(上)葉は密に互生し、扇を開いたような形に並んでいる。
2017年8月20日(日)、胆沢郡金ケ崎町を訪ねました。民家のお花畑に植栽されているヒオウギ(檜扇、
射干)が、花の内側に濃い紅色の斑点が多数ある濃いオレンジ色の花を沢山咲かせていました。
ヒオウギ(檜扇、射干)アヤメ科 ヒオウギ属 Belamcanda chinensis
幅の広い剣状の葉が密に互生してつき、その形が檜扇に似ていることからこの名がある。山地や海岸の
日当たりのよい草地に生える耐寒性多年草。切り花用に栽培もされている。高さ60~100㎝。葉は長さ
30~50㎝、幅2~4㎝。8~9月、花茎の上部で分枝し、枝先に濃いオレンジ色の6弁花を平らに開く。
花は直径4~6㎝で、内側に濃い紅色の斑点が多数ある。種子は黒くて光沢があり、「ぬば玉(烏羽玉)」
と呼ばれる。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]