我が社にはコーヒータイムがある。
豆は吟味して買うから、下手なカフェよりも遥かに良質な
珈琲が味わえる。
丁度夕刊が届く。一面に表記の記事が出ていた。
中味を良く読んだら、中国には、年間売り上げが500万元以上の
造船会社が1630社もあるそうで、その9割が年初からの受注がゼロ
の状態で、倒産が相次いでいるとのこと。
二面を見ると、そこに中国の最低賃金が、今年の上半期に最低賃金を
引上げて、16の省市で平均19.7%も上昇したとある。
問題の新疆ウイグル自治区も、月額1340元に上昇し、その順位は
深セン・上海に続く三位だという。
中国経済全体が減速する中で、労働コストが二割も上るわけで、
企業収益を大きく圧迫しそうである。
三党合意は、結果として自民党の存在感に大きくダメージを
与える結果となった。
野田の民主党内支持率が七割だと、今朝の日経紙は書いている。
謳い文句の、社会保障と税の一体化が、実は社会保障の棚上げ、
増税だけの先行と成ったのにである。
野田は民主党を、実質的に壊し、自民党の政策を取ってしまった。
谷垣の自民党総裁は、野田を取り込んだ心算であったのが、
逆に野田によって、取り込まれてしまった訳である。
国民にとって、良い結果なのか、悪い結果なのか、
それは今後の日教組と自治労が、どう動くかによると思う。
三党合意が、野田を延命させる結果に終わったのは間違いない。
あの「どぜう」を、これからも国際会議に、
日本の総理として出席させるのか、ため息がでるな。