バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』吉田篤弘

2007-06-05 08:26:27 | 読書
『それからスープのことばかり考えて暮らした』吉田篤弘

それからはスープのことばかり考えて暮らした

暮しの手帖社

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少し前に、どなたかのブログを何箇所かはしごしていて、
知った本です。

表紙と題名にとってもひられてしまい、
読んでみたくなりました。

これからますます暑くなるだろうと思われるのに、
「スープ」?
と、思うかもしれないが、

美味しそうで、よだれが出てきそうです。


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  サンドイッチ屋「トロワ」で働くことになったぼく
  (オーリィ君)は、 オリジナルのスープを考案することに……。
  個性あふれる登場人物とのほのぼのとした交流、往年の
  わき役映画女優“あおいさん”へのほのかな憧れと出会い。
  みんなの心の中にある、“なつかしい町”を舞台に繰り広げられる、
  心優しい物語。

出版元:「暮らしの手帖社」のブログより引用
http://spn01710-01.hontsuna.net/article/1738211.html

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本当に和む小説でした。

主人公のオーリィーも「トロワ」の主人・安藤さんに
その息子リツ、
大家のマダムに、あおいさんなどなど。
登場人物、それぞれが暖かい。

「トロワ」の店名の由来もまた「ウフフ」って
笑ってしまう。

最終ページに

「名なしのスープのつくり方」とあり、

箇条書きで極意が記されている。

その中に

鍋は偉い。尊敬の念をこめて洗い磨く。が、期待はほどほどに。

が、私は気に入った。
そうだ。そう、やっぱり道具はきれいによね。
私の台所の鍋たち。。。。


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