神戸の駅でフランス語が聞こえたので、話しかけてみた。ベルギーからのお二人。アシックスのための仕事で一週間ほど滞在していたとのことで、これから帰国するところであった。一人はデザイナーで、ホームに入ってきた新幹線の写真などを撮っていた。その間、もう一人と彼らの電車が来るまで話していた。
ベルギー訛りと言うのだろうか、フランス人のフランス語とは違っていて親しみが持てる。TGVと新幹線の比較になり、新幹線のスタイルも車内の清潔さもTGVの比ではないという評価には少し驚いた。私はまだTGVに乗ったことがないので、そうですかとしか答えることができなかったが。この機会に私のフランス語版ブログを、少し訛りのあるフランス語だが、と断った上で紹介しておいた。丁度その時、彼らの電車が来た。
その後、私の電車に乗り込んでから大変なことに気が付いた。それまで持っていたバッグがどこかに消えたのである。窓の外、ホームのベンチを見てみたがない。パニックになる。どこで忘れたのかを必死に思い出そうとしている。ホテルだろうか、切符を買った時か、お土産を買った時だろうか。落ち着いてくるとやはりホームで新聞や雑誌を買った時にバッグを下に置いたのではないか、というところに落ち着いた。早速車掌さんに神戸まで連絡をとってもらったところ、それらしいバッグが見つかっているというので東京に送ってもらうことにした。本日無事に手元に戻った。
最近身の回りのものに執着がなくなっているのか。あるいは、そろそろアレが始まっているのだろうか。
しばらく前からロムさせていただいております
先日来、一番初めからほとんどすべて読み終えました
今日はTGVに反応して出てまいりました
フランスが好きで、ハネムーンはヨーロッパに行きました
その時TGVに乗りました
窓の外の、まきばと馬か牛の、のんびりした風景が印象に残っています
新幹線という割には速度はそれほどでもありませんでした
飛行機の移動が多かったので
そう感じたのかもしれませんが・・・
バッグ、見つかってよかったですね
今思い出したのですが、7-8年前、シカゴのタクシーの中にパスポートの入った荷物を忘れて途方にくれていたところ、その日の夜2-3時間後にタクシーの運転手がホテルまで届けてくれたことがありました。これには感激しました。人間、信じられるものだな、というのがどこかに埋め込まれているようです。
そのせいかどうかわかりませんが、周りを信じきっているようなところがあり、注意散漫になり少々困っております。またよろしくお願い致します。