ぼんに吹く今日の風

ボンクラ脳みそをかすめたちっちゃなお話しざんス

歩道はバイクが走るもの!?

2016年10月23日 14時20分34秒 | 日記




先週、ベトナム(ホーチミン)に出掛けました。
到着して驚いたことは、道路に溢れるバイクと車・・・あまりにも多い、いや、多過ぎる・・・
その上、走るバイクや車から鳴り続けるクラクションと排気ガス・・
通勤ラッシュの時刻でもなく、特にイベントが行われている訳でもない普通の平日の午後・・・道路はホンマもんのゴッチャゴチャ状態 
ホテルから出掛けるときはこの状態の交差点を渡らなければならない・・その上、信号機は一種の飾り、赤信号でも隙があればバイクや車がクラクションを鳴らしながら歩道に突っ込んで来る。
特別大きな交差点の信号には青色と赤色の他に黄色もあるのですが、普通の交差点には赤色と青色しかないのです。ですから、基本的に車やバイクはいつでも発車オーライ状態・・
横断歩道を渡る歩行者が優先なんて誰が決めた?ベトナムでは車・・バイク・・・歩行者の力関係です。ですから、横断歩道を渡っていても辺りを走る車やバイクの運転手の目を見つめ、こちらの行動の意思を撒き散らすと同時に、運転手に行動を予測させなくてはいけないのです。ですから・・横断中に突然走るなど歩行速度を変えたり、道路の横断を取り止めるなどは決してしてはいけないのです。横断中にブブブ・・なんてクラクションを鳴らされても「・・ココに車が走ってるしなぁ~・・」的のクラクションなので、気にせず・・驚かず・・落ち着いた行動が求められるのです。
その上、歩行者が歩く「歩道」は・・ありません。いえ、あるのですが・・歩行者が歩くことが出来ない「歩道」なのです。
道路が混雑しているとバイクは歩道を走ります・・歩道はテーブル、イスで宴会場・・歩道は勝手に営業、駐輪場・・そんな歩道では歩くことが出来ないのです。
ホテルの傍の市民文化公園に出掛けてきました。大きな樹に囲まれた公園の椅子に座ると街の騒音もなく、樹を登るリスも見ることが出来ました。
ホーチミンは不思議な街です。
そして、こんなホーチミンに大きなエネルギーを感じるのです。

「そこ退けそこ退けバイクが通る 歩道はバイクの為にある~」:ぼん 


コメント
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