・・・してもらってもいいですか？

蒸し暑い陽気の所為なのか・・はたまた、ボンクラおやじの偏屈か・・・
多分、両方が理由なのでしょうが・・「なんだかなぁ～・・！？」の出来事を紹介させていただきます。
今日の午後、実家の両親の介護に関わる調査で訪問していただきました。
その調査において両親それぞれにいくつかの質問とその受け答えで状態を確認されるのでしょうが・・気になったのはその質問のことばなのです。
調査員：「お名前を教えてもらってもいいですか？」
調査員：「２・７・８を逆に言ってもらっていいですか？」
「・・教えてもらってもいいですか？」ではなく、返答を求めるのならば「・・お名前を教えてください」や「お名前を言ってください」でなければならないし、数字を逆からいうことを求めるのであれば「２・７・８を逆から言ってください」でなければ質問にはならないと思うのです。
調査員から何を求められているのかが判り難く感じていたようで、「・・解らんなぁ～・・・」と答える「解らん」の意味を調査員は理解できていなかったようでした。
勿論、質問の意味を私が補足しては調査の目的から外れることにも繋がり、口出しはしなかったのですが・・両親への聞き取り調査が終了してから「・・してもらっても良いですか？」や「逆に言ってくださいではなく、逆から言ってください」が当人たちの聴きなれた会話であり、違和感を感じることをお伝えさせていただきました。
介護を受ける人と介護を実践する人の間に気付かない間に大きな隔たりが生じ、このような問題を生じていることに気付いたぼんでした。
お世話になる立場で現状に文句を述べる訳ではないのですが、益々の高齢化時代に向けた取り組みに何かを感じるのでした。

食べたいもの・・

今日も暑い一日でした・・・
朝のフラフラ・・自転車で汗・・実家の用事で汗・・・午前中だけで2回もシャワーを浴びてお昼に冷蔵庫のビールに手を出してしまう・・
昼寝をするつもりなんて全く無いのですが・・気付けば座布団を枕に気絶状態・・
そのような毎日を過ごすボンクラ脳みそに浮かぶ事象は・・今夜のビールのアテは・・なぁ～～に　
昔、子供達も一緒の時は「栄養が・・」、「野菜を食べなくては・・」、「ボリュームのあるものを・・」などを気遣う献立であったように思うのですが、子供達が家を離れた現在は只々・・「その時に食べたいもの」だけで献立がきまり、暑い・・「冷麺」、ハッフゥ～ハッフゥ～の食事がしたい・・「カレーうどん」、今夜はビールを飲む・・「ミスター餃子」・・そんな瞬間的な気分で献立が決まってしまうようになったのです。
先日もぼん嫁は「アスパラガスの肉巻き」の食材を準備していたらしいのですが、その日のぼんの気分は「肉ごぼう」・・急遽、献立が変更されたのですが、食べたい気分が未成熟のときは完成した料理の味も今一つ・・・鷹の爪を入れ忘れたり、ごぼうが硬かったり・・文句ばかり言って申し訳なく思うのですが、「食べたい気分のストライクゾーン」は近年、急速に狭くなっているように感じるのです。
そんな今夜は「ニンニクと鷹の爪を効かしたシメジとベーコンのパスタ」の気分・・ぼんが作りました。仕上げは白ワインと醤油で香り付け、最後にシャキシャキの水菜をブチ込んでビールに合わせます。
はい、イメージ通りの味付けで満足満足・・満足～～・・ストライク～～

