関西の首長が大飯原発の再稼動をめぐって協調路線を
とっている最中に、兵庫と神戸が橋下へのヤキモチ丸出しの
別行動を関西電力に対して行なおうとしている。
兵庫県知事も神戸市長も、代々内部昇格で新風が入っていない。
現在近畿圏で最も保守的なのが、兵庫県であり神戸市だと言える。
世間の風に当たることなく、地方公務員を無難にこなして来た終着駅が
知事であり、市長なのだ。
おそらく県庁も市役所内も、古いカビやシロアリの巣窟だらけだろう。
せめて県議会か市議会に、橋下維新に呼応する動きが欲しい。
95年に起きた、日本初の震度7の激震災害は、神戸に経済特区を
作るチャンスであった。時の知事に積極行動がなく、沙汰止みになった。
神戸維新の旗を振るには、残念ながら年齢が行き過ぎた。