『クリスマスのフロスト』
R.D.ウィングフィールド
創元推理文庫
好き!この人の冗談はおもしろい!かわいい! 若い刑事がいけすかないところもいい。最近目につくので 思いきって買ったけど、大分前から出てたんだな。 しかもこのミスで1位。わたしにも、こんなミステリ書く 才能があればなー。
『大きな枝が折れる時』
ジョナサン・ケラーマン
扶桑社ミステリー文庫
アレックスシリーズ、ハマりそう。いまいち面白みに欠ける 主人公なのだが、穏健なわりに命知らず。まあ、あまりアクの強い 臨床心理医ってのも困るだろうけど。
『歪んだ果実』
ジョナサン・ケラーマン
扶桑社ミステリー文庫
なんだかんだ言っておもしろい!一日で読んでしまった。しかしこの人の話は人物名が難しいのか、どの人だったかすぐ忘れる。年寄りか、わたしは。全編子供にキーがあるシリーズのようだが、幼児は自分で問題解決してくれないのでもどかしい。
『フロスト日和』
R.D.ウィングフィールド
創元推理文庫
文庫のクセに1100円する分厚さ。しかし「スイートホーム殺人事件」「サマー・オブ・ナイト」ときて詰まっていた読書が一気に進んだおもしろさ。いいなあ、フロスト。例えほとんど寝てない激務に読むだけでうんざりしたとしても、このダラシナサは快感です。
『ストリート・キッズ』
ドン・ウィンズロウ
創元推理文庫
スラスラ読めたけど…よくわからん。そんなに名作か?少年が主人公だからウケるのか…なんというか日本へ持ってきてドラマにできそうな話。昔の永瀬あたりでオヤジ役は…うーん…
『接触』
パトリシア・コーンウェル
講談社文庫
ついに出た、検死官シリーズの新作。(だったのですこの時は)ルーシーがどんどん成長しているところに時の流れを感じる。ウィンゴーまで死んでしまったし、そのうちマリーノが死ぬ んじゃないかと心配だ。今回あまり出番ないけど。
『グラス・キャニオン』
ジョナサン・ケラーマン
扶桑社ミステリー文庫
アレックスの話し方って村上春樹書くところの主人公みたいだなー。人物造型も。感じがよくて、そこそこモテて、しかし浮気心はあまりない。訳者の文体か?上下巻となると、前半は捜査に全然進展がなく、後ろの方で急にドタバタと謎が解かれるというのがちょっとしんどいところである。
『サイレント・パートナー』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
いきなり新潮に?アレックスシリーズはどこがハードボイルドなのか?『ストリート・キッズ』もハードボイルドらしいし、ハードボイルドってなんなんだー。双生児の話は興味があったのだが、最後まで分裂の仕方がよくわからなかった。乱暴に読み流しすぎだろうか。
『仏陀の鏡への道』
ドン・ウィンズロウ
創元推理文庫
わかったぞ!主人公が過酷な目にあう、それがハードボイルドだな!?ニールは若いけど、「それで死なんのかい」という苦境体験とへらず口とで間違いなくハードボイルドの主人公。こうなると、アレックスにももう少しヒネてほしいところですな。
『心の昏き川』
D.クーンツ
文春文庫
長かった!スペンサーはシブかったけど、エリーの魅力はいまいち。謀略ものの好きな人にはおもしろいと思う。
『ヒューマン・ファクター』
グレアム・グリーン
ハヤカワ文庫
ジミな話であった…。家族旅行の友として読了。結局ジミと思いながらもグイグイ読めた。ラストが好み。ミステリー読み慣れて「ああスッキリ」に慣れてたけどこういう終わりもありだよね。あ、今気付いたけどこれってミステリーじゃないな。
『デヴィルス・ワルツ』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
これは年末帰省の電車で読了。もはや安心して読めるシリーズとして定着決定。
『ウォッチャーズ』
D.クーンツ
文春文庫
昔表紙に惹かれて読んだ本を再読。いやースパイクかわいいっす。犬飼いたい。『ストレンジャーズ』も再読したが、こっちの方がおもしろかった。
『わるい愛』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
