a green hand

ロバート・フロスト




今日は義弟のお見舞いに行く。
一言も声を発することはない。

一緒に住む姪は悲しみで溢れていた。

なるべく口から食事を摂れるように頑張ってねというと頷いた。
同じ年齢である。

姪がメールをくれた。
お昼に出されたプリンをスプーンで3つ口に入れたと喜んでいた。

生きようという意欲をなくしたその姿に、どれほど姪たちは悲しんでいるだろうと…。
若い頃に父を亡くし妹を亡くした時のことが蘇ってくる。

帰りにお気に入りの店により頼んでおいた品を取りに行く。
その品というのが年末には売れてしまっていたコンパスである。

蓋を開けると裏側に小さな英文文字で何やら書いてある。

Robert Frost
The Road Not Taken

下に5行ずつ 4パートに連なる小さな文字。

まずロバート・フロストについて調べてみた。

アメリカ合衆国の詩人とある。

有名な詩にThe Road Not Taken という説明が飛び込んできた。
そして驚くことに今日、1月29日が命日である。

詩のテーマは (選ばれざる道)とある。

読んでみた。

直ぐにこのコンパスはハルにあげようという気分になっていた。

今日は疲れたのでこの辺りで続きは明日。
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