2016年6月26日(日)、一関市千厩町千厩字東小田にある「千厩ショッピングモール・エスピア」の大駐車場のまん中にある「めん道」の花壇に植栽されているタチアオイ(立葵)が、和紙で造ったような質感の真っ赤な花を沢山咲かせていました。
2016年6月25日(土)、一関市東山町長坂字町にある「東山地域交流センター/一関市東山市民センター/一関市立東山図書館」の区域内に植栽されているタチアオイ(立葵)が、純白の花を沢山咲かせていました。真っ赤な花もありました。
タチアオイ(立葵)アオイ科 タチアオイ属 Althaea rosea
中国あるいは小アジア原産と考えられている2年草。古くから庭の草花として栽培されてきた。春に種子から生えた苗は、丸みのある葉を根生するだけだが、翌年の初夏になると茎が2mほどに伸びる。葉は互生し、掌状に切れ込み、基部はハート形。花期は6~7月。茎の上部に直径6㎜ほどの花が穂になってつき、下から上へと咲き進む。本来は一重咲きの5弁花だが、八重咲きや万重咲き、花弁に細かい切れ込みが入るものなど、いろいろな改良品ができている。花の色は黄、ピンク、赤、白、クリームなどがあり、群生すると壮観である。最近の系統には、春に種子を蒔いて、その年の夏には開花する1年草の性質をもつものがあり、この毛糸が広まりつつある。また鉢植えにも向く小形の品種もある。雄しべが完全に弁化した万重作きの品種は結実しない。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]