マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

マヨ博士の伝奇考「アーク編」の8・・・完結編

2010年04月28日 06時09分44秒 | 古代史
さて、この小説はいつ終るんだと気してみえる皆様、もう少しです。もうしばらくお付き合いください。

「おはよう友子君」、「あら、おはようございます。いつもより遅いんじゃないですか?」、「うん、ちょっと気になる記事があってな、それを読んでたんじゃよ。」「なんでした?」
「うん、「世界戦略情報 みち」という情報誌なんじゃが、4月15日付けの巻頭言であの天童さんが「第三神殿建設は英国の中東分断工作」との見出しでイスラエルの第三神殿を取り上げてるし、別に「世界に波及するエルサレム第三神殿問題」というタイトルで藤原源太郎さんも同じ話題で書いてるんじゃ。ほんでもって、着いたばかりの月刊日本で山浦さんも同様な寄稿をしているんだ。」、「だから・・・なにが問題なの?」
「難しいから一言では言えんが、イスラエルのネタニヤフ首相とオバマの関係が悪化しとるちゅうことかな?もっと言うならロシアともギクシャクし、キルギスの政変、さらにはロシアのテロもこれが絡んでるんじゃないかといっているんだよ」、「えー、なんで?」
「結局だな、イスラエルはエルサレムの第三神殿を本気で作る意思を表明したのじゃが、しかし、その神殿が出来る時にはハルマゲドンが起き、ユダヤ人が大量に生贄になり、そのあと本当のメシアが現れる・・・・。つまり世界は一度破滅するんじゃな」、「それって本気なんですか?」
「さあ、私にはよく分からん。しかし、シオニスト達は本気でつくるつもりじゃよ。まあそれで、仮に神殿を完成させるとすれば、その真ん中には何かがいるのじゃないか?」、「あっ、それは神殿の真ん中にはアークの聖櫃があるんですよね・・・」
「な、聖櫃がいるじゃろうが。しかも完成にあわせるなら早急に・・・・」、「じゃあですね、日本に隠されているかもしれないアークの聖櫃は第三神殿の完成に合わせどうしても掘り出さねばならないって意味?」、「ちがうか?しかし神殿ができると、聖書によればハルマゲドンが起き、世界は滅亡すると・・・・。」、「マヨ博士は無神論なのに聖書の預言を信じるの?」、「ははは、私は信じんよ。しかし、世界には聖書の預言が実現するように活動している勢力がいるみたいだな。」、「やっぱしそういう人たちは狂信的なユダヤ教徒なんですか?」
「いや、そうではないな。単に仕事としてやっているのだ。仕事である以上、金のためと同じだがな・・・。いわゆるシオニストとはそういう連中のことだろう。」、「シオニストってのはよく聞くけど、やはりユダヤ人たちだよね?」、「そうは思わんな。たぶんユダヤ人が表の顔になっているが、裏はワンワールドの連中じゃろう。」
「それはいいけど、その第三神殿を建てることで何が起きてるの?」「つまりじゃ、その時世界は滅びるということだ。そんな事を望むのは人間じゃないわな。」、「そりゃあそうよね。」
「だから世界は今二つに分かれているんじゃ。シオニストに反対するグループと賛成するグループに・・・。」、「どっちが有利なの?」
「これは実は難しい問題でな、つまりこれもいわば八百長臭いところがあって、敵と味方に分かれているつもりが実はお芝居だったちゅうのはよくあることなんじゃ。」、「そうよね、ほとんどが八百長だというのが博士の持論だもんね。」
「最近では、ロシアはカソリックを応援し、シオニストの活動を妨害しようとしたら、お返しにバチカンの法王に児童虐待の醜聞が発覚したじゃろ。タイミングがよすぎるんじゃよ。八百長じゃないのか?」、「はい、そうですね。」
「まあ、しかし、世界が大きく動揺しているこの時期に、日本の天皇がパピルスを手に入れたとすると・・・。」「手に入れたとすると?」
「つまり、出エジプトのときにユダヤ人が行った恥ずべき行状が暴露されたとすると、そして聖櫃の中身がエジプトから盗んだ宝物だとばれると・・・少々シオニストたちもやばいんでないかい?」
「そうですよね。これは抑止力になるわね・・・」