「冷麺、パスタ、稲荷ずし・・それが食べたい・・って思い込みとチャウ　それ以外の献立が思い浮かばヘンだけとちゃうの」：ぼん　

７億円～～～！

午後から「正しい真夏」のお天気・・ガンガンと照りつける日差しをペラペラの帽子で頭皮を守り・・恒例の「サマージャンボ　7億円購入」に出掛けてきました。
何度も言いますが・・暑い・・暑い・・暑い
日差しの強いそんな日の午後に出掛けなくてもイイのに・・早く買わなくては、当選券が無くなってしまう・・そんな妄想にも似た思いで身体中の汗腺から汗を吹き飛ばしながら出掛けたのでした。平日の午後ということで、購入者はいつもより少ないように感じたのですが・・販売窓口に並べられた宝くじを眺めると・・「こりゃ・・当たらんわなぁ～・・・」の宝くじの量・・
数学的に言うと、販売場所や販売量などは全く関係のない確立によって決定されているとのこと・・こんな思いをしなくても近所の販売窓口で買い求めてもイイのでしょうが・・そこが・・恒例・・
宝くじを買い、お寿司をビールで流す・・そんなボンクラ脳みそにこびり付いた季節のひとコマをなぞること・・それが・・恒例なのですね。
最近、実家に暮らす父親の老化もステップが一つ進んだようで、介護・・ケア・・そんな言葉が我が身の周辺に勢いを増してやってきたようにも感じるのです。
淡々と事象に対応することが出来れば気持ちも楽なのでしょうが、ついつい昔の様子と思い比べてしまうことで湧き上がる感情は、簡単に消えることもナイのです。
今年も祇園祭が終わり、京都の夏の一つが過ぎて行きました・・そんなひとつひとつの重なりが多くの感情を巻き込みながら流れて行くのですね。
ピカピカの青空の下に咲く百日紅・・去年の夏もこれでした・・きっと来年もそうでしょう、これが時の流れなのですね。
帰り道、ぼん嫁が「日傘を買う」とのことでデパートに寄りました。ぼんは少し離れて眺めていたのですが・・なんと、日傘を買い求めるお客さんがレジに並んでいるのです
並んで傘を買い求めるなんて、知らんかった・・社会の動きを少し学習させていただいたぼんでした。

「なんでもエエやん、日傘なんて・・　広げて・・畳んで・・鏡を観よる・・」：ぼん　　

後祭り

夏休み・・らしいです。
昔々、この頃のぼんの記憶にはアブラゼミの鳴き声とスイカ・・・今ではこの季節、アブラゼミが減少しているとのことです。モクモクと入道雲が湧き上り、アブラゼミがミ～ンミ～～ン・・と鳴き、もう少し季節が進むとヒグラシやツクツクボウシ・・そんな鳴き声の変化に残り少なくなる夏休みを重ねたものでした。
更に・・最近スーパーで販売されているスイカは半分にカットされているものや、皮を取り除いて買った差rうぇた状態のものまであるのです。昔はスイカ一個をナイロン紐のネットでぶら下げて買ってきたものでした。当然、家の冷蔵庫には入ることなく、仕方なくカットされたスイカは冷蔵庫全体にあの青臭い香りを振り撒いていたものでした。
そんな正統派の夏も随分と変わってきたようで、ボンクラ脳ミソのピントを合わせることも随分と難しくなったように感じるのです。
祇園祭も24日に執り行われる後祭りで御終いです。
久し振りに自転車フラフラ～してきました。京都の街も数日後に行われる後祭りで祇園祭も御終い・・・そんな落ち着いた雰囲気をお伝えできれば嬉しいです。

後祭り風情

打ち水の風の匂い・・どんなんやったかなぁ～・・

今日も暑い一日でした・・・
一昔前、寝る前にエアコンを入れることがあっても、睡眠中には必ず消して寝る・・これは当たり前のこととして過ごしてきたのですが、未だに梅雨が明けないこの時期に関わらずガンガンofエアコンの状況である現実に、今年の異常さを感じるのです。
日中は水銀柱の上昇記録を狙うかのようなスピードでの35℃越え・・・早朝に元気よく鳴くセミも日中には涼しい場所で昼寝の様子・・街を通る車が吐き捨てる熱風は外気の温度を更に高めているようにも感じるのです。
そんな京都は祇園祭・・今コンチキチンコンチキチン・・そんなリズムに誘われて、夕涼みを兼ねてフラフラ・・フラァ～・・なんて情緒を求める感情も湧きだすこともありません。
ヨッタヨタ・・の朝の自転車フラフラに立ち寄る鉾町で感じる風情だけでぼんはお腹イッパイ・・胸イッパイ・・脳ミソ満タン・・破裂する～～～・・
明日は宵山・・京都の街もガッチャガチャのワッサワサ・・「・・この通りは一方通行でお進みください～～」、「・・そこで、立ち止まらないでください・・」の雰囲気は・・堪忍どすえ～・・・・・

「打ち水で流れる涼しい風も、エアコンのお陰で感じることも無くなった・・　　寂しいと感じる気持ちも涼しいと感じる気持ちに負けてる・・・」：ぼん