作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 ミンスは争点を見出せず世襲を問題視 】

2012-11-22 17:24:47 | 02 華麗な生活

なんとも姑息な手段に出たものである。
それしか言う事が見つからないのかと哀れに思う。

世襲議員は、地盤も看板も親譲りのものがあり、
新人でも有利なことは事実であろう。
だが世間は世襲議員にはより厳しい。
下手な事をすると一期で命脈を絶たれてしまう。

ミンスには世襲の者が少ないから、自民をあてこする。

小泉進次郎は、これがあの純一郎の子とは思えない
論客であり、勉強熱心な議員である。

そんじょそこらのガールズの何十人が束になっても
一人の進次郎に勝てっこない。

ミンスは、創業者も放り出し、下克上で党を乗っ取った
野田が支配する、踏み絵の恐怖政党と化した。

国際会議に、これが日本の代表だと、威張れる顔に
生まれ変わってから、他党をあげつらう事をやれ。

マーケットは正直だ。
日本の景気なんか、株価が二万円にでもなれば、
一気に明るくなる。

ミンスの時代には無かった事が、いま始まりかけた。
円安の進行で輸出環境は大いに良くなる。

ミンスが消える事を、歓迎した市場のシグナルである。

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【 衆院選は人物本位で 】

2012-11-22 09:23:55 | 02 華麗な生活

小選挙区はボスのチカラがモノを言う選挙制度だ。

小泉内閣は長くは続いたが、「郵政民営化」のスローガン
だけで集まった、チルドレンが多数当選できた選挙で、
この内閣の間に、日本の社会の秩序が大きく破壊された。

竹中氏を重用し、雇用の世界で「派遣業者」が跋扈した。

民主の三年間は、小沢組の親分が鳩の家を乗っ取り、
小泉方式に倣ってガールズ選挙に大勝した選挙であった。

小沢は独裁者の顔を昂然とし、官邸の権威を無視した。
いわば蘇我氏みたいな政権であった。

そのミンスが、野田によって「下克上」の様を呈している。
野田を歴史上の人物に例えれば、松永弾正の名しかない。

鳩は弾正に追われ殺された足利義輝に相当するのだろう。

橋下維新は信用できない。自分が大阪市政に専念する間を
石原将軍に任せ、四年後に総理を目指す、その為には
全ての政策も、石原の都合よく会わせようとのいい加減さ。

こんなヤツ維新を名乗るには不当であり、倒幕どころか
老い先短い、徳川家康を担ぐ理念無き政治グループに
成り下がった。いわば260年の空間を越えた「新撰組」である。

日本円は82円台に乗り、株価は一万円を回復する気配。

国際収支の大幅赤字にも関係なく、市場が安倍政権を好感
している。
デフレ脱却と、円の不当な高値を是正できれば、日本の景気は
良くなるシグナルが出ている。

戦後レジュームからの脱却は大いに結構なこと。
中国の海洋強国には、自衛隊の国防軍への改組も大いに結構だ。
何も戦争をせよとは言わない。
戦争は二十世紀で終わった遺物と見る。

スイスにもスウェーデンにも強力な軍事力がある。
国際社会で存在感を高める手段として、特に海軍と空軍の強化を。

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