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気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【レコード紹介#71】J.M. Silk"Music Is The Key"

2013-07-25 00:08:39 | Music_Producer:J.M. Silk
餃子屋の記事が仙台から帰る移動時間で書けてしまったので、今夜はもう1コ、
記事書きます。

最近買ったCD、J.M. Silkのalbum、"Hold On To Your Dream"(一昨年に出た
再発盤。新宿のユニオンでアウトレット品として300円で売ってました)に関連
する盤として、J.M. Silkが出した最初のsingleで、米国のダンスミュージックの
チャートで9位を記録したヒット作、

J.M. Silk"Music Is The Key"(1985年)

を ご紹介。
J.M. Silkこと Steve"Silk"Hurleyはシカゴのプロデューサー。
"Silk"は彼の10代のニックネームから、そして "J.M."は 当初"Jackmaster"を名乗ろう
としたところ、彼のルームメイト、Farley"Jackmaster"Funkによって阻まれて
しまったため やむなく略したモノ(詳しくは コチラの記事を参照願います)。

名前に関して 一悶着ありましたが、 Farley"Jackmaster"Funkは本作にミックスで
参加しています。その後の 楽曲のジャック騒動(詳しくは今度書きます)に比べたら
全然だし、友人関係はまだ大丈夫だったようですね。当時。

Side-Aは "Hold On To Your Dream"でも大半の曲で歌うコトとなるKeith Nunnaly
が太く渋い声を聴かせる(ラップまで披露!!)歌入りのHouse Keyと、歌なしの
Basement Key("Music Is The Key"には先輩DJ、Jesse Saundersからのアドバイスで
歌モノに発展させたという経緯があるのですがその元々の、に近いバージョン、て
コトになるのかな)の2曲。







Side-Bは House Keyの尺を短くしたRadio editと、キックレスのPercussapellaを収録。

当時価格が下がって買えるようになったサンプラーで ボーカルを録り込んで
連打してみたりピッチ変えて鳴らしてみたり、のハウス黎明期の試行錯誤感と、
源流としてあるディスコ要素とが詰まった名盤です。

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