嘉田由紀子滋賀県知事のことである。
まんまと小沢一郎の術中にはまり、小沢一派が
残って、嘉田と阿部知子の両名が離党する破目に。
これで小沢は、政党助成金を貰える資格を得た。
最初からの計算通りに事が運び、さぞ御満足な事で
あろう。
卒原発での大騒ぎに、未来の党に属した筈の小沢
一派は乗らなかった。
彼等は嘉田の名前を利用して、年末に別の党を作り
政党助成金を得る資格を狙っての、嘉田かつぎを
演技しただけのこと。
嘉田に共同代表をと、持ちかけられた阿部知子も
泣きを見た。馬鹿女が二人。嘉田は次の知事選では
落ちるだろうし、阿部知子も帰る家を無くし、孤独を
かこつ事になった。
小沢が民主に帰るとの、観測を喋る政界雀が居るが、
果たして小沢の思惑通りに話が進むだろうか。
政界雀といえば、あの田原総一郎が、夕方の読売テレビ
に出て、得意げに橋下・石原会談のウラを語っていたが、
少々政治を知る者には、分かりきったことばかり。
ヤツはもう78歳で、立派なクソ爺だ。いい加減に引っ込め。
出る田原も田原だが、こんなヤツを出演させる読売テレビ
も、どうかしている。
問題の新聞社は朝日だけじゃなく、いまや
日経も毎日も、それに東京新聞もアンチ安倍
を明確に打ち出している。
テレビも同様で、特にNHKの安倍バッシングが
ひどい。TBS、テレ朝、なども然りで、それぞれ
社内に強固な労組が居って、その労組が実権
を握っているかに見える。
年末にNHKが、安倍政権の政策についての
視聴者代表も集めての討論会があったが、学識
者代表で呼ばれたのが、藻谷浩介とは、余りにも
アンチ安倍を鮮明に出していて、最早NHKには
視聴料を支払う必要は無いと思えた。
日経の態度は、暮れの30日の「春秋」を読めば
自民党復権に嫌がらせしか言えない新聞社に
性格を一変したとしか思えない。
必要なら、ここに引用しても良いのだが、あれが
日経の論説委員クラスの文章だとすれば、文章
も下手だし、情けなくなる。
「土建国ニッポンの復活を願う向きには、懐かしくて
たまらぬ政治の動きであるに違いない。」
日経は老朽化した、60年代の土木建築物で覆われた
日本の現状を放置せよとでも言いたいのであろうか。
民間が投資活動に動かない時、財政出動で動きを
スタートさせて、先駆して見せる施政が、土建国復活
と揶揄されることであろうか。