いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

山形の郷土料理「だし」

2007-07-11 15:03:31 | 食 & 食 & 食


いつの頃からか、うちでは初夏~夏(6~7月)の定番になりつつある
「だし」

今年は6月に入ってから 毎週作っている。

今日も作るよ。
一人夕飯だろうけれど、別にいいのだ 
2日間ぐらいは冷蔵庫で保存できるし。

山形の郷土料理ということだけれど、
元々は、生協のチラシに載っていたレシピを見て
作ってみたのがきっかけ。
山形には縁もゆかりもない私が紹介するのも
おこがましい かもしれないけれど
結構お勧めなので、是非お試しあれ。

粗みじん切りにした「なす」(1本分)

 《ホントに「粗」みじんなんだけど 気にしない》

なすだけは ひと手間かける。
塩をふって もんだ後、水気を絞っておく。

ずいぶん かさが減るよね。
これをやっておくと、後で出る水の量が減るし
アク抜きの意図もある。

粗みじん切りにした「きゅうり」(1本分)

(試しに「きゅうり」にも「なす」と同様のことをしてみたんだけど、意外に変化がなかった)



「なす」&「きゅうり」 (+しょうゆ)

全体を通して、味付けは「しょうゆ」(大さじ2~3)のみ。
(うち、大さじ1ぐらいを「めんつゆ」に変えてもgood)

作りながら少しずつ加えていっても、最後に加えても良いと思う。


「みょうが」(3個分)&「しょうが」


「青じそ」


「白すりごま」


「めかぶ」  (さらに「茎わかめ」を加えても良い)

今回は「めかぶ」を使用したけれど、「昆布」を使う作り方もある。
その場合、最初に昆布を「しょうゆ」(+めんつゆ)に浸しておくところから始まる。
(なので、置いておく時間が必要)
昆布が やわらかくなったら細切りにして、その後で野菜を入れていく。
(この昆布がとてもおいしい! 食感good。)

「めかぶ」や「昆布」などの“ぬめり”によって、全体がまとまるようになる。


オプション(任意)で 「かつおぶし」


あとは、「ねぎ」を加えても。


混ぜれば出来上がり! (火も使わないし簡単だ)

(出来上がり姿は極めて地味である)

これを豆腐の上に乗せて食べる。 (以上の分量で、4人分(2人分×2)といった感じ)





豆腐は、「寄せ豆腐」系が良い。

私の一番のお気に入りは、これ↓

「ふーどの青大豆寄せとうふ」(パルシステム)(248円)


青みがかかった色をしている。
青大豆の甘みが感じられて とてもおいしい。

何を隠そう、私は「寄せ豆腐」が大好きなのだ。
数年前に博多(だっけ?)で 食べるお店(飲み屋系?)に連れていってもらった時も、
そのお店の数量限定の「手作り寄せ豆腐」を
ばくばくと ひたすら食べ続けた。追加注文までして。
確か、鰹節(かつおぶし)とネギをかけたぐらいだったと思ったけど、
おいしかったな~ 


「ふーどの青大豆寄せとうふ」が無い週は、これ↓

「寄せ豆腐(おぼろ豆腐)」(同じくパルシステム)(108円)

これも、なかなかおいしい。(この金額でこの味は貴重だ)


別に、普通の豆腐でも、おいしく食べることができる。

“スペシャル冷奴” という感じ。


ただ、一度
S友で買った「おぼろ豆腐」にかけて食べた時
‘なんだかとてもまずかった’ことがあった。

不思議なんだけどね。
私は
(‘あれがおいしい’‘これがおいしい’などと色々言っている割に)
実際には “なんでも食べるタイプ”
他の人がマズいと言うものでも
結構 何でもおいしく食べられる人なんだけど…
これだけはマズかった。 何故だろ?
(ひょっとしたら、滑らか過ぎる豆腐は合わない!?)

なので、一応 豆腐は選んでから お試しあれ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
しば漬け (nori)
2007-07-11 16:42:52
なす・胡瓜・茗荷・生姜までは、しば漬けと同じ材料なのに、全く別物になるんですね
おつまみになりそう。
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Re:しば漬け (phrase-fleur)
2007-07-11 20:55:52
noriさん

しば漬けは、赤じそや梅酢で漬けることが多いようで
赤いイメージ。
あまり似た印象は無かったのですが、
確かに材料は同じですね。

かたや京都の漬け物、かたや山形の郷土料理。
同じ日本の伝統的な食ということで
似ている部分が あるのかもしれませんね。

「だし」も
本来、温かいご飯に乗せて食べるのが一般的のようなので、
やはり、漬け物的な存在なのかもしれません。
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