「私の結論はこうだ。シオニストたちは第三神殿の完成のためにはアークの聖櫃が欠かせない。だから日本であるいは世界中で必死になってそれを探していた。しかし日本の天皇はたまたま手に入れたパピルスを秘密兵器として使うことを考えたんじゃよ。だから強気に転じ、英米ワンワールドの傀儡となっていた自民党政権を終らせ、民主党の鳩山氏を中心として大アジア構想を実現する政権を作ることにしたのじゃないのか。」
「えー?じゃあ今までの話が全部一本につながってくるってこと?すごい!私には想像もつかなかったわ。」
「まあね、私の憶測もたくさん入っているから全部を信じてはいかんぞよ。」、「ええ、でもいずれにしてもパピルスの内容は「言わぬが花」ってことかしら・・・。」、「うん、そうとも。知らないほうがいいこともあるんじゃよ。どうだくたびれたじゃろ、おもしろかったか?どうだい今夜、私と夕食でも?」
「いやよ、私はこれでも主婦なのよ、家には子供や亭主が待ってるの?」「えー?私とめし食うのがそんなにいやか?」、「ははは、言わぬが花じゃないの。」

「アーク編」おわり。お疲れさまでした。



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6 コメント

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Unknown (石玉)
2010-04-28 11:32:09
mayoさん、面白かったです!
ありがとうございます(*^v^*)

友子さんはコンパには行くのにマヨ博士との食事は付き合ってくれないんですね(笑)
でもそれは、・・・言わぬが花♪
宝の在りか (姫)
2010-04-28 11:40:37
マヨ博士、お疲れさまでした。
聖櫃は、エジプトの宝物だったのに、ユダ・レビ族が持ち出し、自分たちの宝物としてしまったのでしょう。

私の妄想話をひとつ・・・
マヨ博士は疑問に思われなかったでしょうか?
何故、大本教が力を持てたのか?
岡本天明が「日継神」、その啓示「日継神示」として降りて来たというのか?
何故、神代文字などが注目されたのか?・・・

大石疑真素美は、〇印の中に・印を入れたマークを、「す」の神と言っていた。
「す」の文字は、十字架に〇を足したもので、
ケルト文字やエジプトのアンクと同様のモノだといいます。
だとすれば、大江系の人たちが言う「橘=アンク」につながりますね。
彼らは、修験者等からその秘密を知り、聖櫃のある場所が分かったのかもしれません。
私が「吉野の山」と想像したのは、前に、「吉野金山の秘図」というモノが、今はある新興宗教団体に渡っているといいました。
その教団は大本教系であり、その名前を聞けば肯けると思いますよ。
何故、宗教に課税出来ないのか?
その秘密を握っているからではないでしょうか?!
石玉さんへ (mayo)
2010-04-28 12:52:58
面白かったですか、ありがとうございます。
マヨ博士は実際はよくもてるのですが・・・やはり小説では三の線にしないとしゃれにならないので・・うそです。
姫さまへ (mayo)
2010-04-28 12:55:34
当然タチバナからエジプトへ飛んだわけで、たちばな・・・たじま・・・へのつながりが今後の課題かな?私は天智はタチバナに関わる気がするのですが、今後何かがわかればいいのですが。
Unknown (hiromi)
2010-04-28 20:41:26
mayoさん、こんにちわ。

まゆみさんの所(ttp://cocorofeel.exblog.jp/11897736/)に書いたコメントですが、こちらにも書いておきます。
なんか、ちょっと、またまたびっくりしています。

matamaさんの、「祝・平城遷都1300年祭 (藤)」の記事に、
「松に藤」の意匠から、往古の平城京に在位された〔聖武天皇〕は、「松」に喩えられるとすれば、その皇后たる〔光明皇后〕は、おのずと「藤」に喩えられよう。
と書いてあります。
h ttp://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201004250001/

「藤」「富士」「不二」「不治」「二次」「fuji」「ふじ」「フジ」・・・
スペイン語で「fuji」は「フヒ」です!!!「フヒト~」?

なんかすごいぶっ飛びですね。。。

matamaさんのこれの前と次の記事もかなり興味深い内容です。。。

それと、上に書いた、マサパンのコメント、すっかり書いたことを忘れていましたが、今、また考えると、意味深ですね・・・。

そういえば、スペインもオレンジで有名です。
特にバレンシアオレンジ。
オレンジは、スペイン語で、Naranja(ナランハ)。

大麻は、marihuana(マリワナ),marijuana(マリフアナ)、mariguana(マリグアナ)。
Mari Juanaは女の人の名前にもなります。英語ではMary Jane

Maria(マリア)の近くにあるので、関係ありそうな気がします。

Asuncion(アスンシオン)とも関連ありそう・・・。

mayoさん、どう思いますか?
見当違い?いい線いってます?
hiromiさんへ (mayo)
2010-04-29 06:17:44
やはり海外にいるほうが色々見えてくるところが多いようですね。藤に関してはいい感じですね。後のことは参考にさせていただきます。大麻とマリアは面白い考え方です。たぶん、大いに関係がありそうです。

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