作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 歴史エッセイ (55) 守と介 】

2007-03-09 12:07:10 | 05 歴史エッセイ


幕末の俊才、小栗上野介を主人公にした
ドラマをNHKがやっている。来週で
後編が終る短いものではあるが。

他に人材が居なかったのか、辞めても
辞めても、また勘定奉行に起用された人。

それ程の逸材が、なぜ上野介なんだろう。
どうして「守」じゃないんだ。

忠臣蔵のカタキ役も、吉良上野介だし、
織田信長も長い間、自らを上総介と称した。
最初上総守と名乗り、後に介に変えたとも
伝えられている。

国司の長官が「守」で、「介」は次官。

実は3ヶ国だけ、親王任国というのがあり、
親王、すなわち天皇の皇子でなければ「守」
に任じられない国があった。

それが上総、上野、常陸の3ヶ国。

だから大蔵大臣に相当する高官も上野介なら、
天下布武の織田信長も上総介なんです。

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【 新宿山の手七福神 】

2007-03-09 11:53:32 | 02 華麗な生活


東京の昔ながらの街の佇まいや風習を
見せてくれる。

それが、このドラマを見る楽しみ。

で、「拝啓父上様」なんです。

もう筋は見えた。カメラアイを楽しんでいます。

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