体も病気も心も腸から作られる1~肉食と病気

2010-12-27 12:24:55 | Weblog
以前血液は腸から作られるという説があると書きました。
腸と内臓と心の話をまとめてみたいと思います。

まず血液は骨髄から作られると普通は思っていますね。
これを発表した外国の研究者達の使った鶏や鳩は絶食させていたそうです。
千島学説によると絶食して飢餓状態にあると骨髄から血液が造られますが、普段は腸から作られるということ。
これを発表した当時はマスコミにも取り上げられていたそうですが、今ではぱったり聞かなくなってしまいました。
初めに発表したものを大きく変えると都合の悪い勢力もあるのでしょう。
腸から作られた血液が体中を巡り、細胞に変化して体を作っていくのです。
そうなると様々な症状の原因は食べ物から作られているのですね。

○肉食と腸内細菌
1960年代の日本人の肉の消費量は年間3㌔程度でした。
現在では14倍の43㌔まで増加しているそうです。
肉食が多いとどうなるのでしょう?
胃腸に肉が入ると「腐る」という漢字になります。
「腐」という字は、もともと腑(消化器官)に肉が入ることを意味しています。
肉を食べるとアミノ酸に分解されます。
その一部は腸内細菌によって有害物質のアミンに変化します。
このアミンが胃や腸で亜硝酸と一緒になるとニトロソアミンが作られます。
ニトロソアミンは、強い発ガン性のある物質です。
亜硝酸は野菜や飲料水にたくさん含まれている硝酸塩から、消火器内の細菌によって簡単につくられる物質です。
肉や魚の加工食品の発色剤としても使われていますし、唾液にも含まれていたり腸粘膜からも分泌されます。
動物性たんぱく質に多く含まれているリジンやアルギニン、動物性脂肪に含まれるレシチンやコリンも二級アミンのもとになります。
肉をたくさん食べると、アミノ酸のチロシンやフェニールアラニンは、腸内細菌の働きでフェニール化合物に変化します。
このフェニールはガンの発生を助ける物質にもなります。
肉に多く含まれる必須アミノ酸のトリプトファンは腸内細菌によって、アミンやアンモニアのほか、インドールやスカトールなどになる。
これらの物質も発ガンを促します。
高脂肪の肉食(肉は赤身でも3割は脂)は、その消化吸収のためにたくさんの胆汁を必要として腸内に胆汁酸が増えます。
胆汁酸は腸内細菌の働きによって、デオキシコール酸やリトコール酸など、大腸ガンやそれを促す物質にかわるのではないかという疑いもあります。
肉食は高たんぱくですからこれだけの負荷が体にかかっているということですね。
また肉魚卵など動物性食品は食物繊維がありません。
排出するためには3倍の野菜を取れ、といいますが、肉食をして更にそんなにたくさん食べられるものではありませんね。
そうなると便秘になったり、お通じがあっても知らない間に宿便がたまってしまいます。
腸内は真夏の気温と同じくらいですから、そこに肉をずーっと置いていたら腐るのと同じなわけです。
ずっと有害物質を体に溜め込んでいることになります。

また食物で一番汚染されているものは、肉です!
飼料はほとんど輸入時に農薬をたっぷりかけられたもの、抗生物質やホルモン剤を投与され。
牛乳中の女性ホルモン
牛乳で起こる病気
食物連鎖の上位にあるほど汚染されていますからね。
妊婦さんはマグロなどの大型魚の摂取に注意するように言われていますが、これも同じで様々な汚染物質は食物連鎖の上位になるほど蓄積されていくということです。
天然魚でもそうなのですから、家畜や養殖魚ではもっともですね。
また動物性食品は油も多いです。赤身でも。
脂にはその動物の摂取した化学物質がたまりやすい性質があります。
片野先生の話
人間も動物も同じなんですね・・・・
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