『プライベート・アイ』が見つからず…。絶版か。やはり村上春樹を思い出しながら読む。
『行きずりの街』
志水辰夫
新潮文庫
北上次郎が「中年の哀愁」を感じる本として推薦していた。おもしろかったにはおもしろかったが…やっぱり少しオヤジくさいか。
『深夜プラス1』
ギャビン・ライアル
ハヤカワ文庫
今さら何を、と思われそうな名作だけあって、シブい小説。ハーヴェイはこの後どうなったのか?カントンの行く末よりも気にかかる。
『天から降ってきた泥棒』
ウェストレイク
ハヤカワミステリー文庫
こういうくだらないギャグまじりの会話、私は弱い!この軽さが好きだ。
『少女ホリーの埋もれた怒り』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
安心シリーズ、『プライベート・アイ』以外はこれで読破。(だったのですこの時は)しかし、このシリーズのタイトルはどうにかならんのか。
『闇の奥へ』
クレイグ・トーマス
扶桑社文庫
興奮したっす。最初は誰が誰か把握できず、翻訳ものは名前がおぼえられん!というオバサンのような気持ちを味わったが、かまわず読んでいったらちゃんとハマった。まあ北上次郎の推薦、おもしろくないわけがないという信頼が支えになっていたんだけどね。
『ファイア・フォックス』
クレイグ・トーマス
ハヤカワ文庫
戦闘機好きにはタマらん!小説だろうなあ。オーブリー、かっこいい。
『狼殺し』
クレイグ・トーマス
河出文庫
よくぞあった河出文庫。これだけトーマス読んでも、防諜機関の名前にピンとこないのがある。イギリスって複雑だなあ。ニッポンには内閣調査室以外にナンかあるのかな?
『ダーティ・ホワイト・ボーイズ』
スティーブン・ハンター
扶桑社ミステリー
重くて参る厚さだが、アタマ悪そうなハチャメチャぶりがおもしろかった。 まさにタランティーノっぽいオチが好き。
『ブラックライト』
スティーブン・ハンター
扶桑社ミステリー
驚きのシリーズ化。なるほど『ダーティ・ホワイト…』は外伝だったのか!しかし、やたら「男の中の男」がいっぱい出てきたような気がするな。
『ブラック・ダリア』
ジェームズ・エルロイ
文春文庫
エルロイはいくつか読んでみたけど、あまりハマらなかった。 何か余韻が感じ取れなくて。(自分のせいです)映画の「L.A.コンフィデンシャル」はすごく良かったのになあ。
『火車』
宮部みゆき
新潮文庫
「ひぐるま」と読んでいたぞい、これ…。スゴイ女もいたもんだ!(ったってフィクションなんだけど)中年が主人公というのがイマイチで、子供は大変に大人っぽい。
『ストーン・シティ』
ミッチェル・スミス
新潮文庫
うーん、長い!おもしろかったし、監獄ものはやっぱり興味深いのだけど、これだけの長さの必要な話とは思えない。
『ドッグ・イート・ドッグ』
エドワード・バンカー
ハヤカワ文庫
なるほど、タランティーノ。しかし、ラストはブルー。主人公はかっこよくて映画になると良さそうだけど後味は悪い。
『水の戒律』
フェイ・ケラーマン
創元推理文庫
恋愛のからんだミステリーとしては、読みごたえがあっていい小説だなと思った。ユダヤ教という異質な世界が障壁となるところも新鮮、ヒーローの「まとも」ぶりがいいんだなあ。
『寒い国から帰って来たスパイ』
ル・カレ
ハヤカワ文庫
ヂミな話…。ブルーになる暗さ。しかし、スパイって明るいもんのはずがないよな、と妙に納得。
『聖と俗と』
フェイ・ケラーマン
創元推理文庫
なかなかスッキリと実らない恋愛小説として読んでいるような気がする。続編を買うのが楽しみだ。
『サマー・オブ・ナイト』
ダン・シモンズ
扶桑社文庫
少年が無惨に死んでしまうの悲しい話。しかし、メチャメチャファンタジー。この辺の大人どもは何をやっとるんだ!と始終思いながら読んでしまった。(ファンタジー読む資格なし)
『殺人容疑』
D・グターソン
文春文庫
高倉健主演の図が浮かぶ…(と当時思ったけど、工藤ゆうきがヒロインやった以外のキャストは忘れたなあ)日系アメリカ人の苦労など、大河ドラマになりそうな話。単なるミステリーのベストセラーとはひと味違うわけだな。
