民主党という政党が生まれて、日本は明らかに悪くなった。
最初は鳩山兄弟のために、大金持ちの母親からの子ども手当てで
兄弟が党運営の資金を出した。
由紀夫の方が、同じ変わり者の管直人を引っ張り込み、社会主義政党
への芽が生える。朝鮮半島出身者との関係が密になる。
弟の邦男は、変ってきた体質が嫌になり、都知事選挙を機に離党する。
やがて尾羽打ち枯らした小沢一郎が、庇を借りて母屋を乗っ取る。
どやどやと、社会主義者が仲間入りをする。
輿石とか赤松なんて、札付きの悪党が住み着く。
もはや完全なサヨクの巣窟と成り果てる。
日米関係の悪化を皮切りに、対ロシア、対中国、対韓国。
すべてが悪い方に傾いてきた。
小沢一郎も出て行ったし、その他ぞろぞろも、何組かに分かれて出て行った。
残った野田が、まるで自分が主であるかの大きな顔で、親書を出す。
韓国からは付き返された。
懲りない野田は、今度は中国に親書を。
さて、親書は受け取って貰えるか。
民主党案は昨日も書いたように、定数40の削減と
比例議席の連用制という、一般には分かり難いものを
ぶら下げている。
わざと分かり難くしたものと断定して良い。
自民党が同時に提出している、違憲状況からの脱却を
先行議決すれば、事は簡単に収まる。
民主党も政権与党なら、分かり難いものを抱き合わせて
議事に日数を掛けることを前提にする、汚いマネはやめろ。
徳川家康という、生まれ素性も知れぬ男が天下人に収まる。
どこの馬の骨かという点では、秀吉と変わるところがない。
天下人として君臨する、きっかけに成ったのが「関ヶ原」の
前哨戦に当たる、尾張清洲城攻撃であった。
秀吉の数少ない親族の身で、愚かにも家康の先陣を気取った
福島正則は、狂人の類で同僚の池田輝政と激しく清洲の先陣
争いを行なう。
池田輝政も不思議な男で、父勝入と長兄元助とを長久手の軍で
家康に討ち取られていながら、その敵の天下取りに尽力する、
まことにヘンな男である。
清洲城主は織田信秀。例の本能寺の変で、信長が明智光秀の
謀反で殺された時に、長子信忠も共に殉じて死んだ。
まだ幼児であった、三法師が長じて祖父の旧城の主となっていた。
福島正則も、池田輝政にとっても、信長様は秀吉様の主君である
との想いはあった筈である。すなわち信秀は両名にとって主筋に
当たる。
両人狂ったように、清洲攻めの先陣争いに、功名を競った。
家康には詐欺師の要素があり、加えて魔術にも長けていたと見る。
詐偽と魔術で狂わされた正則と輝政は、お互いに憎悪の念を燃やし
清洲の主筋に襲いかかったのである。
時に家康はどこに居たか。のうのうと江戸に居坐って、清洲の戦いを
遠望していたのである。
正則も輝政も、愚か者よと罵られて然るべきである。