片手にピストル 心に花束

愛と毒の素敵なハーモニー

11/7ミュージカル「パッション」e+貸切公演

2015-11-23 20:09:35 | 日記
公演から2週間経過してしまいましたが、新国立劇場にてミュージカル「パッション」を観劇してきました。

実は10月にも観劇しているのだけれど、てっぺーちゃんの30周年ライブの数日後で、興奮さめやらぬままだったのと、内容が衝撃的だったのとで、うまく書けないな~と思い、ほったらかし(笑)。

10月の席は2階の一番前の列で下手側。
11月は1階の後ろのほうの下手側でした。

芳雄くんが大人っぽい作品に挑戦ということでしたが、幕開きがいきなりベッドシーンで、最初からなかなかの衝撃場面。

イタリアの兵士ジョルジオを芳雄くん。
夫と子供を持ちながら、ジョルジオと不倫関係を続けるクララを和音美桜さん。
ジョルジオの上官のいとこで、身体の弱いフォスカをシルビア・グラブさん。


イタリア人イケメン兵士のジョルジオはへんぴな田舎の部隊に配属される。
そこで出会った上官のいとこ、フォスカに好意を寄せられる。
最初は病弱なことを不憫に思い、フォスカに親切にしていたが、フォスカはジョルジオに執拗なまでにつきまとうようになる。
クララを愛しているジョルジオはフォスカをうっとうしくなり冷たくあしらうが、優しい性格が災いして結局フォスカの面倒を見ることになり、更にフォスカはエスカレート。
フォスカから逃れようとクララに会いに行くジョルジオだったが、結婚しようと告げると、子供が大きくなるまで待ってほしい。そうすれば可能性はある。と、あえなく破綻する。
クララを失ったジョルジオは、本当に愛してくれていたのはフォスカだったと気づく。そして…。

あらすじはこんな感じなんですが、ジョルジオにつきまとうフォスカがまぁ~怖い。
病弱な役なのでメイクもかなり顔色の悪い感じだし、病弱とはいえ無理してストーキングしている姿はもう、なかなか恐怖でした。

ソンドハイム作品ということで、曲も複雑だし覚えやすいというものではなかったけど、曲がどうのよりストーリーが怖くて…。
誰も幸せにならないし。
まぁ、フォスカは亡くなったけど、ジョルジオと結ばれたという点では一番幸せだったのかも。

怖かったとはいえ、再演してもいいんじゃないか?と思ったので、ある意味興味深い作品でした。

この日は、貸切公演ということで、主演の芳雄くん、美桜さん、シルビアさんからごあいさつ。

芳雄くん
今日は、ミュージカル「パッション」をご観劇いただき、ありがとうございました。
今回が貸切公演最後です。
最初の頃にもe+さんの貸切があったので、e+にはじまりe+で終わる、e+さんのためにやってきたと言っても過言ではありません。
昨日のチケットぴあの貸切りでも言いました(笑)
この作品で、この雰囲気であいさつするって、最初はできないんじゃないかなって思っていましたが、慣れってすごいですね(笑)。

続いてフォスカ役のシルビアさん。
明日が千秋楽なので、明日フォスカから脱皮します(笑)

まだ兵庫公演がありますよ。と芳雄くん。

3日の公演期間で、兵庫に行ってからずっとフォスカでいなければならないっていう(笑)

美桜さん。
3日間ずっと公演なので、いつおいしいものを食べようかと(笑)
兵庫でおいしいものを食べたいです。

さて、今日も盛り上げてくれる人たちを呼びたいと思います。
第三国境守備隊のみなさんです。と芳雄くんが呼び込むと、守備隊のメンバーがゾロゾロ入場。

整いました!
の声で、突然なぞかけ。
野菜を作りたい人と、ミュージカル「パッション」ととく。
その心は!
どちらも菜園(再演)が必要でしょう。


こんな感じであと2つくらいやってたけど、忘れました(笑)
盛り上げてくれたのは間違いないですよ。

そんな感じでごあいさつも終わり、劇場を後にしました。

しかし、いろいろ考えさせられる作品でしたわ~。
後味は良くないけど、なんだか気になる。そんな作品でした。

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