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シンプルなノースリーブワンピースは、操作が簡単な上に、初心者の数値操作でもシルエットがとてもきれいな為、普段着やフォーマルドレスなど多方面で利用され、パタピッ ユーザー達の創作意欲を高めています。
マニュアルでもノースリーブの基本操作は解説していますが、今一度、ステキなワンピースを楽しんでいただくために詳しく解説します。復習の意味でご覧ください。
ワンピースに限らず、他のパタピッ 身頃のノースリーブ操作と共通ですから、他のソフトでもお役立てください。

パタピッ ユーザーは下記のソフトを使って、以下の操作方法に従い製図を作成しましょう。 my パターン ができ上がります!

(★印は「スーパーパタピッ セット」に含まれるソフトです。)



パタピッ ワンピースソフトは、「スリム」 「ノーマル」 「ワイド」の3ソフトがセットになっています。ここでは「スリム」を使用します。

その4つの操作で 「ステキね。どこで買ったの?」と、見た人が既製服と見間違える服に仕上がりますよ。
「素人」と「プロ」の製図の違いがここに集約されています。
パタピッ ソフトを道具に誰でも叶うことですから、是非お試しください。
● ノースリーブデザインで「スリム」を使用する理由
パタピッ ソフトは、基本的には袖付き用の身頃として動きます。
袖が付くデザインは、袖が付いても動きやすい運動量が必要なので、バストには十分なゆとりが必要です。
ノースリーブの製図では、逆にゆとりが多いとアームホールに隙間ができ、胸が覗けてしまいますのでバストのゆとりは少ない方が良いのです。
袖が無いので、ゆとりが少なくても窮屈さは感じられません。
その理由で、ノースリーブの操作では、バスト入力をマイナス操作して適度なゆとりに調節する必要があります。
このバストの増減はできれば微量で操作して欲しいものです。理由は、パタピッ ソフトは、バストの入力数値で体型を認識し、製図のバランスを整えるように動きますので、バスト数値を大幅に減少すると数値によっては「子供体型」と判断し、凹凸の無い平面的な製図になることがあるからです。
ノースリーブの製図では「スリム」を使用するとバストの増減は少なく済み、バランスを崩しませんので「スリム」を使用しましょう。
● ノースリーブデザインでは、基本的に「背肩幅」を狭くする
肩が露出することを好まない場合は、採寸寸法のままでも構いません。
一般的にはノースリーブの背肩幅は狭くします。その分量はデザインや好みにより様々です。
背肩幅は自分では採寸し難いものです。手元に丁度良いノースリーブの服があれば、その服の背肩幅を計って入力しましょう。
● ノースリーブデザインでは、「微調節AH」の数値操作でアームホールを小さくする
一番目の理由と似ています。
袖付き用のアームホールは運動量が必要なので、バストのゆとりとアームホールの縦方向の高さでアームホールを大きくします。
ノースリーブの製図では、逆にアームホールが大きいと、胸が覗けてしまいます。ノースリーブの操作では、縦方向の高さを縮める為に、脇の点を上に上げてアームホールを小さくする必要があります。体型やデザインにもよりますが、「2~3cm」が適寸でしょう。
● ノースリーブデザインでは、「AH移動」の数値操作でアームホールのカーブを修正する
袖付き用のアームホールの凹形状は、ノースリーブでは緩める必要があります。胸の皮膚の露出を少なくする為です。
上図の「袖付き用のAHの形状」のままノースリーブを作った場合を想像してください。胸が見えてしまいますね。「1」入力でカーブの形状が外方向に1cm移動し、程よい形状になります。

「スリム」を使用すると「ウエスト」も「ヒップ」もピタッとフィットしたワンピースに仕上がります。
このデザインはノーマルなフィット具合ですから、「2」cm程プラスして操作しましょう。(上表参照)
※ ゆとりについては、マニュアルにゆとり表がありますので、そちらをご覧ください。
この「バスト」「ウエスト」「ヒップ」の数値操作で自由なフィット具合を作り出すことができます。
操作に慣れるに従い思い描いたシルエットを作り出す技術が身に付くでしょう。
数値の打ち込みが終わり、実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
下左の製図が「後身頃」です。
「前身頃」は画面に2つ現れます。中央の製図が通常使用する「前身頃」ですが、バストの大きな方はバストダーツをアームホールに移動した「前身頃」(下右製図)をお勧めします。
特にノースリーブのデザインでは、アームホールが胸にフィットし胸が覗けず安心です。
袖付きのデザインでも、バストの大きな方の場合は、通常の前身頃ではアームホールの周りにつっぱりじわができ易く、下右製図を使用するとしわが出にくくなります。きれいなワンピースに仕上がりますので、袖付き用の前身頃でもそちらをご使用ください。

この丈のワンピースでしたら、スリットは不要でしょう。
丈が長くなれば、足さばきの為のスリットやプリーツなどが必要になります。後中心でも脇でも、前でも構いません。デザインの効果を考えて工夫してください。
見返しについては、裏地が付くか付かないか、生地が透けるか透けないかなど、状況により見返しの付け方は異なります。マニュアルで詳しく説明しましたのでそちらをご覧ください。
基本をしっかり覚えると、どんなデザインに直面しても迷いが少なく、でき上がった服に対しての満足度も高くなるでしょう。
製図の原理を理解すると、基本から様々な応用デザインを正確に生み出すことができます。
デザインの幅が広がっていきます。
次第に自由なデザインの創造が可能になります。
どうぞ基本を覚えて製図の力を身に付け 楽しんでいただけたらと思います。