
こんにちは
今年最後の たけのこ文庫 は、12月、第6回「相聞の杜」 最終回です。
相聞の杜は、聴くワークショップです。
昨年の冬に、私たちは「きくこと」について興味かわいていました。
私の場合は、私自身が「聴いてもらった」り「聴いてもらわなかった」り
したことから湧き上がってきた興味だったのだろうと思います。
では何かしましょうと言うことで3人で侃々諤々の末、聴くワークショップ「相聞の杜」
が生まれスタートしました。
15分間の「ただ話し、ただきいた」作品の音源と、それを紙に起こした逐語記録を通して参加者で
聴くとは・・・を検証していく内容です。
聴くとは・・・音を聞く・・・言葉を聞く・・・理解する・・・共感する・・・感じる・・・研ぎ澄ます・・・沿う・・・
聴くとは・・・言葉・・・気配・・・エネルギー・・・温度・・・場所・・・時間・・・
聴くとは・・・空気・・・自然・・・触感・・・
いったい何をどう聞いているのでしょうか。10人いれば10通り。
区切られて守られた15分間は、ただ必死で誠実で。
みんなで輪になってゆっくり開いていくと、それぞれに見える未知の景色が広がり。
「あ~、生きているということは、こんなに色んなものに寄り添われて、守られて、
きかれて、そして合作で作り出していってるんや~。」
なんてぞくぞくっとしたこともありました。
今月の始めのたけのこ円坐。
私は 初めて〈きき人〉の役割を頂きました。
よっしゃ聴くぞ!!と無意識に意気込み、やり方を必至で探す自分。
そうなると全く人の言葉が入ってこず、腰を抜かしそうでした。
まるで別の惑星の人たちが会話しているような、自分だけ言葉が理解できない子供で、
大人たちが とても大切な話をしている中にポツリと入ってしまったような。
きくってどういうことや???
ますますわからなくなりましたが、間違いなく私は、「きく人」がいたこの場に何度も救われてきました。
自分なりのそういう場所を夢見て、さらに形に囚われずに模索し続けてみたいと思います。
最終回「相聞の杜」は、年末も押し迫った12月26日です。
最後のケース作品は「まるちゃん」と「まゆこ」です。
御一緒できる時間を大切に指折り数えお待ちしております。
。。。青木まゆこ。。。
≪ 第5回 相聞の杜 ~ ミニカウンセリング ≫
◆ 日 時 : 2013年12月26日(木) 13時~16時
◇ 参加費 : 500円
◇ ウェブサイト : http://blog.goo.ne.jp/piccolo-freespace
◇ 相聞の杜 世話人 : 松岡弘子 ・ 青木麻由子 ・ 藤崎育子
◆ 場 所 : たけのこ文庫 (大阪府高槻市梶原1-5-13)
◇ 申 込 : piccolo-freespace@mail.goo.ne.jp 青木・松岡 080-3786-3037 松岡
◇ 主 催 : まざぁりぃふ http://pt-motherleaf.jugem.jp/
ありがとうございます。