セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

2015年12月の主なゲーム情報を、プレイバック!

2016年01月13日 08時37分35秒 | 【旧】ゲーム関連記事

■====== 12月1日(火)~その1 ======■

任天堂の新しいアカウント“ニンテンドーアカウント”のサービスがスタート
「ニンテンドーアカウント」公式サイト

さらなるゲーム人口の拡大のため、様々なサービスの”つなぎ役”となるアカウントサービス。
今のところ実施されたのは、「ニンテンドーeショップ」で残高を1,000円追加するごとに100円分のボーナスがプレゼントされるキャンペーン(2016年2月1日まで)と、昨年の年末に2度ほど実施された「あなただけ割引」です。

特に「あなただけ割引」は、その名前からして、それぞれのユーザーのプレイ履歴などに合わせたオススメタイトルを、割引の対象タイトルにしてくる可能性がありそうです。今回はとりあえず、全員一緒だったみたいですけどね。
もし本当にそんなことができるとしたら、凄いです。とはいえ、仮に実現したとしても、任天堂以外のタイトルを勝手に割引するわけにもいかないでしょうから、割引OKなタイトルと、NGなタイトルってのはあるでしょうね。きっと。あとは、自分にあった割引セールが実施されるからといって「セール待ち」になってしまわないか?という心配もあります。

ま、これもまた、1つの実験ってところでしょうかね。
3月には、クラブニンテンドーの後釜とされる「マイニンテンドー」や、ちょっとしたコミュニケーションが楽しめるスマートフォンアプリ『ミートモ』などが展開され、これらもニンテンドーアカウントで紐づけされることになります。
ニンテンドーアカウントから広がる、任天堂の様々な試みに、期待したいです。


ところで、1つ疑問。
「ニンテンドーネットワークID」に統一するって、できなかったんですかね?
2つのアカウントサービスがあるのって、ちょっと紛らわしい気もするのですが…。まあ、ゲーム機限定のアカウントと、それ以外のサービスともつながるアカウントとで、分けたかったということなのかもしれません。


■====== 12月1日(火)~その2 ======■
スーパーロボット大戦F(PS版)
スーパーロボット大戦F完結編(PS版)
『スーパーロボット大戦』『魔装機神』を手がけたウィンキーソフトが自己破産申請、負債額は2億5千万円

そもそも『スーパーロボット大戦 コンプリートボックス』で一旦シリーズから身を引いたのって、結局どんな理由だったんでしょうかね?

なんか、バンプレストとの仲が悪くなっただのという噂はあったそうですが、実際のところ、あのゲームバランスに一考の余地があったのでは?って感じるところがあります。
『スーパーロボット大戦F』と『F 完結編』は、知る人ぞ知る激ムズ難易度。『コンプリートボックス』はリメイク作品ですが、こちらも概ね似たようなゲームバランスになっているらしいです。
人によっては「あれがちょうどいいんだよ」って人もいるようですが、バンプレストとしては、シリーズの今後の展開として「そのままでいいのか?」という疑問はあったのかもしれません。そうして、ちょうどいい感じの難易度にしつつ演出に力を入れた『スーパーロボット大戦α』が誕生。それが、ウィンキーソフトにとっての時代の分かれ目だったのかもしれませんね。

とはいえ、『スーパーロボット大戦』シリーズがここまで末永く続いているのも、ウィンキーソフトがしっかりとした土台を作ってくれたからこそ。
それに感謝しつつ、これからもこのシリーズは、多くのロボットアニメファンを虜にしていってほしいものです。


■====== 12月2日(水) ======■

『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』2016年発売決定! “サイコクール”をテーマに舞台・キャラクターを一新
完全オリジナルアニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』発表! “その後”を描く希望ヶ峰学園シリーズ最終章

PS4/PS Vita『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』 & アニメ「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-」公式サイト

基本的に私は、アニメやマンガといったゲーム以外で、ゲーム版に関係あるストーリーが続いたり、何かしら絡んでくるというのは、正直好きじゃないタイプです。「ゲームとして楽しむことが前提」なので。
ただ、2作品遊んできた身としては、その締めとなるアニメ「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-」は、やっぱり気になっちゃうな…。たぶん、見ちゃうと思います。

そして、心機一転となる『ニューダンガンロンパV3』。
分かっていることはまだまだ少ないですが、こちらも期待しています。

『ニューダンガンロンパV3』と、アニメの「ダンガンロンパ3」。ともに、2016年展開予定です。


■====== 12月6日(日) ======■

●= 『FFVII リメイク』、『二ノ国II』など注目作の情報が明かされたPSX 2015発表会の内容をまとめてお届け【PSX2015】 =●

アメリカのイベント「PlayStation Experience 2015」の発表会で飛び出した、色々な新情報。

『ファイナルファンタジーVII リメイク』の続報も大きな話題となりましたが、個人的にはやっぱり『二ノ国II レヴァナントキングダム』が嬉しかったかな。
いち日本人ユーザーとしては、こういった日本ならではのゲームが海外で人気を博し、そして続編まで出てくれる流れが作れたことは、なんか誇りに思えます。

