セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

「ピクトイメージDS」インプレッション

2007年10月05日 01時27分49秒 | 【旧】購入・レビュー話



先週にご紹介したDSソフトはほぼ衝動買いでしたが、コチラは元々買う予定のソフトでした。
みんなでワイワイできそう、ということで購入してみた「ピクトイメージDS」のインプレッション記事です。一週間前にはもう購入してたんですが、何せ書く暇が…w



さて。そもそもどういうゲームなんですか?と。
原則的なルールとしては、描いている絵を見てそれが何かを当てるというものです。ありがちといえばありがちなんですが…DSでは意外にもまだなかったっぽいですね。こんな形式が。
こういうのって、絵心がないのが逆にいいんですよね~。もちろん絵がうまい人ならうまい人なりに楽しめますけど、基本は絵心なきメンバーがこぞって集まって遊ぶことをオススメしますw

ゲームモードをザッと紹介。


●1人用モード
・ピクトイメージ
徐々に描かれている絵が何なのかを答える問題集です。おそらく応募か何かで実際に描いてもらった約300種類の問題が収録されています。描いてもらった人は大人もいれば、最年少で3歳の幼稚園児の作品も。
幼稚園児の作品は、答えは簡単なほうなんですが絵がね…。その絵で答えを連想できる想像力が必要です。逆に30~40代の人が描いている絵はやはりそれなりの画力なんですが、答えが難しかったりします。基本、おそらく一発じゃ分からない系が多いですw
というか、このソフトは3,990円(税込)と若干高い気もしましたが…まさかここに金を使ったか?w

・イラスト学習
私はあだちょっと触っていないので詳細は分かりませんが、その名の通り絵を上手に描くコツを学ぼうというモードです。こういうモードもありと言えばもちろんありなんですが、下手なりに楽しめるところが良かったりするので、これで練習しまくって上手くなるというのは下手すれば結果的にマルチプレイでの面白さを損なう危険性があるかもしれないです。ま、こっそり楽しむ程度なら問題ないですかねw

・ふたりでピクトイメージ
一人がお題に沿って絵を描き、書き終わったらDSをもう1人に渡してそれを当ててもらうという、1台で2人が遊べるモードです。ちなみに描く側は時間無制限です。じっくりゆったり楽しめますね。というか、この時点で面白かったですw
ちなみに問題は「かんたん」「ふつう」「むずかしい」とありますが、私たちは「ふつう」でプレイしてみました。が…超難しい。
「コバンザメ」とか描けるか!!w

・ギャラリー
自由に絵を描いて保存できるというモードです。「だからなんだ」という突っ込みはなしの方向でお願いしますw


●マルチモード
いろんな対戦方法がありますよ~。その前にマルチモード特有の2つのルールを。
「特別ルール」…絵を描く時に毎回ルーレットでランダムに決められます。ひとふでで描かなきゃいけない、描いている人には描いた線が見えないなどのルールがあります。中には得点が2倍になるチャンスなどもあったりします。

「ヒント」…残り時間が少なくなってくると、解答者に答えの文字数、頭文字などのヒントが出てきます。

この2つはON/OFFすることができます。他、シングルモードと同様「かんたん」「ふつう」「むずかしい」も選べます。


・ピクト個人対戦(2~8人)
1人が絵を描き、他の人がそれを見て答えます。正解すると、絵を描いた人と答えた人が残り時間に応じて得点が入ります。決められた問題数を終えたところでポイントが多い人が勝ちという最も単純なルールです。

・ピクトペア対戦(4人、6人、8人)
2人1組のチーム戦です。これが結構特殊なルールでして…。
1チームが解答チーム。そしてもう1チームが審判チームというのになります。で、解答チームは1人が絵を描いて1人が答えます。審判チームはその間に、「NGワード」という言葉を作成していきます。解答チームの解答する人は、このNGワードを答えてしまうと審判チームに得点が入ってしまいますので注意!
これも決められた問題数終えたところで得点の多いほうが勝ちです。基本的に勝敗決定方法はこれっぽいですね。

・ピクトマラソン(2人)
「えんぴつくん」というキャラをゴールまで送るのが目的です。えんぴつくんは走り続けて体力を消耗していきます。問題に答えると体力を補給できます。体力がなくなるとゲームオーバーです。

・ピクト大富豪(3~8人)
基本ルールは個人対戦と同じですが、それぞれに役職が付きます。これが何かすごい面白そうです。まだやれてないけどw
役職が上の人間ほど絵が早く表示されます。

「係長」…役職としては一番下です。この人が絵を描く人です。一番に社長が答えられなかったら昇進します。
「社長」…もちろん役職としては一番上です。もし一番に答えられなかった場合、一気に係長に落ちます。
「その他の役職」…一番に答えると一気に社長になれます。二番手以降の場合、正解すれば昇進、自分より下の役職の人に先に正解されると降格します。

で、一定の問題数が終わった時点で社長だった人が勝ちです。

・ピクト伝言ゲーム(3~8人)
これが噂の「マジカル頭脳パワー」です(ぇw
順番を決め、一番手の人がまず絵を描きます。それ以降の人は前の順番の人が描いた絵を見てから絵を描いていきます。そして最後の人は絵を描いて、それが何かを答えます。答えた後は答えと皆の絵を見て楽しむことができるのがいいですね。
このモードでは制限時間を5、10、15、20、25、30秒から選べます。というか5秒とかムリでしょw
確かマジカルでは10秒でしたね。それでもキツイでしょw



…という感じで、モード的には(一部を除いて)もう充分楽しめるだけのルールは揃っていますが、わりと問題のレベルが高い気がしました。だって「ふつう」レベルで「コバンザメ」ってw
「かんたん」レベルで充分楽しめるのではないかと思います。恐らく。

あと、ルーレットで決められる特別ルールは個人的にはちょっと良い悪いの差がありすぎるかと。一筆書きとかマジで厳しくて、逆に盛り下がっちゃいます。あまりオススメしません。

しかし基本システムは充分楽しめるソフト。1人持って友達と集まって遊ぶにはなかなかgoodな作品ですよ!
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