バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

『鴨川ホルモー』万城目学著

2007-04-26 09:25:06 | 読書
ようやく読めました。
このところずっと児童書続きだったので、
今回はコチラを!

『鴨川ホルモー』万城目学

鴨川ホルモー

産業編集センター

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先日発表された本屋大賞(コチラ)では、
惜しくも6位でしたが、
とっても面白い良い作品でした。

舞台は、京都。

内容(「BOOK」データベースより)
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。
葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。
腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、
出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。
このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。
戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、
チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。
京都の街に巻き起こる、疾風怒涛の狂乱絵巻。
都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。
前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。
「鴨川ホルモー」ここにあり!!
第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。

オニたち
(節分のときのような角のはえた赤鬼・青鬼ではない)登場が
なんとも言えない。

そして、登場する人々。

安倍も、高村も、樫木、スガなどなど
個性たっぷりで、不思議な面をもつけど、
でも気になるそんな存在。

そして、すっかりペースにはまり、一気読みでした。

「<ホルモー>ニ関スル覚書」

をじっくり手に取り読んでみたいなぁ。
と、思うのでした。

でも、こんな勧誘あったらどうしよう?
できるかな?
見えるのかな?
いろいろな想像がかきたてられるのでした。

万城目さんの作品、新作が今月でました。

こちらも気になるので、読みたいです。
『鹿男あをによし』
鹿男あをによし

幻冬舎

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