汚職事件で逮捕された前職の跡を継いでいる同姓の県知事だが、
怒りは当然としても東電社長に対する態度がデカ過ぎないか。
謝罪の申し入れを二度断った上での今日の会見だったが、頭を
深々と下げて謝る社長に対し、いったいお前はどれだけエライのかと
聞きたくなった。
原発を招致したのは県知事だろうが。それが前任者または、
更なる前任者の決めたことであったとしても、自ら出馬して当選
したからには、県内に現存する原発を継続前提で引き受けた
原発についても、それなりの責任がある道理で、何もああまで
威張りくさる姿は醜いことおびただしい。
瞬時にして長年の努力が水泡に帰したと言っていたが、瞬時に
多くの被災地の家屋を壊し、人名を奪ったのは激甚大地震と
大津波の来襲によるもの。
対策を充分にとっていなかった県にも、大いなる責任があるはずだ。
少なくも原発がある県の知事を望んで就任したからには、何もかも
東電が悪いでは済まされまい。見ていて胸糞の悪い県知事の名を
佐藤という。あの威張りようは菅そっくりだ。
立花宗茂は小早川隆景を尊敬すること尋常でなく、是非にと
養子縁組を願った。このことで毛利秀包と義兄弟の仲に。
以来常に行を共にした。
大阪城に入城したまま動かない毛利輝元に代わる、関ヶ原での
毛利軍の指揮を取るのは秀元になるが、一族の中で最も
人望が厚いのが秀包。
その秀包に立花宗茂が行動を共にしている。松尾山に陣を
布いた小早川軍が、秀吉に押し付けられた秀秋のバカと、本来の
主君にして、大毛利軍の総指揮官である秀包のどちらに付いたか。
その答えは火を見るよりも明らかである。
東軍の先陣・福島正則と、西軍の実質的な総大将・宇喜多秀家の戦闘は
宇喜多が押し気味であった。秀包を見て松尾山の小早川勢が
参加したら、東軍に勝ち目は全くなくなる。
9月15日に、毛利秀包の姿がまだ見えていなかった事で、小早川の
裏切りが実行され、天下の悪党・家康奴に勝利者の名を与えてしまった。
ここらの機微を書かずして、歴史とはいえない。
毎週水曜日に週刊誌二誌が発売される。
なに買うには及ばない。新聞の広告を見れば中味が分かる。
文春の特集記事は「大震災 官邸迷走40日の全行状」とあり
菅首相ヒステリーと涙の異常症状!
菅僚を怒鳴る、絶叫する、部屋から追い出す とある。
この見出しだけで充分だ。
民主党の政調会長と、内閣の国家戦略担当相を兼ねる
玄葉についても、復興を裏切る大スキャンダルの見出しがあり、
「オレの選挙区に50台タンクローリーを出せ!」
民主党なんて、所詮はそんな輩の集団だと良く分かる。
被災地を見舞っても、感謝もされず逆に今頃なんだと罵られるアホ菅。
官邸でヒステリー状態か。そうだろうな。オモロイ奴だな。