ミルクティな列車とともに…

221系が大好きな管理人のお出掛け(現実逃避)のサブ的な記録…

フィルムスキャナからCD-Rへ・・・

2011年04月21日 19時30分20秒 | 気分

こんばんは。







今日、お試しという事で一本だけネガフィルムの写真をCD-Rに焼いてもらいました。
ネガからデータをとって焼いてもらったのですが・・・やっぱり素人が管理する安物のスキャナより、プロが持ってるスキャナの方が綺麗ですね。
少し青っぽい気もしますが、この程度なら軽い修正で済みそうです。



今はキャンペーン中だそうで、キタムラさんに同時プリント+同時CD-Rへの書き込みでお願いすれば、1本あたり380円割引されるそうなので、しばらくはCD-Rで試してみようかと思いますb

それでも好き!

2011年04月17日 21時21分03秒 | ミルクティな列車(お出かけ)
今朝は11:19分頃、唐崎駅11:21発の普通列車に乗るために、ホームへの階段を上っていた。
いつもの見慣れたホームに着くと、北陸方面の1番線を列車が通過する自動放送が流れた。


サンダーバードが来た。階段付近はホームが狭いから、よくサンダーバードはミュージックホーンを鳴らしながら通過する。今日はそれに加えて、警笛を思いっ切り鳴らしていた。


『今日はよく鳴らすなぁ。』
そう思うくらいだった。





京都方面の列車が発着する2番線側の乗車位置に向かい、間もなく乗車予定の列車の発車時刻が迫り、2番線に自動放送が流れる。
ふと、列車が来るはずの方を見ると、先ほど警笛を鳴らしながら通過したはずのサンダーバードが、駅から最後尾が50mに満たないくらいの場所に停車していた。

最初は何があったのか分からなかったが、とりあえず乗車する予定の列車が来るかどうかだけを見ていた。
しかし一向に列車は来ず、アナウンスもなく、やがて自動放送も鳴り止んでいた。



これは長引くかもしれないと思い、バイト先に電話しようと、ホームの屋根が無い北の方に移動した。

先ほどから停車している、サンダーバードがいる方だ。



移動すると、サンダーバードの最後尾の乗務員室ドアから、乗務員さんが降りてきた。
列車から降りて、車両の周りを確認した後、ホームに向かって歩いてきた。
このままホームに上がって来て何かするのかと思うと、途中で止まった。
ホーム端と車両の間の線路脇に、何か塊のような物があったのに気がついた。
ホーム端から数m程度の位置だったと思う。




『後部よりー30m…』

確かそんな事を言っている乗務員の声がした。何らかの通信機で連絡を取りながら、用紙に記録してるようだ。

その時になってようやく、何が起きたのか理解できた。


人身事故だ。





とりあえず、僕はバイト先に電話をすることにした。

電話を終えると、同じように京都方面の列車を待っていた乗客らが、事故に気がついたらしく、それを見に行くためにホーム端へ向かい始めていた。
携帯を片手に、人だかりに向かう親子連れなどもあった。


『見ない方がいいですよ。』

思わず声をかけそうになったが、結局かけなかった。人身事故の正式な発表がまだであったから、もしかしたら違うかも知れないと思ったからだ。


しかし、小学生くらいの男の子が1人でコンデジをセットしながら近寄って行くのを見て…

『撮らない方がいいよ。』
そう声をかけてしまった。


『なんで?』
男の子が問いかけてきた。


『人だから、撮らない方がいいよ。あの電車と当たっちゃって倒れてる人だから。』
おせっかいだったかも知れないけど、言ってしまった。
男の子は納得してくれたようで良かった。

しかし、ホーム端ではすでに撮影している人もいたと思う。
撮影して、どうするんだろうか・・・




そうこうしていると、いつの間にか乗務員さんがもう1人駆けつけていた。

『あの、向こうに行って下さい。』
ホーム端に集まってる人だかりに向かって、乗務員さんが呆れたように声をかけていた。
乗客は素直に従っていた。



その直後だったと思う。
人身事故を知らせるアナウンスがあった。

その後、事故発生から10分も経たないくらいに、警察官2人がホームに駆けつけて来た。
目撃者を探していたが、僕は事故発生の瞬間は見ていないから、両親に電話して駅まで来てもらい、山科駅まで車を運転してバイト先に向かった。

ホームから改札にまで下りる途中、さらに駆けつけて来た警察官たちとすれ違った。




バイト先に着くと、なんだか急に安心した。
でも、バイト中は何度も事故後の風景が頭の中によみがえった。









なんというか、言葉に出来ない気分でした。
胸がぎゅうっとなる感じです。

サンダーバード、利用する機会なんてあまりないけど、地元の特急だから愛着もあるし、個人的には好きな特急です。

それが人と衝突して、人は跳ね飛ばされて、線路脇へ転がっている。
その人は自殺だったのか、もしくは足を滑らせたのかは分からないけど・・・線路脇でピクリとも動かない・・・。


言葉にできないです。





電光掲示板の案内やアナウンスで流れる『○○線人身事故の影響で・・・』の言葉の向こうには、いつもこのような言葉にできない事が起きているんでしょうか。





生まれて初めて立ち会った人身事故、もの凄い衝撃でした。
どういう感情かは分からないけど、ショックでした。







バイトの帰り、当たり前だけど、列車の運行にお昼前の事故の影響はありませんでした。
普通、1時間ほどで警察の現場検証も終わり、順次運転再開となるので当然の話と言えばそうですが、まだ僕の心の中にはお昼前の衝撃が残っていたので、不思議な感じでした。

唐崎駅に着いたら、なぜかあのホーム端まで行き、ぼんやり眺めていました。
ここに、あったんだよなぁ・・・今でも、なんだか不思議な気持ちです。


不思議・・・なんか違うけど、分からないから不思議にしておきます。
気分のいいものではないですよ、もちろん。






色々な事情があるとは思います。
でも、こんなのはたくさんです、本当に・・・。

なんで他の居合わせた方々は近くまで見に行ったり写真を撮ったりできるんでしょうね。
モラル云々じゃなく・・・なんというか。
美味しいお昼ご飯、食べれたでしょうか・・・。

僕はなんでこんなに嫌な気持ちなんでしょうね。
自分の好きなもので、人の命が奪われる事故に居合わせただけ・・・言葉にすればそれだけですが、かなりキツいです。



思い出すと怖いとも思いますが、それでも鉄道は好きです。
おかしい人ですね。