらく話をした後、
主審に向かいピッチャー交代を告げます。
リリーフは、昨日先発した高橋くん。

1番・森岡くんに対して、0-1からの2球目で
1塁走者がスチール。
この試合、ここまで盗塁をふたつ許しているキャッチャー・清水くんが
2塁へ向かって矢のような送球

この牽制がバッチリ決まり、1塁走者は2塁でタッチアウト。
5回が終了し、スコアは2-1。

ここから試合は膠着します。
ただ、日大P・服部くんに完全に抑えられ
手も足も出ない國學院に対し、
日大は國學院P・高橋くんを打ちまくります。
しかし毎回走者を出すものの
國學院の守備の前になかなか走者を進めることが出来ませんでした。
8回裏には、2死1,3塁で打順が4番・村田くんという場面を迎えましたが
力み過ぎたのかキャッチャーへのファウルフライに倒れています。

國學院の1点リードのまま迎えた9回裏。
5番・泉田くんが1-1からホームランかというくらい大きなレフトへのフライ。
レフト・大石くんがフェンスにぶつかりながら捕球し、1死。
6番・大東くんも初球を引っ掛け、ショートゴロ。2死。
1部昇格まで、あとアウトひとつ
7番・島影くんはセカンド横へのゴロ。

しかし飛んだコースが幸いし、内野安打。2死1塁。
8番・田中くんの打席の初球で、1塁走者が2盗。2死2塁。
1球ボールを挟み、カウント1-1。
次の3球目。
130㎞の、おそらく変化球をフルスイング。

打球がグングン伸びていき…
伸びていき…
落ちた先は左中間の外野の芝生の上
2塁走者がホームイン。

ぐあ~、あと1アウトだったのに~
日大が9回裏2死から追いつき、スコアは2-2。
執念だね。

試合は延長に突入します。
國學院打線は相変わらず日大P・服部くんの前に手も足も出ず。
でも、9回あたりから服部くんの制球が乱れてきてる…
一方の日大は、土壇場で同点に追いついた勢いをそのまま維持してるカンジ。
事実、10回終了時点で両校のヒット数は
國學院が6安打だったのに対し
日大は10安打を記録していました。
しかも今日の日大は盗塁しまくり
前日の國學院の攻撃を見ているようでした。
日大に分がありそうだなあ。

11回表、國學院の攻撃。
代打・神谷くんが四球で出塁。
代走に鶴見くんが送られます。無死1塁。
8番・辻くんがバントで送り、1死2塁。

10回裏からマスクを被っている9番・柚木くんは
バウンドの大きなピッチャーゴロ。

マウンドの服部くんが打球に飛びつき、キャッチ。
飛び出していた3塁走者が三本間に挟まれます。
ちょこちょこと走り回りタッチをかいくぐる鶴見くん。
その隙に打者走者の柚木くんは2塁へ。
追い詰められた3塁走者・鶴見くんは
少しファウルゾーンへ膨らんでから3塁へ滑り込みます。
3塁塁審のジャッジは…セーフ。
この判定に対し日大・鈴木監督が
血相を変えてベンチを飛び出してきて、猛抗議。

鈴木監督の抗議は、そのジェスチャーから察するに
3塁走者の走塁に関するものでした。
なんだっけ、塁線から3フィート以上離れちゃいけないんだっけ?
かなり長い抗議の後、3塁塁審は3塁にいた鶴見くんに対して
アウトの宣告。
意気揚々とベンチに引き上げる鈴木監督。
すると今度は國學院・竹田監督が抗議。

この抗議も結構長くて、
ちゃんと見ていなかったのですが
おそらく両監督の抗議によって10~15分くらいは
試合が中断されていたのではないかと。
結局3塁走者の鶴見くんはアウトになり、2死2塁から試合再開。
アウトカウントや走者の生死よりも、
この中断が、果たしてどちらに有利に働くのかな?
1番・伊藤くんは敬遠で、2死1,2塁。
ここで打席に向かうのは、代打・原田くん。
なんか…久しぶりに見るなあ、原田くん
ファウルと見逃しで、あっという間にカウント2-0。
原田くんは、その次の球を力一杯振りぬきます。

打球はぐんぐん伸びて、右中間を破りフェンスまで達します
2塁走者の柚木くんがホームインし、逆転

さらに1塁走者の伊藤くんも生還し、國學院が2点勝ち越し。
スコアは4-2。
3塁走者には、代走の金沢くんが送られます。2死3塁。
勝ち越しを許してしまったことで、
日大P・服部くんは集中力が切れたのかもしれません。
続く3番・キミオくんもカウント1-1から
この日2本目となるセンターオーバーの3塁打。

3塁走者の金沢くんがホームを踏み
國學院のリードは3点に変わります。
ここで日大はピッチャー交代し、リリーフは野田くん。
4番・竹内くんを空振り三振に切って取ったものの、時既に遅し。

延長11回。
5-2で國學院の勝利でした。
國學院、1部復帰



いやもう、最後の最後までドキドキする試合でした
國學院は4回に服部くんが登板してきてから
完全に打線が押さえ込まれていたので、
よく延長に入ってから勢いを取り戻すことが出来たなあというカンジでした。
両監督の抗議による試合中断で、
3塁走者がアウトになってしまったショックを払拭できたのかな?
何はともあれ、来春からは大きい神宮球場での試合です。

日大は…服部くんのピッチングが良かったから
変え時が難しかったとは思うのですが、
9回、10回あたりは明らかなコントロールミスがあったので
もう少し早く交代しても良かったかな?という気がしました


國學院は、春季に2部最下位というドン底の状態からチームを立て直して
見事1部復帰を果たしました。
どの選手もすごくがんばっていたし、
自分のすべきことをしっかり意識して試合に臨んでいたと思うのですが、
やはり秋季を通じて一番頼もしかったのは、主将の竹内くん。

チャンスに強いという頼もしさだけではなく、
常に大声でチームを鼓舞し引っ張っていました。
この人の元気の良さが無かったら、
國學院は長いリーグ戦の途中で失速していたかも。
まさにチームの大黒柱、頼もしい大将でした。
1年間、お疲れ様でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。