今後も、このイベントは続けていく予定とのこと。
6月のE3と、12月のこのイベント。1年に2回の大きな舞台で、これからも魅力ある発表を期待したいものです。
もちろん、発表したからには、ちゃんと発売し、楽しませてほしいですけどね。

関連記事:
セグメントゲームズ レイディオ = 第124回 「PlayStation Experience 2015」の発表会について


■====== 12月8日(火) ======■

『マインクラフト』のWii U版『Minecraft: Wii U Edition』が12月17日よりニンテンドーeショップで販売開始! 発売は日本マイクロソフト
『マインクラフト:Wii U エディション』特報ページ

なんでも、姪っ子がこれを購入したらしいんですよね。
あ、言い忘れていましたが、甥っ子姪っ子のいる家族も、いよいよWii Uを買ったみたいです。

色々な実況者さんがプレイしているのを見て欲しくなったけど、PS4やPS Vitaには今のところ興味がないので、そのために本体買うのはな~って悩んでいたみたいです。で、念願叶ってWii Uを買った&Wii Uでマインクラフトが配信されたということで、すぐに買ってみたらしいのですが…あれって、決して操作が簡単ではないですからね。ただでさえアクション苦手な姪っ子には、かなり厳しいみたいでした。
もし今後、あちらの家に遊びに行くことがあれば、レクチャーしてあげようと思います。というか、分かりやすいマニュアルでも作ってあげようかな…?

2015年12月17日より配信開始。価格は3,600円(税別)です。


■====== 12月12日(土) ======■

『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』発表! 『ウルトラストリートファイターIV』より豪鬼が参戦【動画あり】
『鉄拳』シリーズ公式サイト

『鉄拳』シリーズの核心に迫る物語に、『ストリートファイター』シリーズのキャラクターが関わるという、なかなか斜め上のお話。
そりゃまあ、後付けだろうとは思いますが…格闘ゲーム好きにとっては、なかなかテンション上がる展開なのかな~なんて感じます。

なお、現在稼働中の『鉄拳7』からは、ほとんどのデータを引き継げるそうですが、都合により一部のアイテムが引き継げない可能性があるとのことです。ご了承ください。


■====== 12月15日(火) ======■

『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』PS4、PS3、PS Vitaで2016年発売決定!
『ガンダムブレイカー3』PS4、PS Vitaで2016年発売決定!

PS4/PS3/PS Vita『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』公式サイト
PS4/PS Vita『ガンダムブレイカー3』公式サイト

ガンダムのゲームシリーズを代表する2作品が同時に発表。『ガンダムブレイカー3』は、発売日も決定しています。

そういえば、『スーパーロボット大戦』シリーズのゲーム機向け新作が、なかなか発表されないですね。いつもなら、最新作が発売されて数カ月もすれば何かしら出てくるものですが、『スーパーロボット大戦BX』発売から5ヶ月近く経過しています。新たな大型シリーズ作品の予感…と考えていいのでしょうか?
…ま、スパロボのほうはさておき。まずはこの2作品で、2016年のゲーム業界を盛り上げて欲しいです。

『ガンダムブレイカー3』は2016年3月3日に発売予定で、価格はPS4版が7,600円。PS Vita版が6,800円です。(ともに税別)
『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』は、2016年発売予定です。


■====== 12月16日(水)~その1 ======■

●= カムイ、クラウド、ベヨネッタ参戦! 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』最新情報を総まとめ =●
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』最後の特別番組 特設サイト
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』公式サイト

今作最後の特別番組として公開された、紹介映像。
すでに情報のあった『ファイナルファンタジーVII』のクラウドに加え、新たに『ファイアーエムブレム if』の主人公カムイと、『ベヨネッタ』シリーズの魔女ベヨネッタが、ファイターとして参戦決定しました。
クラウドは、すでに配信中。カムイとベヨネッタは、ともに2016年2月配信予定です。

甥っ子もこの情報は見ていたらしく、しかもベヨネッタが話題に出ましたね。
「なんか、あの怖い人」と言われて私はピンと来て、続けて「足にも銃が付いてるんだよ」とか言ってました。とりあえず理屈抜きに、カッコよくは映るみたいですね。子供だから、それくらいでいいです。大人になったら、また違う見え方になるので(苦笑)

しかし思えば、スマブラのコンテンツも今春あたりで一段落し、『スプラトゥーン』も今月いっぱいで一段落する予定です。
長らく更新を続けてきた両タイトルが落ち着くと、あとは『スーパーマリオメーカー』くらいしか無くなるんですよね。はたして、それらに続く「長く愛される作品」は、今年発売できるのでしょうか?


■====== 12月16日(水)~その2 ======■

小島秀夫監督が12月15日付でコナミデジタルエンタテインメントを退社
小島秀夫監督が新スタジオ“コジマプロダクション”を発足
小島監督の新スタジオ第1作目はプレイステーション4独占タイトルとして開発!

