プラント大手の日揮の社員や、おそらくは関連
起業の社員も、安否が気遣われる。
今度のことで、アルジェリアが今やアフリカで最大
の領土を持つ大国と知った。
フランスを宗主国とする事以外に、あまり知識は
なかった。地中海の沿岸国のイメージが強かった。
それがサハラ砂漠を領土に持つと聞いて、地図を
確認したら、なんと広い国土を持っている。
日揮は知る人ぞ知る優良企業である。
だが天然ガスが出る場所は、日本人にとって、あまり
住み心地が良いとは言えない。
78年の時点で、日本人が3234人も駐在していた
と知って驚いた。
78年なら、ボクはまだウイーンに居たが、オーストリア
にも、そんな大勢の日本人は居なかった。
今も数百人のオーダーで邦人が住んでいる。進出企業
も35社もある。
安倍総理にとっては、出直し内閣の初外遊にケチを付け
られた感もあろうが、そこは自民党の人材豊富なところ。
特に副総理、麻生太郎の存在感が光っている。
YouTubeに残っている動画を見たら、麻生首相が如何に
立派な首相であったかが分かる。
カレは決して、漢字も読めない、愚鈍な総理ではなかった。
デフレに歯止めを掛けようと、真剣に取り組んでいた政治家
であった。
麻生に引き換えて、鳩山由紀夫は何をしているか。
中国に渡航し、尖閣を係争の地と話し、南京虐殺を認めて
謝罪している。あんな国賊の再入国を、許すべきではない。
円安傾向に、反転を見た相場は、わずか二日で
早くも円安傾向持続に向った。
甘利氏や石破氏の発言を、安倍総理が断固否定
した形が明確になって、安倍総理の強い円高修正
への指導力が見えたと言って良いだろう。
民主の三人とは、政治家の持つ信念の違いが、
ハッキリしたことは、日銀の協力姿勢と共に、
日本国に指導力を持った総理が現われたと、
国際社会が評価するであろう。
対米ドル、対ユーロでの、円安傾向持続で、
多くの輸出企業の収益が押し上げられ、GDP増加
に貢献する。
矢張り、政権を変えたのが、日本の国益に繋がった。
日本製の部分に参加しているメーカーは、
東レ、三菱重工、富士重工、川崎重工など。
全体の組み立てに、欠陥の原因が有りそうだ。
部品を集めてトータルに設計・組み立ては、
日本が得意とするところ。
今後は純日本製の方向に持って行けば良い。
何もTPP参加の論議の前に、すでにアメリカが
新型航空機の全体設計で主導権を握っている。
主たる新型部品は日本製。これは国際協力とは
言えなくて、米主導、日は従属の形じゃないか。
三菱・富士・川崎といえば、かつて米英を悩ませた
日本の航空機メーカーの名前の列挙である。
今回の事件(問題)は、TPP参加反対説に優位に
働いたと見て良いのでは。
TPP参加で、得られる日本の輸出増加は、
内閣府試算で、十年間で2.7兆円に過ぎない。
この「十年年間で」を、日経はわざと隠して表現して
いる。年間僅かの2700億円とは、流石に言い難い
と見える。