高校3年の夏
ちょっと遅いバイト生活を始めた
初めてのバイト
割烹寿司屋の全般で月に5~6万平均だった
特に他に欲しいものも無く
バイト代は下着とナプキン購入のお金に消えた
購入って言っても自分で買えるわけもなく
買い置きしてくれている母に
家に入れる、そんな名目で渡していた
ある意味
親公認となった下着女装
高校時代は当然、毎日ショーツを着けて登校していた
高校では体育もジャージだったので都合が良かった
ただ、困ったのが不意打ちの持ち物検査
けっこう荒れた高校だったので、タバコやらを不意打ちで検査してた
僕は、タバコは大丈夫だったけれど、ナプキンが困った
結局は、内緒の隠し場所を見つけて、そこに数枚をポシェットに入れて隠していた
日常では、周りは彼女が出来たりと華やかだったけれど
僕はさほど、彼女がいないことは気にならなかった
僕は短大に進学したんだけど
推薦で早くに合格が決まっていた
卒業間際のある日、家に電話があった、高校からだった
内容は不明、とりあえず僕と親が担任に呼ばれた
学校について、いざ話を聞けば、匿名の電話があったらしい
「そちらに通学の〇〇君が家の娘の下着を盗んで困っている」だった
確かに、当然心当たりはある
でも、あの母が僕の為に嘘をついた
「短大の合格が決まってちょっとひがんでる方々がいるんです」
「家にも、似たような電話が来て困ってます」
あの厳しい母が嘘をついていた
僕は
それを横で聞いていて、心苦しく、母親の偉大さを実感していた・・・
ちょっと遅いバイト生活を始めた
初めてのバイト
割烹寿司屋の全般で月に5~6万平均だった
特に他に欲しいものも無く
バイト代は下着とナプキン購入のお金に消えた
購入って言っても自分で買えるわけもなく
買い置きしてくれている母に
家に入れる、そんな名目で渡していた
ある意味
親公認となった下着女装
高校時代は当然、毎日ショーツを着けて登校していた
高校では体育もジャージだったので都合が良かった
ただ、困ったのが不意打ちの持ち物検査
けっこう荒れた高校だったので、タバコやらを不意打ちで検査してた
僕は、タバコは大丈夫だったけれど、ナプキンが困った
結局は、内緒の隠し場所を見つけて、そこに数枚をポシェットに入れて隠していた
日常では、周りは彼女が出来たりと華やかだったけれど
僕はさほど、彼女がいないことは気にならなかった
僕は短大に進学したんだけど
推薦で早くに合格が決まっていた
卒業間際のある日、家に電話があった、高校からだった
内容は不明、とりあえず僕と親が担任に呼ばれた
学校について、いざ話を聞けば、匿名の電話があったらしい
「そちらに通学の〇〇君が家の娘の下着を盗んで困っている」だった
確かに、当然心当たりはある
でも、あの母が僕の為に嘘をついた
「短大の合格が決まってちょっとひがんでる方々がいるんです」
「家にも、似たような電話が来て困ってます」
あの厳しい母が嘘をついていた
僕は
それを横で聞いていて、心苦しく、母親の偉大さを実感していた・・・