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修理 TOSHIBA Qosmio F40/87CBL - 電源がまったく入らない

2012-07-26 21:51:34 | Qosmio
お客様からの依頼です。

『PCの電源がまったく入らない状態となりました。
(バッテリーをはずしてもだめ、ACアダプタを変えても
だめでした)
修理を依頼したいのでお手数ですがよろしくお願い致します。』


早速調べてみるとNVIDIAではなく、マザーボードの電源コントローラーの不都合でした。
こちらを修理し、現在問題なく動作しています。

修理期間: 1日
修理金額: 10,000円
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Dell Precision M4300 修理

2012-07-25 21:03:43 | DELL
お客様からの依頼です。

『Dell Precision M4300 です。Windows7 Ultimate 32bitで問題無く稼働していましたが、最近になり、nvlddmkm.sysの問題のブルースクリーンのシャットダウンが多くなり、クリーンインストールして、NVIDIA社の最新のドライバーを適用しましたがやはり同じ現象が起きて、仕方なく、標準のVGAドライバーで利用しています。現在のOSはVista Business 32bitです。Quadro FX360M自体の問題なのかドライバーの問題なのかわかりません。仕事で使用し、よく働いてくれているのでできれば引き続き利用したいと思っています。こちらの修理で直りそうでしょうか? 』


調べてみたところ、Nvidia Quadro FX360Mの不都合でした。
新品のチップに交換し、現在問題なく動作しています。




修理期間: 2日
修理金額: 19,000円
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東芝 Qosmio F40/88DBL 修理

2012-07-23 20:51:20 | Qosmio
Qosmio F40/88DBL 2台の修理依頼がありました。

調べてみたところ、どちらもすでに修理跡がありました。
古いチップをヒートガンで色々としたらしく短時間だけ動作したものだと思います。
 

この方法だとすぐに壊れてしまいます。
この場合、ビデオチップを交換する方法しか修理方法はありません。


こちらでチップを交換し、



現在動作しています。




修理期間: 2日
修理金額: 1台19,000円
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SONY VGN-FW74FB (PCG-3J2N) 修理

2012-07-20 19:10:55 | SONY
お客様からの依頼です。


『インターネットに接続し作業をしていた際に突然電源OFF状態になってしまい、それ以降電源がONにならなくなってしましました。
何度スイッチを押しても電源がONになりません。』


早速調べてみるとマザーボードの不都合でしたので、
修理をさせて頂きました。

修理後は問題なく動作しています。




修理期間: 1日
修理金額: 合計20,000円
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PCの修理をしない方法

2012-07-19 12:44:54 | メンテナンス
今回は経験のない方が修理をする場合、失敗しやすい話をしたいと思います。

私は様々なPCで同じ様な失敗例をみてきて、今日はクーリングシステムとクーリンググリスについてお話したいと思います。

初めに、クーリングシステムはPCのただの騒音のするファンではなく、とても重要なパーツです。クーリングシステムなしではPCは動作しません。もし、クーリングシステムの動作が正常ではないとPCの動作は不安定になり、フリーズしたり、再起動などの後、最終的には故障します。

内部に埃が溜まっている状態のPCはクーリングシステムを掃除する必要があります、そうしないとない内部に溜まった熱さがPCから外部へうまく排熱されません。
掃除をしていないファンに起こった症状がこちらの写真です。



ですので、クーリングシステムとファンはもし必要な場合、掃除が必要です。PCの使用する頻度や環境などで異なります、
例えば、会社、工場、屋外での使用などではこまめな掃除が必要ですが、もし日に数時間程度で部屋で使用する場合は頻繁な掃除は必要ありません。

2番目はクーリンググリスについて。こちらに悪い施工例の画像がありますので参考にして下さい。




ご覧になってみて、クーリンググリスを沢山塗ればさらに良いと思われがちですが、これは一番の間違いです。
クーリンググリスは非常に薄い層に塗る必要があります。ほとんどの場合、銅の熱伝導率はクーリンググリスより優れています。
ですので、完璧な状態はチップと銅の間は直接触れているのが良いですが、現状では表面は完璧な平らではなかったり、目に見えない小さな傷や隙間などある為、わずかな空気のズレが生じる為不可能です。
ご存知の通り、空気が留まってしまうとチップからヒートシンクへの排熱の熱伝導率が悪くなってしまいます。
クーリンググリスは空気よりも熱伝導率が良く、チップとヒートシンクの銅の間の平らではない箇所を埋めてくれるので
クーリンググリスが必要なのです。

クーリンググリスが必要な意味はこの為です。

チップの表面に沢山ではなく、薄い層を塗る事を覚えて下さい。クーリンググリスは接着剤ではないのヒートシンクに塗る必要はなく、チップ側(CPU,GPU)だけに塗ればよいのです。

もし、厚くグリスを塗ってしまうと温度は薄く塗った時よりも高温になってしまいます。
また、どんなサーマルシール(シリコーンゴムシート)と他のスポンジ系の物などを熱くなっているCPUやGPUなどに覆わないで下さい。ほとんどの例として
クーリンググリスに直接触れるのはよくありません。また、これらは寿命があり、数年後硬くなってしまい全く動作しなくなってしまいます。


そして最後に、大体の方は部品がすでに故障してしまった後に掃除やグリス交換を始め、手遅れになってしまってから心配し始めます。もしチップがすでに壊れてしまった事に気付いたら、前には戻れません。ファンの掃除とグリス交換は何の役にも立ちません。
この場合、新品の部品に交換し、それから掃除とグリスをリフレッシュする事が大事です。

ここにnvidia 8600GTのクーリンググリスを正しく交換した後の写真があります。



この説明が間違えを防ぐ手引きになればと思います。
次回は、PC修理の際に起こりやすいよくあるネジ間違えについて説明したいと思います。