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a green hand

ショパン疲れ


ポーランドワルシャワから配信されるライブをユーチューブで深夜に聴いたりしてすっかり疲れた1週間。
1日平均4時間の視聴を続けていると、鬱になりそうになるのがわかった。

年齢には勝てない。
きれいなピアノも聴き続けると非常に疲れる。
反田恭平がファイナルで弾くピアノコンチェルトは遂にライブでは聴けなかった。
身体がもたないと分かったので自己コントロール。

寝溜めでもしたかのように昨夜10:30から今朝は9:00まで熟睡してしまった。
夫が心配して生存確認に来た。

配信された反田恭平のファイナルに驚き。

ショパンのピアノコンチェルト第1番は、アルゲリッチのピアノで若い頃に何度聴いたかわからない。
他のピアニストでも聴いた。

反田さんの音は今まで気づけなかった音が入っている?というぐらい別物のような音の美しさが表現されていた。
ワルシャワオーケストラの皆さんが時を経るごとに変化し相乗し素晴らしい音を奏でる。

素晴らしい、美しい、こんなコンチェルト初めてと感じた。
コンペティションなのにまるでリサイタル。

スタンディングオベーションあり、指揮者が深々とピアニストにお辞儀をし、オーケストラはまるでリサイタルが終わった時のように反田さんに拍手を送っている。

反田さんは審査員を含む聴衆に深々と頭を下げ感謝の気持ちを示す。
ピアニストがオーケストラを率いた感のコンペティションである。

日本代表で2人がファイナルまで進んだ。
小林愛実さんは、21日am1:00日本時間である。
反田さんと幼馴染で親友という。

6年前の愛実さんのファイナルを聴いた。
6年後、どんなコンチェルトを聴かせてくれるのだろうか。

ロングヘアからショートに変わっていた。
大事そうに身につけている音符のペンダントは6年前にもつけていた。

愛実さん3次のプレリュードもすばらしかった。
プレリュード15の「雨だれ」は聴きごたえがあった。
最後のプレリュード24 感動だ。

最初聞き違えて反田さんと角野さんがファイナル進出と思い、ピアノ好きの友に愛実さんいいと思ったのに残念だったわねとラインをすると、「未熟者さん、ファイナルは反田さんと小林愛実さんですよ」と聞かされた。

日本2人、中国、韓国、イタリア2人、カナダ2人、スペイン、ロシア、ポーランド2人
総勢ファイナル本選に残ったのは12名である。

どちらも17歳のカナダとロシアのピアニストにも注目した。

殆どのピアニストがピアノ協奏曲1番で勝負する中、イタリアとスペインの2人が第2番を選んでいる。

私が注目してる4人は20日、am1:00ごろから4人目がam3:30からである。
身体がついていかないので私は観ないことにした。
イタリアのアレクサンダー ガジェヴのコンチェルト第2番に興味ありなのだけれど。

中国のピア二ストは強敵かもしれない。
中国人のコメントでHao Raoの次に反田恭平が好きとあった。
コメントするぐらいだから微妙に反田への感動が伝わってきた。

もう寝ないと明日元気になれないと困るので。
 







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