家畜としての鶏の一生

2006-09-21 22:44:56 | Weblog
petaさんのブログで鶏肉産業の記事が載せられていましたので紹介させていただきます。
(知らない人にはかなりショッキングかと思います)

それから最後の方でも紹介されていますが、繁殖のための鶏はこちらです。
(右側の画像一覧から映像を見ることができます)
このような映像は以前アメリカのもので見る機会がありましたが、
日本で高級なイメージの卵ブランドで売っている商品名がでていました。
おそらく日本でも同じような飼育方法なのでしょう。

あとこちらでも見ることができます。

例えば卵は平飼い(広いスペースでゆったりと育てられた)で有精卵は、1パック400円はします。
加入している生協では、平飼いでない、窓あり鶏舎、抗生物質・ホルモン剤未使用の卵がありますが180円くらいでしょうか。
(映像のような飼育の場合はウインドレスと言って窓のない鶏舎です)
一般の店舗に出せば経費とロスを考えてもっと高くなるでしょう。
原価を考えても、どこかにしわ寄せがくるのは当たり前なのではないでしょうか?
肉も同じで手間をかけて育てればそんなに安くできるものではないのがわかりますね。
いくら安くてもこのようなものを食べたいとは思わないし、
実際毎日食べなくても健康上問題はありません。
(むしろ生活習慣病の人が減るのでは)
半分病気のものを食べている人間が健康でいられるでしょうか?
映像の鶏は泣いているようにも見えてしまいます。
家畜だからといって、こういうのは虐待にしか見えません。

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7 コメント

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これ (しゃけ)
2006-09-21 23:10:53
「アニマルポリス」の方で見ました。

ちょっと違うやつですが。

絶句、としか言いようがないですよね・・。

そして、こういう事を言葉で説明しても

「そんな事いってたら食べ物なんて食べられない」

といい、じゃあ実際見て、というと

「かわいそうでみられない」

という人の多い事。

そのくせ焼肉やら何やらバンバン食べては

「もう食べられない」

と平気で残す。

何だかなあ、と思ってしまいます。
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平飼い卵 (miyo)
2006-09-22 01:16:23
平飼いの卵は最近手に入りやすくなりましたね。(有精卵は少ないけど)

ちょっと前までは買えるお店は限られていたんのに、今はダイエーやイオンなんかのスーパーでも売られているくらいだし。

でも、関心があるのは虐待の現実よりも、抗生物質・ホルモン剤なのかな…。

鳥の命は畜産動物の中でも特に低い扱いのような気がします。。゜・(>_<)・゜

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Unknown (myanty)
2006-09-22 10:18:22
paruさんいつも勉強になるお話を有り難うございます。先日、ブルーベリー狩りに行ったときに、奥のほうに家畜小屋がずらーっと見えたので、近寄ったら鶏が飼育されていました。その飼育法が目を背けたくなるようなもので、20cmくらいにしきられた場所に2羽ずつ閉じ込められていて身動きは全くできません。そのような光景がずらーっと100組くらいは軽く横に並んでいました。向こう側とか総数を合わせたらどれだけの鶏があのような状態になっているのだろうかと胸が締め付けられました。(さんざん鶏肉を食べてきたくせにそんな言い分もなんなんですが‥。)

遠くから見るとずいぶんお行儀のいいニワトリに見えたのには、そんな恐ろしいカラクリがありました。そちらでは高級な卵扱いで、高い値段で卵が売られていたけれど、とても買うきにはなれませんでした。

おっしゃるとおり、人間のために鶏は大きな犠牲を払っており、完全に人間は間違いを犯していますね。こちらの記事を拝読して、あらためてそのようなことを考えさせられています。
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 (paru)
2006-09-22 15:04:45
「食べるものがない」ということはないですよね。

きちんとしたものを作っている生産者はいますし、探せば買うことができます。

お値段は高くなりますが、肉などは本来「ハレ」の日の食べ物ですしね。

ある程度は自分で知ることがまず大事だと思います。

食べ残すって注文するときに考えていないのでしょうか?

少し注文して足りなければまた追加すればいいだけなのに・・・

そうそう、鶏のことを読んで、生協の普通のものと「ふーど」のものはかなりの差があるんだなと思いました。

猫に作ってみたのですが、スーパーの鶏肉は

口もつけませんし、生協の(普通の)肉も食べるけど残します。

きっと「ふーど」なら食べるんだろうなぁ・・・

飼育の内容と比例している、やつらの本能はあなどれない(笑)>しゃけさん
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 (paru)
2006-09-22 15:20:07
ストレスのたまった卵を食べるとアレルギーやアトピーになりやすいという説も見ました。

餌の(多分輸入飼料)質もあるでしょうが、間違ったことをしていると、人間に返ってくるような気がします。

鶏は飛べませんが、低い止まり木をつくってやるときちんと止まって眠ったりして、足もしっかりと鍛えられるそうです。

飼育している人はどう思っているのでしょうね。

感覚が麻痺してくるのかなぁ。>miyoさん



外から見える=窓があり開放されているという点で、一番悪い飼育よりはましということなんでしょうね。

平飼いだと卵を産まない日もあるそうですから、たくさん食べることはできませんが、時々おすそわけをしてもらうという感覚でいるのがいいのではと思ったりしています。>myantyさん
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うう・・・ (みーま)
2006-09-22 20:21:15
ニワトリは飼っていたことがあるので、一言言わずにはおれません(笑)。止まり木があると喜んでそこにつかまって寝ます。動いているものはとりあえずつついてみます。庭を散歩しながら土をついばんで足で土を掻くのが大好きです。飛べないとはいえ、地面から自転車のハンドルくらいまでは楽に飛び上がれます(よく、ハンドルに飛び上がったもののひとりで降りられなくて困っていました)。結構気性が荒くて、ニワトリ同士いさかいがあります。



・・・どの特性も、卵や肉を得るための飼育方法とは相反するものばかりです。ていうか、生き物として扱ってないよねー。うちではニワトリ達のことを "egg manufacturing machines" と呼んでいましたが(笑)、それでも一応生き物としては扱っていたように思います。
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 (paru)
2006-09-23 15:54:25
ハンドルに飛び上がって降りられないって・・・(笑)

鶏って結構気が強いですよね。

子供の頃じーちゃんばーちゃんの家に行くと鶏がいましたが、餌を遠~~くからやらないとつつかれそうでした^^;

あと鳥は砂浴びも好きですよね。



しかし・・・食べるにしても、映像のような飼育はやめてほしいですね。>みーまさん
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