作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 小さな政府か大きな政府か 】

2012-08-28 18:40:13 | 02 華麗な生活

民主党という政党が生まれて、日本は明らかに悪くなった。

最初は鳩山兄弟のために、大金持ちの母親からの子ども手当てで
兄弟が党運営の資金を出した。

由紀夫の方が、同じ変わり者の管直人を引っ張り込み、社会主義政党
への芽が生える。朝鮮半島出身者との関係が密になる。

弟の邦男は、変ってきた体質が嫌になり、都知事選挙を機に離党する。

やがて尾羽打ち枯らした小沢一郎が、庇を借りて母屋を乗っ取る。

どやどやと、社会主義者が仲間入りをする。
輿石とか赤松なんて、札付きの悪党が住み着く。
もはや完全なサヨクの巣窟と成り果てる。

日米関係の悪化を皮切りに、対ロシア、対中国、対韓国。
すべてが悪い方に傾いてきた。

小沢一郎も出て行ったし、その他ぞろぞろも、何組かに分かれて出て行った。

残った野田が、まるで自分が主であるかの大きな顔で、親書を出す。
韓国からは付き返された。
懲りない野田は、今度は中国に親書を。
さて、親書は受け取って貰えるか。

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【 衆院は違憲状態の定数を先ず是正せよ 】

2012-08-28 14:51:23 | 02 華麗な生活

民主党案は昨日も書いたように、定数40の削減と
比例議席の連用制という、一般には分かり難いものを
ぶら下げている。

わざと分かり難くしたものと断定して良い。

自民党が同時に提出している、違憲状況からの脱却を
先行議決すれば、事は簡単に収まる。

民主党も政権与党なら、分かり難いものを抱き合わせて
議事に日数を掛けることを前提にする、汚いマネはやめろ。

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【 父と兄の敵に屈した池田輝政(歴史エッセイ121) 】

2012-08-28 11:52:00 | 05 歴史エッセイ

徳川家康という、生まれ素性も知れぬ男が天下人に収まる。
どこの馬の骨かという点では、秀吉と変わるところがない。

天下人として君臨する、きっかけに成ったのが「関ヶ原」の
前哨戦に当たる、尾張清洲城攻撃であった。

秀吉の数少ない親族の身で、愚かにも家康の先陣を気取った
福島正則は、狂人の類で同僚の池田輝政と激しく清洲の先陣
争いを行なう。

池田輝政も不思議な男で、父勝入と長兄元助とを長久手の軍で
家康に討ち取られていながら、その敵の天下取りに尽力する、
まことにヘンな男である。

清洲城主は織田信秀。例の本能寺の変で、信長が明智光秀の
謀反で殺された時に、長子信忠も共に殉じて死んだ。
まだ幼児であった、三法師が長じて祖父の旧城の主となっていた。

福島正則も、池田輝政にとっても、信長様は秀吉様の主君である
との想いはあった筈である。すなわち信秀は両名にとって主筋に
当たる。

両人狂ったように、清洲攻めの先陣争いに、功名を競った。
家康には詐欺師の要素があり、加えて魔術にも長けていたと見る。

詐偽と魔術で狂わされた正則と輝政は、お互いに憎悪の念を燃やし
清洲の主筋に襲いかかったのである。
時に家康はどこに居たか。のうのうと江戸に居坐って、清洲の戦いを
遠望していたのである。

正則も輝政も、愚か者よと罵られて然るべきである。

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