吉田東洋が甥の後藤象二郎に命じて、
岩崎弥太郎をして、坂本龍馬の暗殺を命じるが、
剣の覚えがない弥太郎を知っている後藤は、
毒薬を弥太郎に渡して、これを飲ますようにと。
悩んだ弥太郎は、そのことに失敗し、龍馬は何も
知らぬげに土佐を出奔する。
武市半平太はまだ生きているが、
吉田東洋は、酒を食らって自邸の前で暗殺。
主犯人は那須信吾。
その甥にあたる田中顕助（のちの光顕）も、
その場にいたとの説がある。
慶応三年、京都「近江屋」で、龍馬暗殺となるが、
黒幕が後藤と思えて仕方がない。
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