作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 米国が憲法を押し付けた国は 】

2013-02-02 19:46:05 | 02 華麗な生活

パナマ、キューバ、フイリッピン、日本、ドイツ。
以上五か国だけで、ドイツでは憲法とは言わず
基本法のままで通し、しかも57年には自主憲法を
作り、アメリカ製は破棄した。

戦後60有余年、金科玉条のごとく有難がっている
おめでたい国は、日本だけである。

安倍総理は、戦後の占領体制から脱し、日本の憲法
を作り直そうとしているが、当然のことなのに、ボクの
廻りにも、憲法だけは改正は嫌だと、困った事を言う
人間が居る。

戦時中にも米軍の空襲にも遭わずに過ごした幸せな
人達だ。

アメリカがいつまでも、沖縄などの基地に置いた軍で
日本を守ってくれるとでも思っているのだろうか。

先の大戦の火ぶたを切ったのは、日本海によるハワイ
奇襲にあった事実の陰に、ルーズベルトによる、日本
から先に手を出させる作戦があり、またトルーマンは、
ウラン原爆の効力を広島で確認しながら、プルトリウム
の性能も知りたいと、長崎に第二の原爆を落とせと命じ
たことぐらい、歴史の事実として知っていたなら、日本を
最後まで守るのは、日本の国防軍である事ぐらい常識
である。

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【 いつまで出る気か田原総一郎 】

2013-02-02 14:56:27 | 02 華麗な生活

テレビ東京系の「たかじんのマネー」に、
見るだにおぞましい田原が出ていたから、
遅めの昼食を摂りながら、心を入れずに見ていた。

田原はボクと同年である。見るからのワルだ。
日本のテレビ界は、今年79歳になる男を使わないと
成らぬほどに人材が払底したのか。

青山繁晴、水道橋博士など、田原を除けば論客が揃う
この番組を、紅一点の真鍋かおりが、実質司会進行を
努めて、五月蠅いオッサンを仕切っている。

この娘は、行く先阿川佐和子の跡を追うだろうと感じる。

番組の中に、韓国の売春売り上げは、GDPの5%と出た。

中国の流通紙幣に、ニセ札が何ほどか、把握が出来ぬとも。
そういえば、ひところ麻薬と共に、北朝鮮の偽札が騒がれて
いたが、ミサイルの陰に隠れた感がある。

青山が中国の発表する統計はウソばかりと断言した。
本当にそうなら、日本にとって悪いハナシではない。

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【 「拾われぬ栗の見事よ大きさよ」 】

2013-02-02 14:55:35 | 02 華麗な生活

小林一茶の、この句は知らなかった。
頂戴物の「栗蒸し羊羹」の包装紙に書いてあった。
大阪心斎橋の「庵月」という店のものである。

ボクは十七文字なら、俳句よりも川柳の方を好む。
芭蕉はあまり好きではない。一茶は庶民的で良いなと思う。

矢張り三十一文字の側に立つ。
最も好きなのは、古今集だが、万葉集では庶民の歌に心が
うたれる歌が多い。
特に防人の歌の中に、涙を伴うものが多い。
時の王朝は、なぜ九州の防備に関東以北の人を徴兵したか。

「唐ころむに取りつき泣く子らを置きてぞ来ぬや母なしにして」

こんな残酷な歌もない。父の衣服にすがって泣く子らには、
育ててくれる母も居ないのである。徴兵された男の妻は死んだのだ。
村には役所もあって、この男の状況を把握していただろうに。
これは、父子の永遠の別れの場面だ。残された子らは飢えて死ぬか
タチの悪い親戚に、売られる運命が待っている筈だった。

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