R.D.ウィングフィールド
創元推理文庫
好き!この人の冗談はおもしろい!かわいい! 若い刑事がいけすかないところもいい。最近目につくので 思いきって買ったけど、大分前から出てたんだな。 しかもこのミスで1位。わたしにも、こんなミステリ書く 才能があればなー。
『大きな枝が折れる時』
ジョナサン・ケラーマン
扶桑社ミステリー文庫
アレックスシリーズ、ハマりそう。いまいち面白みに欠ける 主人公なのだが、穏健なわりに命知らず。まあ、あまりアクの強い 臨床心理医ってのも困るだろうけど。
『歪んだ果実』
ジョナサン・ケラーマン
扶桑社ミステリー文庫
なんだかんだ言っておもしろい!一日で読んでしまった。しかしこの人の話は人物名が難しいのか、どの人だったかすぐ忘れる。年寄りか、わたしは。全編子供にキーがあるシリーズのようだが、幼児は自分で問題解決してくれないのでもどかしい。
『フロスト日和』
R.D.ウィングフィールド
創元推理文庫
文庫のクセに1100円する分厚さ。しかし「スイートホーム殺人事件」「サマー・オブ・ナイト」ときて詰まっていた読書が一気に進んだおもしろさ。いいなあ、フロスト。例えほとんど寝てない激務に読むだけでうんざりしたとしても、このダラシナサは快感です。
『ストリート・キッズ』
ドン・ウィンズロウ
創元推理文庫
スラスラ読めたけど…よくわからん。そんなに名作か?少年が主人公だからウケるのか…なんというか日本へ持ってきてドラマにできそうな話。昔の永瀬あたりでオヤジ役は…うーん…
『接触』
パトリシア・コーンウェル
講談社文庫
ついに出た、検死官シリーズの新作。(だったのですこの時は)ルーシーがどんどん成長しているところに時の流れを感じる。ウィンゴーまで死んでしまったし、そのうちマリーノが死ぬ んじゃないかと心配だ。今回あまり出番ないけど。
『グラス・キャニオン』
ジョナサン・ケラーマン
扶桑社ミステリー文庫
アレックスの話し方って村上春樹書くところの主人公みたいだなー。人物造型も。感じがよくて、そこそこモテて、しかし浮気心はあまりない。訳者の文体か?上下巻となると、前半は捜査に全然進展がなく、後ろの方で急にドタバタと謎が解かれるというのがちょっとしんどいところである。
『サイレント・パートナー』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
いきなり新潮に?アレックスシリーズはどこがハードボイルドなのか?『ストリート・キッズ』もハードボイルドらしいし、ハードボイルドってなんなんだー。双生児の話は興味があったのだが、最後まで分裂の仕方がよくわからなかった。乱暴に読み流しすぎだろうか。
『仏陀の鏡への道』
ドン・ウィンズロウ
創元推理文庫
わかったぞ!主人公が過酷な目にあう、それがハードボイルドだな!?ニールは若いけど、「それで死なんのかい」という苦境体験とへらず口とで間違いなくハードボイルドの主人公。こうなると、アレックスにももう少しヒネてほしいところですな。
『心の昏き川』
D.クーンツ
文春文庫
長かった!スペンサーはシブかったけど、エリーの魅力はいまいち。謀略ものの好きな人にはおもしろいと思う。
『ヒューマン・ファクター』
グレアム・グリーン
ハヤカワ文庫
ジミな話であった…。家族旅行の友として読了。結局ジミと思いながらもグイグイ読めた。ラストが好み。ミステリー読み慣れて「ああスッキリ」に慣れてたけどこういう終わりもありだよね。あ、今気付いたけどこれってミステリーじゃないな。
『デヴィルス・ワルツ』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
これは年末帰省の電車で読了。もはや安心して読めるシリーズとして定着決定。
『ウォッチャーズ』
D.クーンツ
文春文庫
昔表紙に惹かれて読んだ本を再読。いやースパイクかわいいっす。犬飼いたい。『ストレンジャーズ』も再読したが、こっちの方がおもしろかった。
『わるい愛』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
