岩手 北上市のピアノ教室「カンタービレ」 ♪音楽で心と生活に潤いを♪ 北上駅前です。 

お子様から一般の方まで。生徒さんの個性と目的にあわせて楽しくレッスン♪ピアノ教室と講師(&主婦)の音楽身辺ブログ。

バレンボイム「音楽の力」

2013-01-08 | 音楽家
"「音楽の力はふたつある。嫌なことを忘れさせる力、そして世界を理解させる力だ

by ダニエル・バレンボイム(指揮者・ピアニスト

今日の朝日新聞に一面を使ったインタビュー記事が。

尊敬する音楽家は皆音楽のことだけでなく、必ず世の中に対して何ができるかを考え実行しています。

バレンボイム氏、ブエノスアイレス生まれのロシア系ユダヤ人という生い立ち。イスラエルに移住。

平和、戦争について日常的に考える環境でしょう。

ロシア系ユダヤ人 ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾きの主人公」も。ユダヤ教を信仰というだけで迫害され強制移住まで


日本オケは滅多に振ってくれない超大物。現在はミラノ・スカラ座の音楽監督。

ピアノまで上手いのはずるい。モーツァルトピアノ作品全集、絶品です。

11歳でフルトベングラーに認められ…やはり神童だったのですね。


同じ面にエル・システマという音楽教育のことが。

ベネズエラではじまった無料の青少年クラシック音楽教育システム。

そこで育ったグスターボ・ドゥダメルは今世界的な人気指揮者に。

昨年NHK「地球イチバン」という番組でもやっていました。ほとんどが、大変な家庭環境の子供たち。

これが家か というような場所で、犯罪におびえながら暮らしていたりします。

それが、楽器を持ち合奏することで激変してゆく。音楽すごい。

教師による教え込みでなく、ある程度弾けたらすぐ合奏に参加させ、互いに教えあうことをとても尊重してました。


新聞記事の中で「私はいま、ほかのどの一般教育よりも音楽教育が大切だと考えています」とあり。

日本でも南相馬市で導入されました。(知る人ぞ知る)

愛国心だの道徳だの騒いでる政治家に読んでいただきたい。

音楽家やスポーツ選手の方がずっと教育に詳しいと思います。日々実践してるので。


見出しの太字を書いて終わり。

ひとつの音のため 他者の言葉を聞く 調和を築く力に」

「敵でなく人として 好奇心と知恵集め 次世代へ伝える


※追記

バレンボイム、昨年のロンドンオリンピック開会式で5輪の旗持って歩いていました。


出来ることを一つずつ。

当方まだ音楽以前ですが。早寝早起き・体力作りから。幼児レベルですみません。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。