「コジマプロダクション」公式サイト

改めて振り返ってみると、昨年の小島監督関連ってずっと、こんな感じの話題ばかりが渦巻いていたように思います。
さかのぼると、なんか2015年2月くらいからすでに、退社の噂が出ていたそうですからね。

でも、退社が現実となり、小島監督は組織としての呪縛から逃れて新たなスタートラインに立ちました。
『メタルギアソリッド』シリーズを期待している人には残念なお話かもしれませんが、本当の「小島監督らしさ」を出せるのは、きっとこれから。私としては、新たな展開に期待したいと思います。
それこそ、小島監督といえば、かつては『ボクらの太陽』のような、メタルギアとは違うユーザー層向けのシリーズだって展開していましたからね。最初はPS4向けタイトルとのことですが、次あたり、3DSあたりでも何か挑戦してくれないかな~?なんて思っちゃいます。


■====== 12月16日(水)~その3 ======■

『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』が2016年夏に発売決定!
『英雄伝説 閃の軌跡III』の制作が決定!――日本ファルコムの『軌跡』シリーズ最新作
シリーズ初のオンラインプロジェクト『英雄伝説 暁の軌跡』、サービス提供時期が2016年に決定

PS4/PS Vita『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』ティザーサイト
『英雄伝説 暁の軌跡』公式サイト

色々お話がありましたが、個人的には、イースシリーズ最新作『イースVIII』を楽しみにしています。
I~IIIまでは楽しませてもらいましたので。本当は順番に楽しみたかったのですが…IV(ゲームアーカイブス)は結局、途中で止まっちゃって。物語が続きものでない以上、あまり過去のシリーズ作品に縛られずに楽しめればいいかな~なんて思っています。

『イースVIII』は2016年夏に発売予定。『英雄伝説 暁の軌跡』は2016年にサービス開始予定。『英雄伝説 閃の軌跡III』の発売日は未定です。


■====== 12月25日(金) ======■


『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』ソフトが同梱されたニンテンドー2DSが一部店舗で発売決定!
「ニンテンドー2DS」New3DSからの引越しは非対応、対応周辺機器などに関する「Q&A」が公開

「ニンテンドー2DS 『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』限定パック」紹介ページ

2015年の終わりに発表されたのが、このお話でした。このタイミングで、まさかの初2DSです。
改めて、取扱い店舗と、2DS関連の特徴を復唱しておきます。

||== 取扱い店舗一覧 ==||
 イオン
 イオンスタイル
 イオンスーパーセンター
 Game TSUTAYA加盟店
 Amazon.co.jpにある「ポケモンストア」
 ポケモンセンター
 ポケモンストア
※『ポケットモンスター 青』の限定パックは、ポケモンセンターとポケモンストア限定での取り扱いです。

||== 2DSの主な特徴や仕様 ==||
◆立体視には非対応。
◆折り畳みができない代わりに、本体右下に設けられた「スリープスイッチ」で、スリープモードを利用可能。
◆液晶のサイズは、通常の3DSと同じ。
◆「NFCリーダー/ライター」を使えば、amiibo(アミーボ)は利用可能。
◆スピーカーはモノラルになるそうです。
◆通常の3DS/3DS LLからはデータ引っ越しできますが、New3DS/New3DS LLからはデータ引っ越しできません。
◆本体の形状が異なるため、充電台や拡張スライドパッドには対応していません。(2DS用拡張スライドパッドの発売予定は無し)


私としては、まずこのスタイルで発売して、どれくらい需要があるのかどうかは注目しています。
税別とはいえ、1万円きった価格になるのは、選択肢としては十分な効果を持っていると思うわけで。ましてや、バーチャルコンソールや立体視に対応していないタイトルを遊ぶぶんには、全く影響しないですからね。
あとは、折りたためないことや、持ち心地をどう感じるか?といったところでしょうか。たぶん体験台なんて配置はしないでしょうから。特に、持ち心地については、できれば実際に触った人の評判を聞きたいところですね。

2016年2月27日に発売予定で、価格は各9,980円です。
また、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』それぞれ単体のバーチャルコンソールも同日に配信開始予定で、価格は通常版が1,111円。「ダウンロードカード特別版」が1,389円です。(全て税別)



これまでのプレイバック記事:
前月 = 2015年11月の主なゲーム情報
 └→ SNKプレイモアがパチスロ事業を撤退
 └→ 半年ぶりのニンテンドーダイレクトが実施
 └→ PS4の全世界累計実売台数が3020万台を突破
 └→ PSP向けのPS Storeでのコンテンツ配信が、今年度で終了すると発表 など

前々月 = 2015年10月の主なゲーム情報
 └→ 3DS『真・女神転生IV FINAL』が発表
 └→ 3DS『妖怪ウォッチバスターズ』で無料更新データ「月兎組」が配信決定
 └→ 『グランツーリスモ』シリーズの新作『GT Sport』が発表
 └→ 任天堂が「マイニンテンドー」や『Miitomo(ミートモ)』などの新サービスを発表 など

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