『プライベート・アイ』が見つからず…。絶版か。やはり村上春樹を思い出しながら読む。
『行きずりの街』
志水辰夫
新潮文庫
北上次郎が「中年の哀愁」を感じる本として推薦していた。おもしろかったにはおもしろかったが…やっぱり少しオヤジくさいか。
『深夜プラス1』
ギャビン・ライアル
ハヤカワ文庫
今さら何を、と思われそうな名作だけあって、シブい小説。ハーヴェイはこの後どうなったのか?カントンの行く末よりも気にかかる。
『天から降ってきた泥棒』
ウェストレイク
ハヤカワミステリー文庫
こういうくだらないギャグまじりの会話、私は弱い!この軽さが好きだ。
『少女ホリーの埋もれた怒り』
ジョナサン・ケラーマン
新潮文庫
安心シリーズ、『プライベート・アイ』以外はこれで読破。(だったのですこの時は)しかし、このシリーズのタイトルはどうにかならんのか。
『闇の奥へ』
クレイグ・トーマス
扶桑社文庫
興奮したっす。最初は誰が誰か把握できず、翻訳ものは名前がおぼえられん!というオバサンのような気持ちを味わったが、かまわず読んでいったらちゃんとハマった。まあ北上次郎の推薦、おもしろくないわけがないという信頼が支えになっていたんだけどね。
『ファイア・フォックス』
クレイグ・トーマス
ハヤカワ文庫
戦闘機好きにはタマらん!小説だろうなあ。オーブリー、かっこいい。
『狼殺し』
クレイグ・トーマス
河出文庫
よくぞあった河出文庫。これだけトーマス読んでも、防諜機関の名前にピンとこないのがある。イギリスって複雑だなあ。ニッポンには内閣調査室以外にナンかあるのかな?
『ダーティ・ホワイト・ボーイズ』
スティーブン・ハンター
扶桑社ミステリー
重くて参る厚さだが、アタマ悪そうなハチャメチャぶりがおもしろかった。 まさにタランティーノっぽいオチが好き。
『ブラックライト』
スティーブン・ハンター
扶桑社ミステリー
驚きのシリーズ化。なるほど『ダーティ・ホワイト…』は外伝だったのか!しかし、やたら「男の中の男」がいっぱい出てきたような気がするな。
『ブラック・ダリア』
ジェームズ・エルロイ
文春文庫
エルロイはいくつか読んでみたけど、あまりハマらなかった。 何か余韻が感じ取れなくて。(自分のせいです)映画の「L.A.コンフィデンシャル」はすごく良かったのになあ。
『火車』
宮部みゆき
新潮文庫
「ひぐるま」と読んでいたぞい、これ…。スゴイ女もいたもんだ!(ったってフィクションなんだけど)中年が主人公というのがイマイチで、子供は大変に大人っぽい。
『ストーン・シティ』
ミッチェル・スミス
新潮文庫
うーん、長い!おもしろかったし、監獄ものはやっぱり興味深いのだけど、これだけの長さの必要な話とは思えない。
『ドッグ・イート・ドッグ』
エドワード・バンカー
ハヤカワ文庫
なるほど、タランティーノ。しかし、ラストはブルー。主人公はかっこよくて映画になると良さそうだけど後味は悪い。
『水の戒律』
フェイ・ケラーマン
創元推理文庫
恋愛のからんだミステリーとしては、読みごたえがあっていい小説だなと思った。ユダヤ教という異質な世界が障壁となるところも新鮮、ヒーローの「まとも」ぶりがいいんだなあ。
『寒い国から帰って来たスパイ』
ル・カレ
ハヤカワ文庫
ヂミな話…。ブルーになる暗さ。しかし、スパイって明るいもんのはずがないよな、と妙に納得。
『聖と俗と』
フェイ・ケラーマン
創元推理文庫
なかなかスッキリと実らない恋愛小説として読んでいるような気がする。続編を買うのが楽しみだ。
『サマー・オブ・ナイト』
ダン・シモンズ
扶桑社文庫
少年が無惨に死んでしまうの悲しい話。しかし、メチャメチャファンタジー。この辺の大人どもは何をやっとるんだ!と始終思いながら読んでしまった。(ファンタジー読む資格なし)
『殺人容疑』
D・グターソン
文春文庫
高倉健主演の図が浮かぶ…(と当時思ったけど、工藤ゆうきがヒロインやった以外のキャストは忘れたなあ)日系アメリカ人の苦労など、大河ドラマになりそうな話。単なるミステリーのベストセラーとはひと味違うわけだな。