雑記帳

日々の徒然をとにかく書き込んでおきます

5月1日オーフス

2011-06-17 23:12:51 | 旅行
《5月1日》
本日は、コペンハーゲン14時50分発の列車でオーフスへ移動する日だ。
カフェロイヤルでの昼食を終えた後、ホテルに戻る。ホテルに預けてあった荷物を受け取り、タクシーでコペンハーゲン中央駅へ移動だ。
昨日購入した指定券で1等車輛に乗り込んだ。下の写真にあるように、通路の片側は対面4人掛け、もう片側は対面2人掛けである。われわれは2人掛けの席であった。
コペンハーゲンからオーフスまでの1等車両     
 
コペンハーゲンのあるシェラン島から、結構広い海を越えてフェン島に渡り、次いで狭い海峡を越えてユラン(ユトランド)半島に渡る。シェラン島からフェン島へどのように渡るのかを確認しようと思っていたのだが、不覚にも眠り込んでしまった。
フェン島とユラン半島の間は、ちょっと広い川を渡ったような感覚だった。

オーフスには定刻17時41分到着だ。
駅前のメイン通りを1キロ弱歩いたオーフス大聖堂の近くに、ホテルがあるはずだ。荷物を転がしながら歩くことにする。
ホテル・ロイヤルはすぐに見つかった。

オーフス ホテル・ロイヤル 全景                 玄関
  
フロントには中国系とおぼしきあんちゃんがいた。ホテルバウチャーを手渡す。
そしてこれが、トラブルの始まりだった。
中国系のあんちゃんがたどたどしい英語と横柄な態度で言うところによると・・・

旅行代理店からホテルへの送金が未完なのだそうだ。本日は日曜で連絡が取れない。明日の朝以降にしか連絡が取れない。従って、私のクレジットカードの情報がほしい、というようなことだ。
クレジットカードのコピーを取るぐらいはホテルで通常行われているので問題ないと、カードを渡した。そしたら、カードを機械に読み込ませた上でピン(暗証番号)を入力せよ、というのだ。
私は激しく拒否した。そして中国系のあんちゃんと言い争いになった。
バウチャーを見ると、連絡先の電話番号が記載されている。
44-070-xxxx-xxxx
070-yyyy-yyyy(緊急時)
の二つだ。どちらかに"London"の地名が入っていた。
そこであんちゃんに「この番号に電話をかけてくれ」と頼んだ。あんちゃんは電話をかけ「どちらも通じない」という。
そこで考えた。海外から日本に電話をかける場合、番号が03-zzzz-zzzzだったら、
+81-3-zzzz-zzzz
と市外局番の最初の「0」を削除してダイヤルする。そこで、この場合も同じかもしれないと推定した。そしてあんちゃんに「44-70-xxxx-xxxx」でかけてもらった。すると「変な外国語のテープが流れている」といって受話器をこちらに渡した。日本語で「現在は時間外」というようなことを言っている。とにかく「0」を削除することで電話が通じることが分かった。
そこでさらに、「44-70-yyyy-yyyyでかけてくれ」と頼んだ。そしてとうとう、HISの緊急窓口に通じることができたのだ。まずは日本語でこちらの状況を説明した上で、中国系あんちゃんに受話器を渡した。しかしそれでも決着が付かない。HISの窓口係員は私に対し、「やむを得ないのでクレジットカードの暗証番号を入力してくれ」と言う始末だ。
その間、中国系のあんちゃんはホテルの支配人と電話で話しをしたみたいだ。しばらくして支配人が階上から降りてきた。そして支配人がHIS係員と電話で話を始めた。
そして支配人の登場により、話は急展開した。支配人とHISとの電話が終了すると、支配人はにこやかにわれわれに近づいてきた。中国系あんちゃんが威圧的だったのとは対照的だ。そしてわれわれにコーヒーを勧め、にこやかに結論を話してくれた。HISの緊急窓口がクレジットカードで支払いをしてくれることになったのだ。そうこうするうちに支払いの完了が確認され、はれてわれわれはこのホテルに宿泊できることになった。

今回のトラブルを振り返ると・・・
第1に、HISがホテルへの入金をしていなかったことが原因である。
第2に、その際のホテルフロントの客に対する態度が失格だ。
第3に、バウチャーに記載された緊急連絡先の電話番号に不備があった。ここは私の推理力で乗りきった。
第4に、さすがはホテル支配人である。中国系あんちゃんの対応でわれわれは腹を立てていたが、支配人は問題を解決するのみならず、われわれの立腹をも解消してくれたのだ。

このホテル・ロイヤルは、100年くらい経過するホテルらしい。そのせいかわからないが、下中写真のエレベータは外側に手動の扉があるのみで、ゴンドラには扉がない。食堂は、中庭にガラス屋根を設けて作られたようだ(右下写真)。

ホテル・ロイヤル フロント            エレベータ        食堂
   

 夕食を食べたカフェ
  
チェックインのトラブルですっかり時間を取られてしまった。これから夕食をとらなければならない。ホテルの部屋に荷物を置き、食事の場所を探しに外へ出た。寒い風が吹く中、あちこちと歩き回った。やっと運河沿いのカフェ街を見つけ、店に入った。左上の写真はその店を翌日撮影したものである。
なるべく軽めのものを、と思って2品注文したのだが、出てきた食事はボリュームたっぷりであった(下の写真)。
   

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