作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 JR各社は助かった 】

2011-07-25 18:30:57 | 02 華麗な生活

中国が独自技術で開発したと豪語した高速電車網で、
トラブル続出の挙句
大事故が発生。

追突した方が日本の新幹線をベースにした物だ。
独自技術と世界中に宣伝したものを、今更日本の所為に
する訳にもいかぬ。

追突した車両の最前部を破壊して埋めたことに、
インターネットなどで、
政府責任を問う声が多いという。
この国の落日が迫っている感じがしてならない。

汚職の匂いがプンプンしている。
前鉄道大臣が汚職を理由に、この2月に解任
されたばかり
である。



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【 ノルウエーの悩みは欧州全域の悩み 】

2011-07-25 18:18:11 | 02 華麗な生活

当初首都オスロでの事件発生時には、アルカイダの犯行と
目されたものが、
第二次の事件でより多くの死亡者を出し、
犯人は極右のキリスト教徒、ただし
原理主義者と判明。

犯行の動機は政府が取っている移民政策に反対とのこと。
移民問題は社会秩序を破壊することにつながり、さりとて
国民の数は増えない
国に共通する悩みである。

疑われたイスラム世界にとっても迷惑な出来事だ。

日本だって、安易に外人に土地を売り渡したりしていたら、
自衛隊の基地周辺や
貴重な水資源の源を抑えられたりの
結果になるだろう。

一部で囁かれている、電力の発送分離なんて、とんでも
ないこと。孫正義が喜ぶだけで、
異国に居る同類たちが
挙って参入して来るだろう。




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【 一歩数足を踏み入れたらそこはウイーンだった 】

2011-07-25 16:46:10 | 02 華麗な生活

日本での歳末の音楽界と言えば、ベートーベンの第九と
決まったものだが、
ヨーロッパでは、第九は滅多に演奏されず
ルツ王ヨハン・シュトラウス作曲の「こうもり」が演奏される。

兵庫県立芸術文化センターでの、佐渡裕指揮の「こうもり」
は演出家広渡勲の
面目躍如というべき世界で魅了してくれ
た。
23日(土) のマチネーに行ったのだが、観客席に入った
途端、はて「こうもり」に
ピエロが出たかしらと思わせる、二人
のピエロがお出迎え。加えてパーティーの
主催者ロシアの
貴族で石油王、オルロフスキー公爵に扮したかの立派な
身なりの
紳士にも挨拶されて、すでに気分はウィーンに
飛んでいた。

三年前に佐渡・広渡のコンビで「メリーウィドウ」が公演され
たのだが、今回の
「こうもり」では、二人の悪ふざけ?が
エスカレートして、誠に華やかで、かつ奇抜な、
おそらく世界
でも初めての「こうもり」の世界に引きずりこまれた。

通称ニシキタのゲーブンの大ホールの舞台が、こんなに
狭かったかと思わせる
大人数の華やかな衣装の出演者
たちが現れる。本物のバレエダンサーが要所に
配置されて
いて、数々のシュトラウスワルツの踊りの世界に。

三年前にも起用された桂ざこばが、今回は狂言回しの役回
りで大活躍。
今現在の話題を、ふんだんに取り入れながら、
二幕物に仕立てたお芝居の筋を
語って聞かせる趣向は
大当たり。
時事問題を取上げて、「九州男児でB型の人は」
とか言い
ながら、手を上げた人の方にシャンペンを持って行く。
「なんや女やないか」
で会場をドッと沸かせる。
「政治やけれど菅はあきまへんなあ」とか
「何やて、阪神
タイガースがなでしこジャパンに完敗てか」と
いった類のアドリブが多い。それでも
この喜歌劇の筋を巧み
に導く、道化役として立派に勤めあげた。

パーテイの主催者、ロシアの公爵役は舞台では別人が
登場した。男声のオルロフスキーは、ボクは初めて。

この芝居、一回や二回見た程度では、なかなかストーリーが
分かりにくいのだが、
その点でも今回のざこばは佐渡の
眼鏡に叶ったのであろう。

最後の方になって、本来この「こうもり」には関係が無い、
「会議は踊る」の主題歌が歌われたり、シュトラウスの父の
方が作曲した「ラデツキー行進曲」で観衆が手拍子で参加
するなどの趣向が盛り込まれ、たいへん楽しい舞台に大いに
ウィーン気分を味あわせてもらった。


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